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2006-06-02 [長年日記]

_ WSH はめんどくさい

WSHを始めよう @IT

連載開始記念。

WSH は面倒だ。それは WSH 自身は自動化するための道具じゃないから。WSH は単にスクリプト言語と OS を多少仲良くさせるための土台でしかない。

WSH は面倒だ。tips ばかりで体系的な資料が少ない。まるで Web 上に散見される Linux セットアップ情報と同じだ。

WSH は面倒だ。スクリプト言語は結構いろんなものが選べるはずなのに、ほとんどのサンプルは VBScript で、Un*x 系の人間にとって悪夢みたいなものだから。*1

WSH は面倒だ。実は WSH のインターフェイスだけではできないことが多い。例えばファイルアクセス。これは WSH では提供されていない。WSH とはまた異なるライブラリである FileSystemObject を使うんだ。びっくりだろう?

WSH は面倒だ。実は WSH のインターフェイスだけではできないことが多い。WMI とか ADSI とか CDO とか知らないと結局外部コマンド頼みだ。しかも標準で用意されている外部コマンドではできないこともまた多いんだ。

WSH は面倒だ。WMI や ADSI に関しては WSH よりぐっと情報が少ない。オブジェクトの定義を示した英語のリファレンスは存在するので、それを読んで「こうかな?」とコードを組み立てていく必要がある。

WSH は面倒だ。ってゆーか WMI で出てくる奇妙なおまじないや WQL?ってゆーの? あれがキモイ。<> とか BASIC 風なのはゲイツの呪いかとか思っちゃう。Windows に触る限り BASIC 文化からは逃れられないってか。

WSH は面倒だ。CDO に至ってはもはや現行の資料があるんだかどうだかあやしいレベルだ。WSH と CDO を使ってメールを送信するサンプルスクリプトはいくつか見つかるが、じゃあ CDO では他に何ができるのか、教えてくれるサイトは Microsoft を含めてないに等しい。*2

WSH は面倒だ。なぜなら提供されるライブラリが「機能するコマンド」ではないから。これらはあくまでプログラマが扱うオブジェクトなんだ。OS が持ってる情報を、多少スクリプトからも利用しやすいようにラップしただけなんだもの。プログラミングが得意な人ならともかく、管理コストを下げたいだけの人に対してはハードルが高いと言わざるを得ない。たぶん Visual WSH Studio なんつー製品が出る日も近い。


連載への期待と自身が WSH へ感じた落胆をミックスしてネタにしてみた。

基本的に Windows の管理の自動化は Unix の管理の自動化より面倒だと思う。標準で揃ってる道具に違いがありすぎる。log の rotate 一つサクっとできないだけで十分にいやな思いを満喫できるってもんだ。スクリプトに関しては MSH*3 ベースになったら多少面白いかなとは思うんだけど*4、そうするとまたイチからノウハウの溜め直し。この「以前のノウハウが死んでしまうことがやたら多い」のも管理する側からすると Windows の決定的にダメなところ。新機能が嬉しいなんて思うのは営業と広告記事書く人と何も分からずにお金だす人だけ。管理する人間にとっては同じノウハウが長い間通用して安定して動くことの方が何倍も嬉しい。

あと MSH/Windows PowerShell が .NET Framework 前提なのは旧世代の人間からすると嬉しくないですな。そんな追加追加でやっていいなら ActivePerl 入れてゴリゴリやっちゃうよと思ってしまう。だってその方が Windows 独自の話に悩まなくてよくなる部分が増えてハッピーだもの。

ちゅーことでスクリプトについては Vista に期待ってことで(え

※ おめーはこんな情報も押さえてねーのか、ってツッコミは大歓迎です。

参考

アサマシも含めて手元の資料を吐き出しておく。

WSH

microsoft のサイトはできるだけ英語の方を探した方がよい。日本語版は訳が追いついてなくて結構な数のページが存在しない。あと、CHM ファイルに関するグチはこの資料を見てて感じたものです。絶対使いにくいって!

WMI & ADSI

Scriptomatic っていうツールがあるんですが、要するにただのサンプル閲覧環境ってだけで別に嬉しくなかった。なんかすげー絶賛されてたりするんだけど、なんでか分からん。まぁオフラインでも WMI とか ADSI 使ったスクリプトの開発ができますよってことか?

CDO つか Messaging

自由度を求めるなら CDO は使わずに Command Line SMTP Mailer for WindowsXMail Home Page (日本語) や BSENDM EXE などなどの SMTP クライアント(サーバ)を自前で用意した方がたぶん確実で早い。余計なものを入れたくない気持ちは分かるが、標準状態の Windows はつらすぎる。

※ しまった。タイトルは「あなたが WSH を使うべきでない10の理由」にするんだった!

