stat系ツールの定番てなんだろう?

シス管としてまだまだ知らないことが多いのでお勉強。これまで少し漠然としていたんだけど、を読んでモニタリングとレポートの違いをはっきり意識できたので、この観点で挙げてみる。

とりあえずこの辺のツールを不自由なく使えれば多少マシなのかな? ちなみに、*BSD と書いてあるけど、OSX にはこの手のツールはないっぽい。

reporter

sar ( sysstat / Linux )

Linux の sysstat は reporting ツールで、sar が reporter.

report に使う元情報は sa1, sa2 というツールで収集しているらしいが、これらは bin/ 以下にないのでユーザーには使ってほしくないみたい。

bsdsar ( *BSD )

基本的には sysstat の sar と同じ役割を果たすはず。bsdsar は ports でインストールしたら

/etc/crontab
/usr/local/etc/bsdsar.conf

に情報が加えられ、bsdsar_gather によって情報収集が行われ、結果、bsdsar で report を出力できるようになる流れ。

monitor

systat ( *BSD )

sysstat とはベツモノなので注意。BSD系にしかないっぽい。curses を使って、今の状態が表示され続ける。top のようなもんだけど、よりビジュアルにリソースの空き具合が分かる。それでいて Terminal 上でそのまま確認できる。標準で入っているので何も準備する必要がない。嬉しい。

cf. monitor: top + systat: uyota 匠の一手

dstat ( Linux )

systat の Linux 版のようなものがないか探していたら見つけた。

DAG: Dstat: Versatile resource statistics tool

Python製のmonitoringツール。systat とは表示の仕方が違う。今の状態が表示されるのは systat と同じなんだけど、これが流れていく。twitter や irc のようにどんどん情報が流れていくツール。

過去(数秒前とか)の状態と一応比べられるのがメリット、なのかな? systat と違って何もなくても一度に目に入る情報量が多くなってしまうので、あんまり好みじゃないかもしんない。でも systat の Linux 版はないみたいだしなぁ。

発掘

今週というか先週はタイヤを換えてなかったので徒歩で過ごしていたのだが、その間にすっかり車は雪の中に埋葬埋没。風邪を引いた身体にむちを打ち、トータル3時間掛けて発掘。油断していたのでアンテナは曲がり、乱暴に雪を落としたためフロントガラスに傷が…。(たいしたことないとは思うんだけど。)

考えたら車に乗らずにいて雪の中に埋め込んでしまったのは初めてなんだなー。今まで雪が降っても絶対に動かしていたから、こういう事態にならずに済んでいたのか。雪が降ったときにそこに車がなければ、積もり方は均一なので踏みつけるだけで場所は確保できるんだけど1、周りに雪の壁ができちゃったときは掘り起こす以外に方法がない。

やっぱちゃんと早めにタイヤ換えて、どか雪が降るときこそ車は動かすようにしておかないとダメだな。

それにしても ADSL の接続がやたら詰まる。モデム自身は繋がってるつもりになってるんだけど…。テレビもゴーストが増えるし、雪の影響はなかなか大きい。

  1. 4WD なのでタイヤの半分くらいまでは埋もれてもなんとかなる 

pnamazu on OS X

検索精度が悪くて使いものにならなかった msearch をようやっとやめて mknmz(FreeBSD) + pnamazu.cgi(OS X) という構成で local に namazu 環境を作った。

……。

pnamazu.cgi は再検索するとさっきまでの検索結果に今回の検索結果がプラスされていくんですが? なにこれ? そして中を覗いたら殺人的なスクリプト…… orz

誰? 誰なの? こんな作り方教えたのは?

