2004-10-01 [長年日記]
_ ネットワーク認証型コピーコントロールCD “レーベルゲートCD”仕様の終了について
先に発表した Avex と違ってこっちは全廃なんですな。まーなんにしても消費者(とプレイヤー)に無用の負担を掛ける規格がなくなるのはよいことです。たぶん海外からの圧力なんだろうなぁ。SME は Avex よりも海外に強そうだし(印象)。日本で具体的な抗議行動みたいなのってあったのかな? ネット上にはその手のバナーはあったけど、そんなに有名なアクションて聞いたことないな。
実は WinMX や Winny の流通量減少を把握したうえでの決断だったりして。
2004-10-02 [長年日記]
_ サーバをちょいいじる
変なアクセス見っけ
ふとルータに目をやると自分の覚えのないアクセスがチカチカしている。はてなー、外から何かきているなぁ、と思ってログを見ると案の定 sshd に対して適当なユーザーでいたずらしている人発見。オーストラリアからのアクセスだ。
rsa 鍵認証しか許可していないので成功するわきゃないんだけど、目の前でいたずらされ放題ってのもあんまり気分のいいものではないので逆にこっちからアクセスしてみた。
openssh 3.1p1
うーん、ほんとかどうか分からないけど今どきそのバージョンはどうだ? そんな ssh 解放しておいて自分が痛い目見ても知らないぞ。ついでに ftp は
wu-ftp 2.6.2
だった。こっちはまだまともか。ftp と ssh しか開いてないなんて目的が知れるけど、人んち叩くんなら ftp で生パスワード流すのはどうなのだ。
Apache のログを少々
ついでに Apache の log が膨れ上がっていたので
- worm のアクセスは別なログに記録
- 通常のアクセスも画像は記録しない
- LAN 内のアクセスは記録しない
ようにして apache のログのディレクトリを作ってそこに放り込んでおいた。まーそこまでせんでも適当なタイミングでログを消す程度しかしてないんだけど、なんかあったときにノイズだらけのログじゃ分かるものも分からなくなっちゃうので。
Apache 2 のマニュアルはほんとに見やすいな。と思ったら最初のリンク先は正確じゃないな。SetEnvIf の記述は
SetEnvIf Attribute Regex env-attribute[=value] [env-attribute[=value]]
じゃないの。ローカルの IP アドレスをどうやって記述するのかちょっと悩んだが正規表現なら簡単だ。
参考
ついでに
- cvsup
- cygwin の mirror
を crontab に入れておいた。あーでも Windows マシン使ってないじゃん。
職場で入れて便利だったので
- jman の環境を揃える
方法は
- portinstall jman
- A. 日本語マニュアル/ソフトウェア取得 からマニュアルのアーカイブを取ってきて pkg_add
- ports でやろうとすると標準的な ports の supfile では manual は取ってこないので、この方法がたぶんいちばん楽。
_ FreeBSD でユーザー作成と同時にディレクトリを掘る
できて当然なんだろうけど、今までこの手の記述を見たことがなかったので自分の実験結果をメモ。
/usr/share/skel
以下に作っておけばディレクトリだろうがなんだろうが adduser したときにどかどか作られる。ま、man adduser すれば分かることなんだけど、本当にできてなんか嬉しかったので。
_ Mozilla Japan が本家風に
見やすい。つーか想像以上にサイトリニューアルに関しては動きが早かったように思う。内部で動いている人たちはどういう人たちなんだろうか? 以前から感じているんだけど、Mozilla.org 界隈のサイト構築の手法って、結構参考になるんじゃないかな。そういうドキュメントはどこかに公開されないのだろうか。
_ Netscape の技術を RedHat が買収してユーザー認証周りがオープンソースで登場してきそう
同じく Ryuzi_Kambe の日記経由
いろいろあがってるけど米Red Hat、米AOLからNetscapeの企業向け技術を買収 (Enterprise Watch) で。具体的には以下の2つか。
- Netscape Deirectory Server
- Netscape Certificate Management System
てーことはだ。ぶっちゃけると OpenLDAP に匹敵するものがオープンソースで登場してくるってことかな?
_ イチロー、メジャー年間最多安打更新
ついでだ。なんか日記書きまくり。
素晴らしい。それがどんな世界のどんな内容の記録であろうとも、世界一は素晴らしいし、以前の記録が半世紀以上前のものということも、記録更新がどれだけ困難なものだったかを物語っており、その世界一の価値をますます高めている。
_ newsyslog
あまり増えないログはそんなに頻繁に rotate する意味がない。でも全然 rotate しないとさすがにいつの間にかすごいことになっていることもある。
newsyslog は定期的にサイズをチェックして、指定のサイズを越えたら rotate するという芸当が可能。これは使えるな。Apache の log だからって Apache 付属の rotatelogs を使わにゃならんつーこともないしね。
Linux では RedHat の開発した logrotate の方がメジャーだけど、newsyslog もよいな。logrotate の方が設定ファイルは冗長で分かりやすいかな。
2004-10-03 [長年日記]
_ 目標達成率 29%
いよいよやばいですな
_ MVP Awards
なんか Microsoft から表彰されている人が。
[MVP] 更新〜今年も一年宜しくお願いします〜<MVP と MS の皆様
なんだろうと思ったら
こんなものがあるんだな。すごいですね。「活躍」ってのはこういうのを言うんだな。
_ それって後だしジャンケンじゃ。。。
@IT:初級システム管理者のためのセキュリティ入門「にわか管理者奮闘記」補遺編2
実はポリシーありました、実は手順書ありました、ってそれどうですか。ああた。
うーん。なんだろうなぁ、初期の頃はエキセントリックというか、読み物的な面白さを求めすぎたと言うか。。。たぶんネットワークセキュリティで考えられる要素を欲張って詰め込んだ結果、内容が追いついて来れなかったという感じなのかなぁと思っている。事件 → ツールの紹介 → とにかく頑張って解決、というプロセスが短すぎて、管理者はみんなスーパーマンか、おい、という具合。
ツールの使いこなしもやたらと早いしね。いくらなんだって新人くんがネットワーク構成図がないことにいち早く気づいたり、次々とサーバ向け、管理向けのツールが使いこなせるとか、どうかなと思う。紹介されている学生時代のパソコンの使い方と違いすぎる。なんか、ちょっとパソコンに強いくらいでも頑張ればすぐ管理者に慣れますよ的な間違った印象を与えてないかーって気がする。まぁそんな人は @IT のこの連載読んでないと思うけど。
というわけで今度始まるらしい新・中村くんは期待してますよ!
_ また ssh つつき
なんか毎日どこからか来てるのね。今日はドイツ、この間は中国。中国はトータルすると多いな。香港、台湾もあるな。フィリピンの gov.ph なんてのもきてるんだが、おいおい、いいのか?