Tags: MS WSH Sysadmin

*1 てゆーか Windows 自身はオブジェクトの固まりなのに VB がオブジェクト指向じゃなくて超キモイんですけど?(ストレスの位置に注意)

*2 言い過ぎかも。でも見つけられなかったんだよぉ。例えば POP before SMTP を使って警告を携帯に投げるとかできたら面白いのにさ。

*3 正式名称は Windows PowerShell になったそうだ。

*4 ほんとは MOM スクリプトと言いたいところだけど、まだそこまで分かりません。

_ au のアドレスの話

ついていけてなかった。

auのEメールアドレスが相互接続性を保障できないルールに変更? (/.-j)

これはあれじゃないすか。

docomo が Compact HTML のときみたいに標準化へ向けたアクションを取る

のがいちばんじゃないかな。もはや世界最大のプロバイダなんだから影響力絶大でしょ。実験したところ、メジャーな MTA で問題が起きないって話もあるんだし。その方が現実的ではないかと。

それにこういう MUA 側の対応についての話題が大きくなれば、Outlook Express の添付ファイルの問題なんかももう少し真面目に考えなきゃなって機運になるんじゃなかろうか。

いずれにしても MTA, MUA の実装と RFC の乖離はあまり進まない方がいいと思うので、RFC改訂に一票。

Tags: RFC au Net

2006-06-04 [長年日記]

_ blog の飲み会ヨタ話的機能

Hiroaki Suzuki's Blog: なんか不思議な一致だ (via otsuneさんとこ)

最近思うのは、blog は酒場のヨタ話にどんどん近づいているのかなということ。

これにはいい面も悪い面もあって、持たざる者が持つ者をやっかむなんてのは悪い面と言えるだろう。

本来酒場の席で持つ者をやっかむってのはガス抜きとして有効なのだが、残念ながら blog は公共空間であり、しかも声の大小はソーシャルブックマークの介在などによってどんどん無関係になりつつある。*1そのうえ物理的な空間の制限を越えてそうしたやっかみの声というか「心」を数多く集めることが比較的容易に起こってしまう。負の連鎖というか。時に、出る杭を打つという、ある意味マスコミの悪い機能と言えるものまでを獲得し得る。

※ もちろんそうした現象をウォッチすることで逆にああこういう分野でも格差の拡大が起きているのか、これはまずいなぁと「問題」として昇華させることはできるかもしれないが、それは別に負の連鎖を待たなくてもできそうな気がする。負の連鎖が起きるといろいろいやな思いをする人が増えたりするので、起きずに済むなら起きない方がいいように個人的には思うし、blog で観察できる分野はまだかなり偏っているので積極的に利用するべきではないだろう。

いい面ももちろんある。

恐らくリンク先で blog を高等教育に利用するというのは学会の懇親会が24時間365日 Web 上で行われているような、そんな感じ。これが酒場のヨタ話的いい面の一つ。いやそんなのメールでもええやんと思うかもしれないが、Web は開けた空間。要するにみんなの前で立ち話をしているのと同じなのだ。この立ち話状態、あるいは広い座敷でみんなで飲んでる状態はつまり誰でもその話に割り込める状態なわけで、これはとても面白い状況と言える。*2

関心領域の近い人同士によって議論の輪が大きくなるかもしれないし、逆に関心領域そのものは近くないけれど、お互いの領域で起きているストーリーの展開が似ている、あるいは似ていないという話で盛り上がることがあるかもしれない。まぁ酔った勢いでお前の言ってることは間違ってんだよ!と説教することはできないが:-P

もっとも、こうしたまっとうな利用方法を、しかも高等教育機関で行おうとすると、最初の場の演出によっては酒場のヨタ話にまったく向かわずに、カタいジャーナリズム的な利用に向かってしまいかねない。まぁ向かってもいいのかもしれないけど、それで blog を続けるのは苦痛以外の何者でもないだろう。好きで始めた草の根ジャーナリズムならともかく、この場合は授業やゼミによる強制的な blog なんだから、場の演出に十分に心を砕かないと、小テストやミニレポートの提出を毎日無言のプレッシャーのもと強制されてしまう状況になる。これはきついだけだ。そして、きついだけという状況から問題意識や問題定義が生み出されるとはちょっと思えない。

私が酒場のヨタ話という言葉にこだわるのは、「自由闊達な議論」というものをイメージしていると言い換えると分かってもらいやすいかもしれない。official と unofficial の狭間というか、そういう場をイメージしているのだ。エモーショナルな問題意識を言語化するためにはこの中間的な場がとても大事なのではないか。*3