もう知らん。

誰にでもできる難しいこと

自分が勝手に価値を感じて勝手に喜びを見出していることが少なくとも二つある。

  • 日本語
  • 写真

どちらも今の日本で育った人ならほとんどの健常者は造作もなくできる。日本語を読み書きすること、写真を見ること撮ること。しかしその真髄に迫れる人はごくわずかしかいない。自分が迫っているとは恐れ多くて言えないが、努力はしているつもりだ。磨ける限り磨き続けていきたいと思う。1

同じようにたいがいの人がある程度経験していて、なんとなく一家言持った気になれてしまうものがいくつかある。そこにやはり自分も何がしかの興味を持つ。しかしまだまだだなと感じている(要するに努力が足りない)ことは

  • 教育
  • 組織
  • 政治

辺りか。こうして並べるとこれは「ケチをつけやすいテーマ」だということが分かると思う。

ほとんどの人が何がしかの教育を受け、また子を持てば教育する立場に置かれる。ほとんどの人が何らかの組織に属し、組織内で様々な役割を演じている。ほとんどの人が政治の影響下に生活を営み、政治家の失態、失言をことさら大きく扱うニュース情報に晒されている。

これらについて、とりあえず自分の目の前で起こること、起こったことに疑問や反感を抱けば、それでオレ流意見のできあがりだ。そんなオレ流意見はある面では圧倒的に正しい。しかし局所的に過ぎる。

局所的なことは悪いことではない。事象を問題として認識するときはいつも local であるべきだと自分は感じているのでその点を否定するつもりはない。逆に常に global な視点で問題を捉えるなんて、いかにもスマートだが「証拠と論理のゲーム」のようで個人的にはいけ好かない。ポイントは局所的「過ぎない」ための努力にあると思う。

まとめると、教育、組織、政治について、よくある飲み屋の一家言以上のものを目指したいってことなのかな? この辺りの、できそうでできなさそうで、でもやればできるんじゃないかなって感じが、自分は好きなんだな。きっと。たぶんこれは音楽や絵やスポーツなどのいかにも才能だと誰の目にも明らかなものを一つも持ち合わせていない自分が見出したニッチなのだろう。

  1. 実際にいつまでできるかは分からないけど。 

Architecture of the World Wide Web, Volume One

via W3C、10年間の集大成となる文書を公開 (CNET Japan)

読む。読め。

あげ

Namazu 2.0.14, PHP 4.3.10

うちのサーバはディスクアクセスが遅いから build はつらいなぁ。最近軟弱になってきてるから Debian Sarge でバイナリアップデートが楽でいい!とか思い始めてるけど、外向きに公開しちゃってるからさすがに怖いのよね。

そういえばうちの Namazu はインストールしてるだけで何もしてないんだった。使ってあげんなん。

減点部分を確認

午後II の問1

  • ポリシーの改訂に当たって改訂部分(diff)を明確にしておかないと伝わりにくいことに気づかなかった
  • 情報の破棄について気づいていながらそれを回答に結びつけることができなかった
  • 「Web ベースの教育システム」に敏感に反応しすぎてそのシステムそのものの欠点を回答の中で指摘してしまって本来回答すべきことがおろそかになっていた

なにやっとんぢゃ、わしゃ(-_-; そういえば回答し終わって「この問題文の用意しているシステムじゃー教育なんかちゃんとできねーよ」とか毒づいていた気がする。そらあかんわ。油断でも勘違いでも眠かったわけでもなかったらしい。あえて言うと「いらんことしぃ」。

ちなみに問1 の出題要旨。

個人情報保護法が2005年4月からの全面施行に伴い、個人情報を扱う企業では、その管理や安全管理対策が急務の課題になっている。

本問は、情報漏洩問題を起こした企業を例にして、情報セキュリティに関する教育・運用の管理策を具体的に企画・実施する能力や、情報が漏洩したときのリスクコミュニケーション能力など情報セキュリティアドミニストレータの立場から具体的に回答することを求めている。

(平成16年度秋期 情報セキュリティアドミニストレータ試験 解答例より)

教育システムそのものに疑問を挟む余地はどこにもありません。当たり前ですね(-_-;

あーほんとだ。問2 の方が答えやすいかもしんない。でも一応個人情報取扱事業者だし、とか思って問1 にしたんでした。うーむむむ。

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例によって個人のなんちゃらです