なんかどうも知らなかっただけで(ぉぃ)日常茶飯事らしいので、気にしないこととする。
_ 目標達成率 38.9%
うーん。
2004-10-04 [長年日記]
_ OS X のスクリーンショット
- 旧来の cmd + shift + 3 で生成される PDF が微妙にぼやけている
- グラブで作成したものはシャープ
なんか釈然としないな。cmd + shift + 3 での生成について設定はないのか。グラブは操作がまどろっこしいぞ。
_ 楽天とライブドア
差が開きつつあるような気がする。
結局「表に見えないうまさ」ではあるけれども、「実務レベルの差」な気がしてきた。もちろんうまいのは楽天の方だ。地元との手の組み方を知ってるって感じ。ただ、いちばんアピールすべきファン層へのアピールではやはりライブドアの蛮勇(あえてこう言おう)の方が大きいという事実もそう簡単にはひっくり返らないだろうけど。
なんだろう。田中の長野県知事のようなもんか。支持者は市民だが、実務レベルでの議員などへのウケは最悪っていう。でも実務レベルに本人が腐心してたら民衆へのアピールのチャンス減るしね。難しい。
_ Namazu 2.0.13 で気づいたこと
select box で検索対象を選択する方式の検索にした場合、検索後の form に、今回検索したインデックスの選択を引き継いでもらいたいと思っていた。前は HTML の記述によって挙動が変わるなぁーと思っていたが、どうもこれは Namazu が template を parse して解釈するときの挙動の違いらしい。
2.0.13 では従来できなかったインデックスの選択の引継ぎがスムーズに行えるようになっている。JavaScript を入れるなど特別な仕掛けは一切必要ない。これは便利だ。
これを強く感じるのは msearch ではこういうことができないからでもある。
_ Web広告研究会、第2回Webクリエーション・アウォードの受賞者を発表
from INTERNET Watch
広告的に意味がないとダメっつーわけでもないんだろうけど、プロモーション方面も新しいムーブメントのテクニカル方面もコンテンツを提供しつづける人も同じ土俵で受賞しているのか。なんか不思議だ。
GREE はなんかすごいことになってきてるけど、実際のところ試したみたこともないし、周りに参加している人も聞かないのでなんともはや。
2004-10-05 [長年日記]
_ あるある血液型SP 2
メモしながら見てましたが、何か?
今回は各血液型の男女1000人、計8000人に対するアンケート結果だそうで。
| 良い | 悪い | ||||
| 1 | O 男 | B 女 | 1 | A 男 | B 女 |
| 2 | O 男 | A 女 | 2 | B 男 | A 女 |
| 3 | A 男 | O 女 | 3 | AB 男 | O 女 |
| 4 | A 男 | A 女 | 4 | AB 男 | B 女 |
| 5 | O 男 | O 女 | 5 | B 男 | AB 女 |
| 6 | B 男 | O 女 |
追試で
- 幼稚園児
- 合コン
つーのはまぁありがちとして
- 脳
の専門家に相性の良い組み合わせ、悪い組み合わせの会話中の脳の反応を見てもらっていたのがちょっと面白かった。あー本当に B は興味ないことには全然興味ないんだなと。
ただ個人的にはテレビや電話などの自分の意図しない光や音にはかなり反応して集中できなくなるので、ちょっと実験とは違うな。ラジオはまだマシだけど可能なら知ってる曲だけの方が(つまり CD など)助かる。
今度は同性の相性を
やってほしいな。まぁしかし上を見るとにかく B の血は相手を選びまくり(AB も同じこと)、O の血が潤滑油として最適、っつーことでそれ以上のデータは要らんか? つまるところ一般的に当てはまる相性なんてのはそんなもんだ。
どこだったかがやってた、スポーツ選手で優秀な成績を収めるのは O が多いが、大きなプレッシャーに強いのは B っつーのもあったな。柔道の谷、平泳ぎの北島が B だそうで。我が道を行きっぷりは確かに B かもなと思った次第。まープレッシャーの部分はかなり個性に影響される気がするけど、職人気質という言葉が大好きな自分はイチローが B という事実にニヤリとするのであった。あーあと山下達郎もやっぱりなって感じ。
そんな私は奔放なアイディアマンの B にあこがれる A です、と言われてみたい :-P
B の芸能人の「(A の気苦労に対して)そんなこと誰が頼んだの?」「どーだっていいじゃん、そんなこと」発言は笑ったな。そのちょっと前に自分が同じこと言ってた。
_ Fink より pkgsrc の方がいいかもなー。
Gentoo はまだこれからだし。Fink も思ったより増えないし。
Interix にも対応してるから、SFU でも同じ要領で使える。Windows の本気サーバは cygwin より Interix かなぁとちらっと思うので、ノウハウが流用できるのは嬉しい。(それが果たして Windows サーバなのかと問われると難しい問題ですが :-P)
世界的にも NetBSD および pkgsrc コミュニティがそんなに大きいとは思えないけど、x86互換 + Linux ばっかじゃ面白くないかんね。頑張れマイナー。
なんでいいと思ったかというと、Chasen も Namazu もあるから。Fink には両方ない。
_ iPod の中に違法コピー音楽
S・バルマー:「iPodのなかには違法コピーがいっぱい」 (CNET Japan)
いやみのつもりなのか。その違法コピーの流通とコピー音楽を iPod に収めるために最も使われている OS は Windows だろうに。
2004-10-06 [長年日記]
_ Apache のレスポンスの違いから感じたこと
内部向け PukiWiki のサーバを PenIII 800MHz + 256MB + 18GB(Ultra160) + Win2k から Duron 900MHz + 320MB + 40GB(UATA100) + FreeBSD 4.10R に移行した。少しだけどレスポンスが軽くなった。機械の性能的には前の方がいいから、Windows 自体の性能とそのうえでの Apache の性能の違いってことですかな。
ちょっと凝った処理をさせると違いは分からないので PHP のスピードには違いなさげ。まぁプロセッサパワーだけなら同等と言っていいので当たり前か。でも編集 → 再表示などのサイクルは少しだけど確実に差が出る。あと検索が速くなってる。ディスク周りは Windows を載せている機械の方が速いような気がするんだけど、実際にはそういう結果にはならない。プロセスの細かいスケジューリングとか、そもそもデスクトップ環境があるかないかとか、そういう違いがこの辺に出ているのかな。というか NTFS より UFS の方がパフォーマンスいいのか? でも UFS って相当古いよな。
_ なんかどうもなぁ。
- 第1回 ファイル/プリント・サーバの基本機能比較 (@IT)
- 従来のバックアップ環境における課題 (microsoft.com)
なんかどうも公平じゃないなぁ。まぁでも基本は同じで、
- 手間
- お金
どっちかを掛けなければ便利な環境にはならないってことだ。ただし、@IT の記事は記事通りの構成でなくたって「目的」の達成は可能だし、microsoft の情報も、「そもそも勝手にファイルをロックしまくる Windows の仕組みが邪魔くさい」という重要な事実に触れていないのはどうかと。
あと、Windows は工夫しにくい。何かを工夫してちょっと加えるとすごく良くなるってことは日常においてもよくある話だが、Windows ではそのちょっとが許されていなかったり、ちょっとのつもりがすごく大変な手間になったりする。その辺は実際に管理してみないと分からないかもしれないけど。
ただまぁ、その工夫が管理者個人に帰属しまくって外に出てこないとか、そういう問題は伝統的な Unix 方面には多いかもしんない。でもそれは Web の存在が当たり前になる以前からあるノウハウなのでしょうがないのかなぁと思ったり。新しい人がどんどん Wiki などを使って情報を発信しているので、状況は改善されていくと思うし、実際に改善されてきていると感じている。
それに。
