WebStorageの読み書きにBasil.jsがなかなかよかった

Wisembly/basil.js: The missing Javascript smart persistent layer

要件は以下の通り

以下のプラットフォームの両方で動くこと

  • Node.js
  • Browser

動作するストレージが以下に対応していること

  • WebStorage
  • Cookie
  • Memory

それとここものすごく重要なんだけど namespace に対応していること。Cookie も WebStorage も Same Origin の中で様々なコードが勝手気ままにデータを読み書きするので、ちゃんと自分の namespace を守っていく必要がある。

Memory対応は重要

なぜかというと Node.js には WebStorage も Cookie もないので、Node.js 上でテストを実行した際に死んでしまう。Memory で動けば少なくともロジックのテストは行える。もちろんより厳密には localStorgae や Cookie をエミュレートするライブラリを追加したり実ブラウザでのテストを行なってもよいが、最初からそこを目指すのはちょっとコストが大きすぎる感じがする。まず API を固めて中の処理を書くことをさっさと進めるために Memory 対応があるとすごく助かる。

意外とすべて満たすものがない

日本語でも情報の多い Store.js を使ってみたのだけど、これは v 2.12.0 の時点で namespace 対応が壊滅的にダメだった。set, get はできるけど、each で回すと namespace から外れたデータまで取得できるうえにご丁寧に namespace ( 実際には prefix ) を取り除いた key が返ってくるので、どれが自分の管轄のデータかさっぱり分からない。

もちろん contribute するのも手なんだけど、さすがに storage 系のライブラリを今から育てていくぞ、ってのはモチベーション的にはなかなか厳しいっすよねー。

まとめ

こんな感じでブラウザ独自 API はできるだけ直接叩かないのが大事だなーと思ってる昨今。

Google の sitemaps 生成ツール

sitemap-generators - Google Code

Python 製。基本的にはサーバ上でダイレクトに実行することを想定しているが、URL リストを作成して手元の環境でも動作させることができる。更新 ping を送ろうとしていたので慌てて止めた。

できる sitemaps XML が Google 以外でも解釈してくれるのかどうかはよく分からない。

使い方はヘルプとか README とか読めば分かると思う。分かるまで読め。

Ruby の map がなぜ好きになったか

inject 厨ではないのでそこは無視。

以前は

vars = []
arr.each { |e|
  vars.push( なんらかの処理 )
}

みたいな形で新しい配列を作るのが自分的には当たり前だった。でも今は多くの場合で

vars = arr.map { |e|
  なんらかの処理
}

で書くようになってきている。これがなぜ好きかということを説明していて、ブロックの中の変数が減って1好き、と言っていたんだけど、

なんか違う気がしてきた。

each はブロックの中と外で同じ変数をいじる、つまり副作用を基本にした処理なのがイヤなんだ。なるほど、そういう感覚になるんだな、これ。

……。副作用って言葉の使い方が合ってるかどうかは分かってません。ツッコミ待ってます。

ちなみに PHP の場合、メリットが分かっても array_map() はどうしても好きになれません。

  1. この場合は vars がなくなる 

思い立って simple delegator もどきを書き始める

PHP で、なんつーか、filter 構造のオブジェクトが欲しくなり、自分の持っていないメソッドがあったら委譲先に丸投げする1という潔いクラスを作って、Ruby のマニュアルで見かけたことのある simple delegator という名前をそのまま拝借して付けてみた。

その後、実際にメソッドが定義されているオブジェクトのリファレンスを返すメソッドと、定義されているメソッドを移譲先のオブジェクトごとに一覧してくれるメソッドを追加しておしまい。2

たったこれだけなんだけど自分が思っていた以上に便利だ。

こいつをさらに wrap して今度は手で通常の委譲をしてやると、中ではどこで定義されているかによらずにメソッドを自由に呼べて、外からは限られたメソッドしか呼べないというオブジェクトができあがる。

もしかして PHP 5 ではこんなの普通ですか? まぁいいや。

  1. PHP には method_missing なんて便利なものはないので、移譲先を含めてどうにかメソッドを呼び出してくれというメソッドを定義しないといけない。今回はこれを _call() と名付けた。なにかとかぶっていそうだけどとりあえず無視。 

  2. 実際には自作のベースオブジェクトの機能を使って呼び出しに失敗した際のエラーを格納するとか、そういう機能もついてるけど。 

近江町市場を壊し始めたらしい

話には聞いていたけども武蔵の再開発で近江町市場を壊し始めたらしい。すでに仮店舗での営業をしている店が結構出てたけど、いよいよかと。

近江町市場は将来的には地上5階、地下1階のビルに収まっちゃうそうな。なんだか風情がないねぇ。

ということはあれか、今年の夏があの氷の見納めか。撮っておいた方がいいかな?

pukiwiki の parser いじり

なんか今のところ & を2回エスケープしちゃってるみたい。それ以外はとりあえず思ったような感じで出力できてる感じなんだけど、なんでこんなことんなってんだ?