しかし、単位がほしいだけで別にたいして興味ない授業の場合、こんな方法が採られたらすげー困るだろなぁ。


ちなみに、ツールというか技術的な話に絞ると、blog がベストなのか?という疑問はなくはない。blog は文章を公開する場であって、文章を練るための道具として使いやすいわけではない。自分だけが閲覧、編集可能な Wiki と組み合わせるといいかなという感じか。*4SNS はどうだろうとも思うけれど、コミュニティを作るのが目的ではないのだから、これは外れるだろう。

また、仮に授業やゼミで blog を利用するならそれはひとまず閉じておいた方がいいと個人的には思う。つまり IP アドレス、あるいは ID, pass によってアクセス制限を設けるということである。というのも授業やゼミによる blog の利用というか、「発言」は半ば強制的なものであり、かつ参加者は学習の途中であるから、未熟な発言が紛れ込むことはおおいにあり得る。これを例えば大学のサーバを利用して外部に公開してしまうのはややこしい問題を生みかねないし、無自覚な当人が「攻撃」対象になってしまうこともあり得る。まぁ簡単なイメージで言うとはてなグループをプライベートに運用するとか、そういう方法がいいんじゃないかと。で、登録する際のメールアドレスくらいは各教育機関で用意する、と。*5

これらは安全性の問題でもあるし、上に書いたエモーショナルな問題意識を言語化するための装置としての配慮でもある。もちろん学生個人が自分の意思で自分の blog を持つことはまったくの別問題ね。

Tags: Web Edu

*1 本人がそれほど声高に言ったつもりがなくてもソーシャルブックマーク、2ch の祭りなどの拡声器によって知らない間にみんなに声が届いていたりする。

*2 メールはメールでまたアリでしょうけど。いわゆる「往復書簡」みたいなやつね。

*3 最近はネットが間に入った方が直接の対面コミュニケーションよりも気楽に行えるという傾向があるので、要らぬ心配かもしれないけど。

*4 手元でメモ帳や Word でやった方がいいとも言える。ただ参加者が全員自分専用の PC を持っているかどうか分からないなら Wiki を用意しておくのは有用だろうと思う。最近の自分の感覚ではローカルの、特にファイルベースのデータは管理がややこしいからいやだなぁと思っちゃうんだけど、その辺は自分で自由に Web ベースのツールを準備できるからとも言えるな。また「道具の持ち替えが面倒くさい」という感覚もあるのだけれど、逆に学習者に対してはあえて持ち替えを発生させることで公共空間である blog との違いを意識させた方がいいとも言えるかな。

*5 どこまでプライベートにできるのかよく分かってないし、こうした運用も規模と期間次第によって適宜判断が必要だろう。教育機関側で有料サービスを申し込むというのがいちばん妥当なところか。ただ、授業やゼミ単位でお金を出すのは手続き的にややこしそうだし、今回のプロジェクトのような話では当然自前であれこれ用意するだろうから、有料オプションの使いどころってのも案外難しいのかもしれないけど。


2006-06-05 [長年日記]

_ コマンドラインだからって黒バックとは限らないぜ

ピンク少佐の秘密工作室/Tech総研:ピンク少佐と「エンジニアのモテシーン」

わたしゃ OSX 標準配色のまま Terminal の2枚開き。Osaka-等幅で XGA の画面に 80 * 59 * 2 でちょうどいい。alias 設定しまくりでランチャ代わりにも使う。なんか、もうこういう使い方しかできなくなってるなぁ。

Tags: CLI Tool

2006-06-06 [長年日記]

_ MacIE は動的ロードで除けちまうのがいいかも

※ 実際の除外の様子は「JavaScript の動的ロードで(結果的に)Classic Mac を除外する」、「XMLHttpRequest を使ったスクリプトのロードは意外と面倒」を参照してください。

JScript のバージョン情報 (microsoft.com)

という情報があって、MacIE の JScript は調べるとバージョン 5 で、Array#push() がなかったり Ecma-262 3rd Ed. に準拠していないことが判明。XMLHttpRequest がどうとかいうレベルじゃない。

そこで、もうこういう環境で同じものをコンパイルして動かそうなんつーのは無理な注文として考える。ではどうやって切り分けるかっつーことなんだけど、

条件付きコンパイル (microsoft.com)