何度でも言うけど、Windows のようにライセンス料が発生する上にバージョンが上がったら昔のノウハウが通用しないなんて事態に陥る OS は、長期のランニングコストが高くつく。Unix は初期学習コストは確かに高いが、期間が長くなればなるほどその差は小さくなり、やがて逆転することも十分にあると思う。
_ パスの長さのへぇ。
from /.-s (Arch 作者 Tom Lord のインタビュー)
Linux
NAME_MAX 255 (終端nulを除く1階層の文字数)
PATH_MAX 4096 (終端nulを含むフルパスの文字数)
Windows
MAX_PATH 260 (終端nulを含むフルパスの文字数)
Wiki スタイルだとこういうのはうまく引用できないんで pre で。ま、要するに Windows は使えるパスの長さが短いくせに無用に長いフォルダ名を使いたがる困ったシステムだよね、という話。
_ tree
去年の今ごろも話題にした tree コマンド。FreeBSD では
/usr/ports/sysutils/tree
ほかにも「なんとか tree」というものがたくさんあるが、自分の求めるものはこれ。
X にも tree というコマンドがあるので、そっちが立ち上がる可能性あり。alias とかで逃げること。
2004-10-07 [長年日記]
_ HHK がグッドデザイン賞
文字配列ではなく、制御キーに焦点をあて、IT文具としてのキーボードのありかたを提案している姿勢を評価した。
マニアックな評価ポイントだけど、デザインという観点では耐久性や打鍵感覚は評価しようがないのか。
でも無駄なキーの排除はシステムの設計も絡むからなぁ。Windows が十分に使いやすければ Windows キーとか変なショートカットキーみたいなものは用意する必要ないし、専用ワープロ時代のやたらと個別のキーを割り当てる習慣のおかげで AT 互換機の日本語キーボードはスペースバーが妙に小さい。今回の評価ポイントだけじゃその辺には影響はまったく出そうにないのがちとくやしいというかなんというか。まぁ HHK は使ってないんだけどさ。
ともかく、キーボードのデザインて実は大事なのよ、ということを少しは説明しやすくなるかもしんないな。
_ PukiWiki 1.4.4
attach プラグイン
添付ファイルの permission をプラグイン本体の「中」に手を入れずに、先頭の設定だけで変更できるようになった。プラグインそのものをいじらなきゃいけないのはまだちょっと面倒だけど、まぁだいぶマシになったかな。
backup, diff
diff は実は Windows では間抜けなことに1行開きで表示されていた。改行コード周りの数々の問題を修正した 1.4 だったが、ここは直っていなかった。それだけ diff には需要がないんだろな。これが Unix では問題が見えなくなる。少しは気持ちいい。(バグトラックに入れろってか。)
Windows から Unix に持ってきた backup がなぜか認識されない。wiki, attach, backcup はちゃんと機能しているのに backup だけがおかしい。どういうことやねん。でも調べるのも面倒なので放置決定。
_ Website Explorer
いきなりアクセスが増えていたので何事かと思ったらこんなのが来ていた。ただのダウンローダではなく、サイト構造の解析に使えます的なフレコミ。gethtmlw と何が違うのだろうとか思ったけど、フレームを使った HTML で分かりやすく構造を見せてくれるのはちょっと嬉しいかも。使ってみてないから分からないけど、このサイトのアウトラインてのは単なるディレクトリ構造とは何か違うのかな? ディレクトリ構造のことをサイトのアウトラインと言っているならそれは違うだろーと思うけど。
あんまり使用頻度高くないと思うのと、ダウンローダは気をつけて使わないとアタックとみなされたりするぞ(特に最近は回線も太くない、パワーもない自宅サーバが増えてるから)、という注意書きを分かりやすく提示してないのは気になるところ。
ちなみに最近自分がサイトをオフラインで見たいと思ったときは wget の --random-wait つきで落とすようにしている。(場合によっては --limit-rate も。)案外この wait の設定やスピードの設定のできるツールがないのだな。
2004-10-09 [長年日記]
_ Namazu ネタ拾い
あーそうか。そんな方法があったか。インデックスはどこで作ってもいいんだから、確かにそれでいいんだな。
- DocuWorks Text Filter (for UNIX(R)) 5.0 リリースノート
- Namazu 用 filter
- Claris Works とか pod とか
- Namazu Document Filter for Windows Media Format[WMV/WMA]
filter の書き方を調べていたはずなんだけど、意外と unofficial な filter がたくさんあるっぽいということが判明。みんなどうやって filter 書いてるんだ。
だけじゃ分からないよぅ。
_ GNU screen のような WindowManager
ratpoison i18n: The Simplest Window Manager
別にシンプルこそ正義!というほど最近のデスクトップ環境がきらいなわけじゃないんだけど、まぁ面白いな、と思ってメモ。
_ 電話ネタ拾い
そのうち熱が冷めるだろうという予感のもと、汎用の Bluetooth ヘッドセットとソフトフォンに若干興味あり。(ただし、もともと”電話”に対して興味が薄いので持続は難しそう。)
携帯専用のヘッドセットには興味がない。そんなに安くもないし、通信機器を切り替えるたびにヘッドセットも取り替えるってのもダサイ。数が増えたら邪魔だ。(くり返すが、電話そのものへの興味が薄いので「そもそも増えない」可能性の方が圧倒的に高い。)そうなると選択肢は Bluetooth しかあるまい。ほんとにいつになったら普及するんだろね、Bluetooth.
IP 電話とかソフトフォンを普通の電話や内線電話のように使う、という話ならこういう選択肢もあり。
- USB対応コードレス受話器 TF-FS22M-R (パイオニアコミュニケーションズ)
これなら電話の置き換えとして違和感はないだろう。少なくとも社員全員ヘッドセット、なんてオフィスよりは現実的で落ち着きそうだ。(でもこれ全部買い与えるなら電話機リースした方が安いかもしんないけど。*1)
イメージとしては「お手軽な遠隔会議」ができるのがいちばん嬉しい。いつも誰かと喋っていたいわけでもないし、集中したいときはむしろ音声を邪魔に感じる方なので四六時中使うことはないと思うが、ちょっと込み入った話はテキストチャットだけだと伝えるの難しいし、少し疲れる。でもタダで離れた場所と会話できる方法があるのなら、それを利用しないのももったいないと思う。言ってみれば携帯での利用の方がついでって感じ。でも道交法の改正も気になっているところ。別に運転しながら長電話したいわけじゃないが、例えば「あとで掛け直す」という返事をしているところを見つかってもアウトなわけでしょ? それってちょっときついと思うんだな。
ソフトフォンと言えば最近あちこちで Skype がいいという話を目にするので興味はあるのだが、ユーザー登録がいやだなぁと思っている。なんかもう、登録しなきゃいけないのって全部いやなんだよな。でもあれ、メールアドレスとか設定しないみたいだけど、デッドアカウント対策とかどうするつもりなんだろう。基本的に Microsoft 依存はいやだけど、IRC を使いたがらない層には Skype の布教がいいのかな、なんてことも妄想してみたりする。
将来的にはオフィスを新しく作る(移転とかも含む)なんて場合、Ether だけにしてビジネスフォンを用意しない、っていう選択肢もあるだろうなと思うと結構嬉しくなったりする。Ether は無線にできるのも大きい。*2
Bluetooth 対応電話でも非対応電話でも使えるヘッドセットっつーのがある。
- 道交法改正!Bluetooth ハンズフリーヘッドセット ワイヤレスイヤホンマイク AD−BTH 4極丸型端子の携帯に対応 変換コネで平形端子の携帯でも使用可能!
- Broadwatch ワイヤレスヘッドセット
でも
によるとちょっと微妙? まだよく読んでないけど。
あと Bluetooth だと
この辺の話も抑えておいた方がいいのかな?