ヘルプのページに書式がことこまかに書かれてるんで確認にはちょうどいいんだけど、同じ記法がプラグインだったりユーザー定義ルールだったり組み込みだったり、面倒くさいなぁこれ。ほんとに。

今のところ convert_html.php, default.ini.php, file.php, func.php, html.php, make_link.php, plugin.php, pukiwiki.ini.php を使って、init.php の代わりに pseudo-init.php を用意。init.php をそのまま使うとデータディレクトリの permission チェックとかしちゃうんで動かない。

コーヒーミルを買ってみた

ドリップコーヒーが好きなんだけど、時間が掛かるのでそんなにしょっちゅうドリップしてるわけじゃない。そうすると引いた状態で買ってきた豆が悪くなっちゃう。そんなに大量に買ってるわけじゃないし、これ以上減らすのは難しい。

ということで豆を自分で引くことにしてみた。ますます時間が掛かってドリップしなくなるような気もするけど、そこはそれ。

timezone とサマータイム

スラドの 「サマータイム」がやってくる!? から

「South Ryukyu Islandsの謎」調査の中間報告 および 最終報告

へぇ。かつて中央標準時と西部標準時があったのね。

しかしサマータイムって直感的には高緯度地方にしか恩恵がないと思うんだけど、どうなんだろう? 日本は北海道を除けば特に緯度が高い方ではないので別にサマータイムを導入する必要ないと思うし、2000円札のように混乱を生むだけでメリットないと思う。だいたい、サマータイムで省エネってほんとにできるの? しかも例えば4月〜10月って。秋の日はつるべ落としと申しましてな。10月なんかあっという間に日ぃ暮れるんじゃ!1

ただ北海道だけサマータイムをやると仮定すると同じタイムゾーンの中にサマータイム実施地域とそうでない地域が混在してしまうのでそれも分かりにくいような。てなところでふとオーストラリアはどうなってんだろうとひらめいたので 日本とオーストラリアの時差とサマータイム を見てみると、案の定北部(低緯度地方)はやってない。あ、同じタイムゾーンでも州によってサマータイムを実施するかどうかが変わっちゃうんだ。まぁオーストラリアはでかいもんなぁ。

標準時 - Wikipedia を見ると緯度は別にどうでもいいのかなって気がしてきた。なんか、「やりたいところはやってる」って程度なのかもしれない。日本と似たような緯度でもギリシャはやってる2。お隣の中国はやってない。うーん、基本的にアジアではやってるとこ少ないし、やらなくていいんじゃないかな。放送も交通もかなり混乱しそうだし。例えいくらか省エネが実現できても3、「普通の市民生活のコストが高くなる」のは間違いないでしょ。日本人は生真面目な人が多いし、サマータイムの前後に胃を壊す人とかいっぱい出るかもよ。あ。もしかして病気も経済効果とかたわけたこと言う人出てこないだろうね。

と思ったら 地球環境と夏時間を考える国民会議」報告書の概要 によるともう国民の半数は賛成? 誰に聞いたのよ、これ。

  1. 6月末がピークなんだから、他の国がやってるとかそういうことじゃなくて、10月まである方がそもそもおかしいと思わないのか? 半年やるなら春分から秋分でええやんけ。 

  2. どの州が、とか細かいことは調べてない 

  3. それも結構疑わしいし、たいして日が長いわけでもないんだから、daylight saving も実現できないだろう。 

オレFreeSBIE

FreeSBIEによるLiveCDの作成

knoppix のバイナリの抜き差しの話からするとだいぶ様子が違うので、バイナリ文化しかない人は面食らうこと請け合い。

しかし、そうなんですね。モノさえあればあとはどういう設定ファイルを用意するかだけなんだから、FreeBSD 使いにはこれがいちばん楽なんだな。

あとは

PHPOOT とか確認したいと思います。時間がいくらあっても足んねーな。

サイトの更新情報とか

RSS と Atom(Google はこっちを採用?)があって、RSS も 0.92 と 1.0 と 2.0 があるんだっけか? ちょっと早めに整理したいかもしれん。何しろ 天下の朝日さえ対応してる くらいなんだから。

pdumpfs 効果半分

バックアップは行われている。2回目の実行である今日は変更のあったファイルだけが記録されているので、その点では期待通りの動作をしている。しかしハードリンクは生成されていなかったので、最新のバックアップだけを見ても全体像は分からないし、何かあったときに全体像を再現させるのは結構面倒だ。(まー公開サイトのローカルデータなので完全に再現できる必要に迫られることはまずないっちゃないんだけど。)ファイルの削除を追跡できないので。

ま、とりあえず過去のある時点でのファイルに戻せる、という当初の目的は達しているのでしばらくこれでよしとしよう。思ったような状態にはなっていないので、メモはしばらく公開しないでおくことにする。 次は追試として SMB の接続先をドライブとしてマウントした場合、これでもだめなら .NET Framework を利用しているmdumpfs を試すことにしよう。 いつかね。

後進を自分よりダメと断言できるか

nakagamiさんのスラド日記を見て思ったこと。

などを書く予定と書いておくてすつ。

Windows も集中管理?

まぁ GUI 依存な部分はどうしようもないですが。標準のイベントログもすぐパンクして使いものにならないし、どうしたものか、という人には朗報かも。誰か試してくれい。

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