2004-10-10 [長年日記]
_ 目標達成率 46.8%
あかんやん
_ 赤ちゃんの入浴バケツ
ドイツで流行っているらしい。from あるある大事典2
なんかこの番組よく見てるな。
[2006-05-28 追記]こんなものも Amazon に売ってんだ。Amazon すげぇ。
2004-10-12 [長年日記]
_ 34社を襲ったHoneywellの液晶特許訴訟、その詳細は
from ITmedia
AF 特許でミノルタに壊滅的な打撃を与えたのも Honeywell じゃなかったろうか。実はこの会社すごい? というか各社が特許関連で調査するときに漏れやすいように特許出してる? ま、この話はまだこれからなんだけど、日本の会社が妙に多いのは味しめたの?という感じがしなくもない。単に日本の会社の製品開発力が高いってことならいいんだけど。
_ Sunbird プロトタイプがもう少しでお目見え
Calendar および Sunbird ヘルププロジェクトが発足 (mozillaZine日本語版)
これから数週間のうちに出るとな。iCal って実際使ってはいないんだけど、案外起動が重いので、Sunbird はその辺どうすんのかなーというのが楽しみ(不安)。個人的にはカレンダーアプリが重くてどうする、と思うのだが。
使っていないのは他のツールとの連携について考えるのがちと面倒だから、というのがいちばんであって、別に興味ないってわけじゃない。.Mac や他の WebDAV に publish する機能があるので、うまく使えばスケジュールの共有など使いでのあるツールだと思う。今は PukiWiki の calendar2 とか使ってるけど、やっぱカレンダーツールとして使うには UI が稚拙なので(PukiWiki のせいでも plugin のせいでもなく、HTML の限界だと思う)、完成度が高くてオープンなカレンダーツールの登場は嬉しい。
カレンダーツールと言えば、いっとき Lotus Organizer とか試そうかと思ったんだけどこれにハマると Windows をやめられなくなる、と怖くなってやめたことがあったな。
2004-10-13 [長年日記]
_ サービスサイエンス
サービスを科学する”新しい学問、IBMが開拓中 (ITmedia)
具体的なところがよー分からんが、コールセンターサービスってのは確かに今ものすごい需要だと思う。なんとなくそれって生活を豊かにするための道具に振り回されてるって感じで人間というか文化のダメさみたいなものを感じずにはおれないけど、まぁそれはこの際置いておこう。
他にも経済からではなくサービスそのものに注目して面白そうなものって結構あるような気がするけど、書いてる今は思いつきません。
2004-10-14 [長年日記]
_ talby 発売決定
第3弾か? と思ったらモビルスーツ風味なのって au design project だったんだ。そうか、忘れてたよ。
ほしい気もするけど、落ち着いたら飽きるかもしれない微妙なところ。でもストレート端末がよくて長いこと昔の機種を使っているけど、そろそろ新しい機種にもしたいなぁなんていう自分のような人間には向いてるのかな。質感とか分かると嬉しいんだけど。
参考
- NFOBARと比較してみる (/.-j)
_ グループウェア探訪から iCal(RFC2445)
日本語対応で日本のいわゆるオフィスで使いやすいグループウェアでフリーのものってないなぁ、というのが長いこと感じていることなのです。
海外製でフリーのものは案外あります。日本語でも使えるものもいくつかあります。でも仕様が大げさすぎたり、必要なアプリがやたら多かったりするものが多い。全体をつかみきれないし、カスタマイズっていうか機能の取捨選択するだけでしんどそうなのがいや。
そこで、とりあえずスケジュールと施設予約だけできればいいんだよなーと考えていたらこんなものを見つけた。
- iCalendar
- RFC2445
- RDFカレンダー:イベント情報の公開と活用 (kanzaki.com)
- 第8回 高機能CMS XOOPS(3) 標準以外のモジュールで仕事をスムーズに (MYCOM PCWEB Yet Another 仕事ツール)
- 自前のスケジュール共有環境を構築しよう (hotwired.co.jp)
今までも実は iCal 対応っていうツールは見かけたことがあった。iCal ってあの iCal だろう?と思っていたらそうではなくて RFC2445 の iCal のことだったのね。
今のところ RFC の日本語訳はないけど、これはもっと広まるべきですな! 対応ツールが増えれば工夫の仕様も広がるってもんだ。
_ 手っ取り早く bind を黙らせる
実は今まで放置してて syslog がやたらと bind のメッセージでにぎやかになっていた。
logging {
category default {
error;
};
channel error {
file "/var/log/named-error.log";
print-time yes;
severity error;
};
};
こんな感じ。ほんとに寡黙になると困るのでエラーは教えてくれと。ログファイルは named の owner で作っておけ。
channel でログファイル名とか syslog に吐くとか設定する。channel 名は自由。category 名は決まっているので man named.conf 参照。category の中で目的の channel を指定する。しかし bind の設定ファイルは各行も } も全部 ; が要るのでけっこううっとぉしいな。
2004-10-16 [長年日記]
_ 写真ねーじゃん
さすがに捨てたのか。撮らなきゃじゃん。ということで行動開始。
_ 移転に伴うレンタルサーバについての考察より
「保証」までできるかどうかはアレとして。。。
- マイナーなので「あえて」選んでいる理由が何かあるはず
- ということはそれなりに他の OS との比較をしているということで、比較できるだけの最低限のスキルはあるような気がする
- 上により Linux インストールしてみました、程度の人でないので、パフォーマンスのチューニングもそれなりに考えてある気がする
- ソースインストールが基本なので最適化しやすいし
- (古いが)管理系の資料が実は豊富。レベルの高い管理を実現するための下地は整っている
という、おおむねふにゃふにゃな感じで賛成。ただし、単に古くて正当な Unix っぽい感じが好き、というミーハー層がいることもお忘れなく。
2004-10-17 [長年日記]
_ 思わずるびまから日記探訪へ
前田さんは賢いけどドキュメント書いてくんないからなーなどと思ったりしながら時間と体力を消費する午前 3:30. まずいんじゃないだろうか、この状況。一応仮眠は取ったので体力的にはなんとかなるでしょうけど。
_ 終了ぅ〜
いきなり街のマンキツにきてこんなもん書いてるのもどうかと思うが。しかもさっきドトールでコーヒー飲んだじゃん、おれ。
とりあえず手応えとしてはそこそこいい感じ。正解って発表されないんだよね? このそこそこ感がいちばんドキドキしていやかもしれん。
さーて。早速飲み行っちゃうかぁ?
2004-10-18 [長年日記]
_ 障害情報も RSS の方にほしい
最近 tdiary.org, tdiary.net がハードウェア障害で落ちっぱなしだ。ずっとただのにっきの rss の取得に失敗していたのでまた重いだけなのかと思ってしまっていたけど違った。mod_rewrite か何かでフツーにブラウザでアクセスしたときにはどんなパスでも障害が分かるようになっていたんだけど、自分とサーバに負荷が少ない(はず)の rss リーダーではパースできずに error になってしまうという困った状態。
しかしサーバ側で rss を生成している場合は障害情報のエラーを rss で出すのはちょっとメンドイよね。障害情報用のテンプレートを手元に用意して置いておくとかが現実的な対応方法だろうか。で、request uri が .rss とか /?cmd=rss とか index.rdf とかだったらそっちを返す。
こういうのは明日は我が身なのでほんとはどこかに情報が集まってるといいんだろうなぁ。Web サーバ管理者のほんとの虎の巻とでも言ったらいいのか。。。障害告知だけを目的とした緊急事態セット、みたいな。分かる人なら適当なマシンに Apache 突っ込んで rewrite とか 403 でとにかくエラーを吐く仕掛けを作るのは雑作のないことだけど、この RSS ってのは普段自分で使っておきながら盲点だと思った。もう一度整理しよう。
- 障害告知用緊急 Web サーバセット
- 通常のアクセスには 403 や mod_rewrite を使ってエラーページを返す
- mod_rewrite で、使っていた blog ツールに応じて index.rdf, index.rss, index.xml, /?cmd=rss などの uri の際には rss の形のエラーページを返す
よし。とりあえず Apache 前提だけど、使い慣れたアプリケーションサーバ(Zope とか)で同じことができればそれを使ってもいいと思う。(「アプリケーションサーバ」になっちゃうと緊急事態に使うにはちとヘビーな気がするけど。)
とりあえず普段からそれなりに見栄えのする error ページをどうにかして(それこそ blog ツールの吐き出した HTML をもとにしてもよい)用意しておいた方がよさげですな。手書きであろう素っ気ない HTML を見ると、なんかどうも痛々しい。(実際痛いんだろうけど。)
明日からの課題にしておこう。
_ サーバの運用ノウハウもオープンソース?
それにしても tdiary.org, tdiary.net の障害、長いね。tdiary.net のサーバは複数あるんだけど、それぞれでバックアップの役割を担えるような、そういう運用体制を目指すべきでしたな。あとから言うのは簡単だし、当事者には申し訳ないけど、これはこれで勉強になる。
tdiary.net は確かサーバ提供者を募集していたように思うんだけど、その際のサーバの運用体制はオープンなドキュメントにはなっていなかったように思う。(Zebedee を入れてくれとかそういう指示はあったけど。)例えばこういう運用体制でいきますってのがもっと明確になっていれば、「あ、こういう管理なら(ハードウェア資源は出せないけど)オレも手伝える」という人が出てきたかもしんないなーとか、ちょっと妄想してみる。流行り言葉で言えばオープンソースなサーバ管理? ひょっとするとこういう運用の方が障害に強いぞ、という意見が出てきてもっと「強い」tdiary.net ができたのかもしんない。(逆に初心者が実運用の輪に入っちゃうとセキュリティ的にはかなりやばいけど。)
考えたらディストリビューションやアプリについてはユーザーコミュニティってのは簡単に見つかるけどサーバ管理コミュニティなんてないよな(^^; あんのかな。自分もそうだけど「あーこういうときのノウハウってどうなってんだ?」てなことを思ってる人って結構居るんじゃないかなと思うし、「自分はこういうノウハウはあるけど、こっちのノウハウは誰かに教えてもらいたい」なんてケースもあるような気がする。
_ 自動挿入広告付きサイトでの CSS デザイン
広告の挿入位置を自由に自分で決められる(例えば xrea とか)ところはともかく、そうでない場合はたいていページ上部(または、および下部)に自動挿入される。
これは例えば Apache の mod_layout なんかを使えばできる(文字コード判別とかどうやってんのか知らないけど)。mod_layout はとにかく吐き出される HTML の <body> 直後と </body> 直前にあらかじめ決められた文字列を吐き出すもの。HTML が生 HTML だろうが動的に生成されたものだろうが関係ない。そういう仕掛けがサーバで動いてるんだなってことが分かればこの広告の仕組みはまったく不思議でもなんでもないし、ページデザイン上の配慮もやりやすい。
いちばん簡単なのは自分の作るページを <div id="page"></div> などで囲ってしまうことである。そうするとヘッダおよびフッタに影響を与えずに自分の作ったコンテンツだけにデザインを施すことができる。全部 div#page 内に対してスタイルを指定していけばよい。ソースで書くとこんな感じ。
<!DOCTYPE>
<html>
<head>
ここは自由に書ける
</head>
<body>
<!--
ここは mod_layout でコンテンツが挿入される
-->
<div id="page">
この中に自分の作ったコンテンツが入る
</div>
<!--
ここは mod_layout でコンテンツが挿入される
-->
</body>
</html>
で、css はこんな感じ。
body {
ここは広告に対するスタイルにしておく
}
div#page {
ここに自分のコンテンツ全体に対するスタイルを書く
}
div#page table {
広告はたいがい table 組みしてるので、
素の table にはスタイルを設定しないでおく
table に class を指定してもいいけど
html を手書きするときは邪魔くさいし、ソース
読みにくくなるじゃん
}
_ ドローに対する考え方を変えてみなきゃだめかな?
ドローと言っても自分が求めているのは「手早いテクニカルドローイング」であって、Illustrator のような精緻な絵が描けるものじゃない。概念図、構成図が掛ければいいのだ。この自分の求めているタイプのドローソフトは
- クロスプラットフォームを意識した製品がインスピ以外は Canvas くらいしかない
- それか Illustrator とか FreeHand とか Corel Draw とか、およそ手早さとは縁のない世界の製品ばっかり
- Canvas も機能てんこ盛りで高い
- そのインスピを始め、海外の製品は多言語対応を意識していないものが多い
- インスピは日本の代理店がちゃんと最新版フォローしてくれないのに料金は元の3倍くらいする。パッケージもマニュアルも要らんから安くしてくれ。
- 日本製のものは Windows 依存しまくりなうえに、なんだか微妙にダサい(まだあまり試してない)
- フリーのものはグリッドが粗すぎたり操作が洗練されてなかったり、汎用的なベクトルグラフィック形式に export できないとか、できてもマニアック(sodipodi の SVG 限定)とか、あれこれ面倒な制約がついてまわる
ということなので、
- 汎用の形式に export 可能
- 操作性や目的の構成図、概念図に必要なパーツが揃っている
のであれば、クロスプラットフォームにはこだわらないでみようかなぁと思い始めてきた。とりあえず Mac では OmniGraffle がそこそこの値段だし UML も構成図も描けるのでこれがいいかなと思い始めている。
と思ったら Dia 0.94 for Windows でなんか不自由なく日本語入力できてるよ!
_ RubyistMagazine 0002 より
まだ全部読んでないし、全部読めるかどうかも分からないけど。
たぶん Ruby 界隈では極めて珍しいゲーム業界の人。スラドでも言われていた入門記事に果敢にも挑戦しているのは評価したい。まだあんまり読んでないけど。
Ruby の気持ちよさがどこからくるのかを社会システム理論という大ナタを使いながらも具体的で分かりやすい例とともに考える。個人的には特異メソッドとか分かりにくい言葉は Ruby の弱点のようにも思えるけど、機能としては非常に魅力的だ。しかしその辺の周りからは分かりにくいところにもだえている喜んでいる人が大勢居るように見えるところが Ruby厨のキモさなのかもしれないなーなんてことを思った。
この文章は全体的にはとても分かりやすく書かれている。枕の長さがちょっとアレだけれど、七並べの話だけ読めばずいぶんすっきりと理解できるはずだ。
_ 高木浩光@茨城県つくば市 の2004年10月17日 を読む。
熱いなー。
しかしこれ
- それぞれの役所の素人がみな見ようみまねでひどいことになっている
可能性は高いだろうけど、案外
- どこも同じ制作会社に発注してひどいことになっている
可能性もあるような気がしてきた。あるいは
- どこのWEB制作会社もセキュリティやプライバシーについて無頓着
ということもあり得る。こっちの方が可能性は高いかな。電子政府の中の人だけでなく、その周りに居る人がみんなダメっていう事態。あー十分にありそう。
セキュリティを分かっている技術者は自分の目にする Web 上ではたくさん居るように見えるが、実は比率的には少数なんじゃないかなぁ。Web ベースのシステムを作ってはいても Web のなんたるかすら分かっていない人なんていくらでもいるもの。Perl や PHP と HTML と JavaScript がコピペできれば Web サイトなんて作れるんだから。
2004-10-19 [長年日記]
_ 机の間に縦置きする19インチラック
from /.-j
いくらタレコミがそういう方向だからって、どうしてみんな
- 机の間にサーバなんか置けるか
- サーバ室が必要な理由はだな、うんぬん
なんてことを得意げに書けるのか。プレスリリースをちゃんと読んでないのは明白だし、想像力が足りなすぎる。
それはともかく、 #638744 から Vert・X for Xserve 直立スタンド てのはなかなかいいかも。普通のメタルラック組んでこれ使って(耐震がちょっと心配なのでそこは工夫して)サーバの設置スペースを節約するってのはいいかもしんない。ラックマウントサーバも10万ちょいで買えるし。数台くらいならともかく、台数増えるとタワーは邪魔でねぇ。まぁタワーはパーツ交換が楽なのが強みだけど。
このストーリーから面白い話発見。
なるほど。コンセントが目立って違えば誤解を防ぎやすいのか!
_ IT技術者を養成できる人なんて居る?
IT技術者の2人に1人は“プロ未満”(日経 IT Pro)
そんなもんだと思いますぜ。OJT だって目先のことしか扱わないし、だいたい OJT 前提でどんな教育を受けていたか問わない会社も相当に多いと思うんだけど。(まー本当は「受けてきた教育」とその人の取得スキルって合致しないけどさ。)
個人的にはネットワーク管理もヘルプデスクもサポートセンターも一緒くたの「オペレーション」てのはどうかなぁと思うんだけど。*1この分類だとネットワークやセキュリティに強い人がどれに当たるか分からない。IT スペシャリストってのは便利屋のことかとか、ソフトウェアディベロプメントとアプリケーションスペシャリストは何が違うんだとか、疑問も多かったり。
それに「今の時点で ITSS に興味を持ってこの診断を受けているのはまだマシな方」だという気がするんですよ。つまり、「多くの現場の実態はこれよりひどい」んじゃないかなぁ。悲観的すぎるかもしれないけど、この平均年収はちょっと信じられない。
あと、少なくとも10年ちょい前の地方の国立大学ではまともに情報工学なんか教えられる教員はほとんどいなかったと思うぞ。教える側がついていけてないでしょ。教える側はプロマネやコンサルより確実に年いってますよ。本気で教育に不満があるなら、自分たちが教育現場に対して何ができるかも考えないとダメでしょう。(もちろん偉い人が、ちゅーことになるわけですが。)
*1 どうもネットワーク管理については手順書にしたがって運用と監視をするだけの人が対象らしい。構築するのは IT スペシャリストに入りそうだ。
2004-10-20 [長年日記]
_ bind のエラーをさらに低減
先日 bind を黙らせたつもりだったけど、まだこんなエラーが続出していた。
Oct 20 09:53:36.329 client 192.168.1.14#2273: update 'XXXXXX.XX.XXX/IN' denied Oct 20 09:53:36.359 client 192.168.1.14#2278: update '1.168.192.in-addr.arpa/IN'
なんだーこれー?と思っていたらどうやら 2000 以降の Windows が軒並み DynamicDNS クライアントとして動いているようだ。たぶん目的は ActiveDirectory.
今回は local での運用の話なので、zone のところに
allow-update {
192.168.1.0/24;
};

こういう記述を足して解決。ふむ。確かにしばらく放っておいたら Windows マシンの名前や IP アドレスが引けるようになった。なるほどねぇ。
あるいは Windows 側の設定で TCP/IP のプロパティで DNS のタブの、右のチェックを外しても対応可能らしい(スクリーンショットは 2000 のもの)が、これで解決するのはクライアント側の台数や設置場所によりますな。
外部に公開している DNS の場合はログにフィルタ掛けて update の失敗だけよけておいて、さらに外部からの update の失敗と内部からの update の失敗を分けて、、、というのがチェックしやすいログを作る方法なんだろうけど、今回は関係ないのでそんなことしてません。
参考 第4回 BINDでDynamic DNS環境構築 (@IT 連載 BINDで作るDNSサーバ より)
ISP の DNS のログってひっどいことになってるんだろなー。想像したくもない。
_ crontab と cron.d
cron.d って Linux 系だけなのかなぁ? よく知らないけど。
/etc/crontab /etc/cron.d/*
の両方から設定できるんだけど(daily とか hourly とかはとりあえず置いておく)、cron.d/ 方式はいたずらにファイルが分散してタスクが一覧できないから、どの辺で負荷が高そうか目で判断しにくいのがいやだなぁ。もちろん本当は負荷の高さはちゃんと計測して記録して分析すべきだろうけど、一目で分かりそうならその方が簡単だもの。
というか man にこの cron.d のことって書いてないんだけど、なんなんだろ、これ。はっきりしてほしい。BSD 派な自分は全部 crontab に書いてしまいたい。
_ てゆーか man 通りじゃないじゃん
Debian の cron は毎分 crontab の内容は読まない。毎分起動はするが
- メモリに load されている内容を実行する
- ファイルが更新されていたら load する
のプロセスが別々に実行されているかあるいはこの順番で実行されているので、更新後すぐに実行させるという芸当はできない。cron の実行をテストするようなときにハマるな、これ。(現にハマっていた。)
_ ナベ(さん|ちゃん)?
76% の男性のワタナベさんはこう呼ばれているらしい。(from トリビア)
ちなみに私がこう呼ばれたのはあるバイト先に居たときの上司からのみでした。今も一部に呼んでる人は居るみたいだけど、基本的にこう呼ばれることはないですね。なんででしょう。まぁ今さらそんな呼び方されても困るんですが。
2004-10-21 [長年日記]
_ 知るには痛みもあるってことか?
新しいことを知ろうとしない人や知っても感動のない人が居る。どーもこれが理解できないのだが、新しいことを知ることで自分の中に生じる変化がいやだってことなのかな?
これは個人にも組織にも言える。というか組織に当てはめた方が分かりやすいかな。新しくより良いものを取り込もう、生み出そうという動きをつぶしてしまうことは組織になると割とよくある。ルーチンワークの負荷が高いからそっちを優先する、という判断はもちろんあるだろうけど、負荷の判断やルーチンワークの設計そのものが間違っていることも往々にしてあり得る。
っていうか。
刺激があった方が面白いじゃん、と考えるような輩はダメなんだろうか。ときどき自分の方が間違っているのか?とも思うが、面白くないことを淡々と続けられる人の存在をありがたいと思いながら、そういう人たちが生き生きしていないように見える現実からも目をそむけることができんのです。
まー自分みたいな人間ばかりが周りにたくさん居たら真っ先に自分がムカツクんだろうけど :-P
2004-10-22 [長年日記]
_ メタ議論好きは疲れる
某所でツールの導入について問題となりそうなところとその解決パターンを共有できないかなと呼び水になりそうなメールを投げたのだが、メタ議論好きが釣れてしまった。
組織の分類や状況整理が必要ではないか。文脈がなければ議論として成り立たない。という具合で、それは正しいのだが、じゃあ具体的に自分がフレームを引いてやる、というわけではない。まだこちらの揚げ足取りに終始している。しかし揚げ足取りになっているという自覚はない。
話を進めるというよりは無駄な議論はとっとと収束させてしまえ、という狙いがミエミエなのだが、無視するという行動は取れないらしい。うーん、難しいなぁ。
[追記] うまく落としどころに誘い込めたようだ。うむ、満足。
2004-10-23 [長年日記]
_ 指定以下の CPU 使用率が持続したら shutdown
CPU-off (Vector)
98 - XP 対応。これがよさげ。
背景
わけあって Windows マシンを2台切り替えて使うことになった。その際、USB の切り替え機の方が安全だよ、という話は聞いていた。しかし USB のキーボードとマウスはサスペンドに落ちちゃうと復帰してから二度と使えなくなるという問題があった。(本体の対応にも設定にもよるんだろうけど。)
それでも連続運転しすぎて電源が壊れるよりマシということで Windows 標準の機能では実現できない、「しばらく使ってなかったら shutdown」という方法を採用した。(そのマシンは内部で電源トラブルが続出している VAIO だったのだ。)
注意
mfc70.dll, msvcp70.dll, msvcr70.dll が必要だが、これはアーカイブには入っていない。適当に調達すること。
他にも試したが、 PowerOffScheduler は設定を外部に保存しておくことができず、毎回起動してから設定を手で変更しなくてはいけない、Win-off はウィンドウ以外の状態がない(タスクトレイとかに入らない)ので、それぞれ却下とあいなった。
2004-10-24 [長年日記]
_ 久しぶりに完全オフ
まー毎週ちゃんと休日はあるんですが、試験とか試験勉強とかなんだかんだでうまいこと身体を休めることができずにしばらくきてました。やっと完全休養日。たった一日。おいこら。
なんかいろいろやりたいことがあったような気がするんだけど、なんだったかもう思い出せないしやる気も起きない。
まーそんな日も必要だなってこった。なんか fink とか ports とか地味にアップデートしながらボー。
2004-10-25 [長年日記]
_ Apache 1.3.32
まだまだいきますねぇ。mod_rewrite はよく使うツールどんぴしゃなので早めの処置を忘れずに、と。
_ 公共性の高い組織の広報
今回の中越地震は阪神大震災ほどではないにしろあちこちに大きな被害が生じている。で、ふと思ったんだけど、公共性の高い組織のサイト上である程度の情報って流せないものだろうか?
例えば学校。生徒個人の安否情報は流せないが、例えば学年、クラスに関してはなんとかなるかもしれない。というのも、まず NHK、NTT 頼みの災害、安否情報はやはり限界があることが大きい。現地ではラジオ中心にならざるを得ないが、離れた場所に居て安否を確認したい人が現地のラジオを聞くのは難しいし、NHK教育の受信も同様だ。伝言ダイヤルは「NTT の固定電話」という縛りがあるし、ドコモのサービスも同じ。Vodafone, au からは利用できない。
ユーザーは動いているが、これを補足できるのは一部の人間に限られる気がする。少なくともラジオ、テレビにこうした情報はなかなか出ない。
from ITmeaid 新潟地震・立ち上がるネットユーザー
今日夕方以降雨の予報。体力的にかなりきつい状況が予想されるので心配だ。
2004-10-26 [長年日記]
_ 風邪気味
疲労ですかね。関節痛まで出てきました。関節痛という言い方が一般的なのでそう言ってますけど、実際にはなんか
- ホネがバキバキ言う
- 頭痛がする
- 肩凝りがものすごくひどくなった感じ
て感じで、関節痛と一言で言ってしまうにはちょっと違和感があるけど。とりあえず痛みは放置して鼻水の方を鼻炎の薬で止める。昨日もこれ飲んでかなりボーっとしていたので今日もちょっと心配だけど、仕方ないか。中途半端な状態は中途半端な状態でつらい。
2004-10-27 [長年日記]
_ TeraTerm + ttssh Reloaded
スラドにも書いたけどこっちにもメモ。
こんなものがあるらしい。
Cygwin 対応って書いてあるのはこれ telnetd を立てなくても使えるって意味なんだろうか? だとしたら結構嬉しいんだけど。IP v6 対応とか alphablending なんかはあんまり興味ない。マウスイベントが拾えて w3m もサックサクだったら嬉しい。
でも .NET Framework が必要って、、、これは果たして TeraTerm Pro と呼んでいいのか?
_ やっぱ文系、理系って区分は存在するのか
個人的にはこの文系、理系という表現は好きではない。なぜなら自分はどちらでもないと考えているから。*1ただ、こういう表現が便利なシチュエーションが数多くある、ということは経験的に分かっているので否定はしないけど。
しかしこの、日本でいわゆる文系という区分に入る人たちの、ごく初歩的な論理演算(演算てゆーからいかんのやろけど)すら苦手という現状はまずかろう。これができなくてどうやって論理を展開しようっていうのだ。ただベン図を持ち出されても議論に参加できる、という耐性は認めたい。さすがは法曹界。普通の人は図を描こうとした段階で引く。これは勘弁してもらいたい。だってさぁ、言葉で説明する方が難しいんだぜ。
*1 実際、最終学歴は思いっきり人文・社会科学だけど大学入学時点までは理系ということになっていたし。
_ Microsoft からあれこれ CD が。
SUS 評価キットに興味を惹かれたが、Windows Media Player(7以降)も Real 10 も入れてなかったので asx ファイルが再生できなかった。もう面倒くさいから放置。*1セキュリティガイダンスキットという CD は利用目的も全体の流れも把握しにくいうえにデフォルトの IE でしか表示確認してないのバレバレの HTML で、読みにくいことこのうえなしなので中を見る気力なくしました。
もう少し素直な、そして見やすい構成の CD を作ってください。すべての管理者が最新のメディア環境を整えたバリバリな Windows マシン使ってるわけじゃないんです。
*1 未確認情報では IE の JScript に依存してるとか。
_ CUI vs CLI
スラドの BSD の CLI で1週間暮らしてみよう より Re:とても驚いたこと
WikiPedia の日本語版、英語版の両方を見てみるとよく分かる。
- 日本語版では CUI が独立したページになっており、CLI は CUI と同義としてリンクされている。
- 英語版では CLI が独立したページになっており、CUI はロシアのコンピュータの名前の一部として出てくるだけで、CLI にリンクも張られていない。
- 英語版 CLI に対応する日本語のページは CUI である。
日本では CLI より CUI の方が通りがいいのは間違いなさそうだが、実際には CUI の表す意味の方が広い。スラドでは一部広い方の意味に引っ張られたあげく、キーボード操作、マウス操作にまで話は及んでいる。そうだよな、確かにそうなるよ。
そうじゃなくて問題はコマンドを叩くか否かだけだと。なるほど、その方が分かりやすいし、違いを明確に表している。コマンドを叩き続けて何年になるか分からないのに、今ごろ理解できたのか orz ということで、GUI に対置させるべきは CUI ではなく CLI なのであり、マウス操作とキーボード操作ってのは軸が違うと。なるほどな。
スラドの話に合わせると、例えば w3m の場合、w3m を character shell から起動するまでが CLI、立ち上がってしまえば CUI なのでこれは却下かな。Emacs も vi もビジュアルなエディタなので当然却下、mail は mail か mailx くらいしか該当しないか? screen などの仮想コンソールはアリだと思うが、例えば screen で split して仮想端末2つ同時表示ってのは許されるんだろか。きつい。きついぞ。
ちなみに、
によると、実は Character Lines Interface だったらしいが、正しいかどうか確認できないし、この解釈になると CUI のような意味にも使えるので、個人的にはなかったことにしたい。
2004-10-28 [長年日記]
_ 午前の部ぅ〜 正答率78% orz
ビミョー。やはり午前対策不足は否めませんな。
_ Opera 7.54 for OSX
6 のときより速い。特別これに乗り換えたいと思わせるほどじゃーないと思う。でも選択肢には入ったと思う。確実によくなってる。しかし文字化けとか基本的なとこがね。まだ。
2004-10-29 [長年日記]
_ PowerPointが先導するプレゼンテーション
from CNET Japan
うーん。読まなきゃいいんだけど、例の SFC の人。
なんていうか読むたびに否定の仕方がひどくなっていく気がするが、文章の構成がうまくないなぁ。前振りが長過ぎる。学生が夜なべして PowerPoint でへたくそなプレゼンを作っている、というだけの話なのにどうしてこんなに寄り道が多いのか。
おかげでその教授が Flash の特性をつかみきれていないのか、学生がつかみきれていないのか、教授が学生に Flash の良さをちゃんと伝えられていないのか、とかどうでもいいところに引っかかってしまう。
単に自分が SFC に幻想を抱き過ぎなんだろうか。まぁ「SFC のすごさは PC うんぬんじゃないところに出るはずだ」とも期待してるんだけど。あーもう変にイライラするな。やっぱ読むべきじゃないのか? そして次回は PowerPoint のプレゼン以外での使い方の話だそうだ。今日日そういう「間違った Office のワザ」を開発する人はいくらでもいるの。問題はへたくそなプレゼンがどうよくなっていくか、でしょ? 違うの? PowerPoint ありきになってしまっているのは良くないよね、というのが今回の主旨でしょ? そしてその問題は放置されるのか。うーーーーん。
どーでもいいがパワポとか略しちゃうのはかっこ悪いからやめた方がいいと思う。
_ FDclone 2.06a on cygwin
ports が上がっていたのでまた cygwin でやってみるテスト。2.04c で対応していたはずの cygwin で初めて動きました!
- machine.h を何も編集せず
- そのまま make
で ok.
make install で
/usr/local/man/ja_JP.eucJP/man1
に man を入れようとしてエラーが出る。これは
/usr/local/man/ja
とか適当なところに fd.1 をコピーすればよいが、jgroff を入れてないのでどっちみち無意味だな。
起動したらちまちまとエラーが出たが、これは Linux 上で使っていた .fd2rc が悪さをしていたもので、uuencode とか、jless とかそういう設定を外していったら「重いのを除けば十分使える FD」ができあがった。これで remote の Windows のファイル管理がさらに楽になる。Emacs の dired だとどうしても不得意な操作があれこれあってね。CLI :-) がきらいなわけじゃないが、こういうビジュアルシェルの方が便利なシーンは確実にあるのですよね。
2004-10-30 [長年日記]
_ Web ベースプレゼンツールの本命か?
textfile.org より S5: A Simple Standards-Based Slide Show System
少しでも詳しければ「できそうだな」と思う人はたくさんいたはずなんだけど、案外まとまった形で発表されていなかった XHTML + CSS + JavaScript なプレゼンキット。(この Meyer さんは CSS で有名らしい。知らなんだ。)
これ、いいなぁ。なかなか素敵だ。ちょっとじっくり取り組んでみますか。
2004-10-31 [長年日記]
_ JotSpot beta account 申し込んでみた
wikiを使った「Web向けLotus Notes」に大きな関心 (ITmedia)
個人的には WYSIWYG は Wiki の最大のメリットである手早さと相容れない部分があると思っているんだけど、既存の Wiki のインターフェイスが初心者にとっつくにくいのは事実だし、改良は必要だとは思っている。
ということで WYSIWYG 以外にも工夫があるに違いないと踏んで、実際に体感するために beta account 申し込んでみた。多くの人に使ってもらうことが可能そうならできるだけオープンに検証したいと思っている。
申し込みから利用開始までの流れは自動化されていなかった。対応できるんかいな。
_ 多様な安否情報の提供と digital divide
ちょっとまだまとまりそうにないんだけど。NHKはいったい何がしたかったのかから続く一連のもの(高木浩光@茨城県つくば市 の日記)を読んで。
NHK やサービス提供者の理解度の低さは問題として指摘すべきだと思う。ただもう一方で問題にしなくちゃいけないのは安否情報をより安全に、より多くのチャンネルで提供できるようにすべき、ということではないのかとも思う。これは前回公共性の高い組織の広報で触れたこととも通じてるんだけど、個人情報の話にする以前に、より多様な安否の確認方法がほしいということである。
例えば携帯。通話は難しいかもしれないが、原理的にはインターネットの方が接続の安定しない状況では有用なはずである。DoCoMo などの特定のベンダーに依らない、安否情報確認システムを国の予算で用意しておくことは技術的にはそれほど難しくないように思う。*1携帯なら端末を特定できるし、比較的安全に安否情報を、かなり1対1に近い形で提供できると思う。*2
ただ別なところに大きな問題がある。デジタルデバイドだ。すべての人間が携帯端末で情報のやり取りを行えるわけではない。普段から使っている人間でなければ緊急時にはまず役に立たない。電話としての利用はなんとかなる、というレベルの人間が緊急時に安否情報の確認をインターネット経由で行うのはかなり困難だろう。
じゃあということで、端末に自治体の防災無線を利用するのはどうだろう? 防災無線を自治体間、自治体-国間の緊急情報のやりとりだけでなく、市民の安全確認のチャンネルとして使えないかな、ということなんだけど、自分は無線は完全に素人なので、インターネットとの接続など細かい話はまったく分からない。単に「そこにあって双方向に情報のやりとりができるモノ」ということで浮かんだだけだ。たぶん様々な問題はあると思う。安全性という意味では被災地の人間の情報提供はルーズに、被災地外の人間による情報の引き出しに認証を掛ける、という方向である程度確保できると思う。簡単なところでは身分証明書の提示と利用の記録をとる、というところか。ただこの方法は海外からは利用しにくいので、また別なゲートウェイが必要だ。
防災無線だなんて何ゆーとんじゃ、ということであれば、デジタル放送のラジオなんかが使えないだろうか? デジタル放送と言ってもテレビほどの大電流が必要なわけでなし、電池駆動できるよね?(興味はあるけど確認すらしてない。)これなら一人一人持つことができるし、データのやり取りはある程度可能だと思う。ただここに個人の安否情報を載せるのはどうやるのか想像がつかない。
書き連ねてようやくまとまってきたが、問題は
- 被災者の安否情報をどうやって集積するか
- できるだけ素早く、なおかつ被災者のスキルやデジタルデバイドに影響を受けない方法がよいのではないか
- その預け先はどうやって信用するのか
- 集積しないという選択肢はもちろんアリ。ただその場合は双方にそれなりの資源とスキルが要ると思うのでここではとりあえず無視。
- 集まった安否情報をどうやって配信するのか
- 負荷の集中や単一回線への依存によるストップは避けたい(既存の電話網、携帯電話の通話網の限界に引っ張られたくない)
- 認証の必要のないレベルならできるだけ多くのチャンネルで配信できた方がよいと思う
- 個人情報のレベルでは情報の引き出しに認証を掛けるべきだと思うがどうやって認証を掛けるのか
- もう一つ、認証が必要な情報とそうでない情報に明確な基準が必要
- 国内だけでなく世界的に配信できる必要がある
- 海外在住の日本人に対してだけでなく、国内在住の外国人の家族が利用する場合にも対応できる必要がある
という辺りなんだろうか。なんか抜けありまくりそうな気がするんだけど。まーでもどっちにしろ一度単純化しておかないと抜けの確認もできないし話を展開しにくいし、今回はこのままいこう。
ふと思ったが、ココセコムじゃないけど、こうした安否情報ってビジネスとして成り立たないのかな。例えば家族で契約しておくと海外を含めた遠隔地でもとにかく安否の確認ができるってシステム。そのために Skype とか自前のシステムとかとにかくいろんな方法を確保してできるだけ迅速に確認できるようにサービス提供者は頑張る。誤解を恐れずに言えば安否の確認てのは身内のエゴ的なものでもあるわけで、保険と同じようにビジネスとしてソリューションを提供するってのは十分にアリじゃないだろうか。これは国とかさっきまで展開していたやたらと器のでかい話でもないし、電話やメールによる1対1の確認でもない、alternative な選択肢であり、今回の話の主旨ともなんら矛盾しない。うん、悪くないな。
問題はシステムの構築、運用、維持のコストがでかそうだから最初に国とか器のでかい話を思いついたのであって、これがビジネスとしてペイするレベルならビジネスでも十分な話だ。これなら情報の集積先をどうやって信用するか、なんて辺りもスムーズに解決できる。契約があるんだから話は簡単。
でもなぁ、なんかこう釈然としないのはなんでだろう。視点が公共サービス*3寄りなのは、やはり災害弱者が取り残される可能性がでかいと直感的に感じるからかな。保険もそうだけど、「存在を知らなければ利用できないサービス」ってのは本当の緊急時にどれだけ役に立つのだろうという素朴な疑問が残る。もちろん今の時代に無防備に生きている方が悪いのさという指摘はしごくまっとうだし、少なくとも労働者人口にカウントされている人間はその指摘を噛み締めておく必要があると思う。でも被災者は労働者人口にカウントされる人ばかりじゃないから。そういう人たちをどれだけフォローできるかが公共サービスの価値だと思うんだよな。
_ showchan [おれがラーメン食ってるあいだにっ! もう問題とつにゅーですか。いいなぁ。]
_ wtnabe [起きた。早くも穴発見。復習復習。]
_ showchan [穴なぞひろげてしまえっ!ぐりぐり]