という手もあるんだけど、いちいち避けていくのは大変なので、スクリプトから XMLHttpRequest でスクリプトを動的ロードしちゃえばいいんじゃないだろうかという気がしてきた。*1ライブラリをロードできた環境だけで JavaScript がまともに動く。そうでない環境はもう JavaScript が on になってても動かないものと解釈して無視する。

Junnama Online: Web2.0でもITベンチャーでも何でもいいけどさ、もう少しレベル上げろよ。

別にこれ読んだから書くわけじゃないんだけど、無視するってのは JavaScript による機能付加を諦めるって意味ね。この間も書いた、Ajax は「アプリ」じゃなくて「サイト」には使いにくい技術だなってのはこの辺にも通じる話。

ただ自分としては「非対応をはっきり言うサービスもアリ」だなと思ってる。それは単に情報や機能が提供できればいいわけじゃなくて、「操作性を含めた experience をサービスしている」と考えれば合点がいく*2

つかね、無理なもんは無理だから。同じブラウザってカテゴリに属するソフトだからって同じ情報にたどりつけるとは限らないのはもう明白なことなんで。テキストブラウザで画像が表示できないってことで怒る人はいないでしょ? 画像が表示できないと何が何やらまったく意味が分からないから怒るんであって。ただそういう(非対応をはっきり言う)態度は、できるだけ広いユーザーにリーチすべき「サイト」としては容認できない場合もあるっつーことなわけ。

Web屋って一口に言っても企業の顔的サイトを扱う人もユーザー限定のイベント系サイトを扱う人も、イントラ用のツールを作る人も一緒くたに「プロ」で、お互いにお互いのことが分かっちゃいねぇって思ってるフシがあるからややこしいんだよな。

*1 これは将来的には WinIE 6 以前に緩やかに引退していただく場合にも使えそうだ。

*2 そうは言っても Win + IE + MediaPlayer 以外お断り、みたいなサービスは権利処理の問題だけ(もしかしたらそれプラス開発サイドのツールの問題)のためにその組み合わせにしてるのが見え見えで心情的にはとてもイヤですが。ユーザーありきでサービスを提供せずに、機能というか技術的な問題とビジネスの問題が優先されてるわけだから。


2006-06-08 [長年日記]

_ rlwrap すっげ

川o・-・)<2nd life - rlwrap - readline ラッパー

Rhino が readline 効かなくて実はちょっと試しただけでソッコーうんざりしてたんだけど、これ挟むとめっちゃ便利。なんじゃこれむっちゃ便利。なんじゃこれ。なんじゃこれ。なんじゃこれ。鼻水出たわ。びっくりした。

まぁ、今のところ個人的には spidermonkey が動くなら rlwrap + Rhino を使う理由はないし、他にこれに使いたいっつーのもあんまり思いつかない。でも覚えておこう。rlwrap !

あー。システム管理系の古いコマンドには readline 対応してないの多いな。そういうのに使うといいのか。

_ OSC2006新潟なんてあんのか

つか去年もその前もやってたのか…。知らなかったよ。全然。

Tags: Community

2006-06-11 [長年日記]

_ 田舎に泊まろう 石川県宝達志水町

すっげ。今まで見たことないくらいに断られてるわ。やっぱ北陸は閉鎖的なんだなって感じですなぁ、こりゃ。

まぁこの企画はそもそも女性には向いていないと思うけどねぇ。それにしたってこれはすげぇ。偉人て言ったのに、モーゼの墓なんつーオチがくるのも普通は予想できないって。

Tags: 日々 TV

_ epeg はちょっとクオリティ低いな

いやなブログ: Epeg で JPEG ファイルのサムネイルを高速に生成する

は以前から気にはなっていたんだけど、今回実際に FreeBSD に入れて、自宅サーバに入れている Singapore がもっと早くならないか試してみた。

epeg は C のライブラリで、PHP のバインディングは存在しない。しかし epeg コマンドが存在するので もともと外部コマンドを呼び出してサムネイルを作っていた Singapore では利用しやすかった。*1

やることは thumb.php の中で $imagetype が 2 のときに imagemagick の convert コマンドではなく epeg コマンドを呼び出すようにするだけ。

はえぇぇ。

超はえぇぇ。

正直、C3 1GHz のサーバの性能そのものに限界を感じていたんだけど、まだまだ十分いけんじゃんと思わせるに十分な速度だ。

……。

あれ?

なんか画像が汚いなぁ。

あー。

分かった。本当にサムネイル向けなんだ、これ。ここで自分の環境を整理してみる。

  • 手元の Singapore では 40*40, 120*120, 160*160, 700*600 の各サイズの画像を生成している
  • 700*600 は閲覧用。それ以外はナビゲーション用。
  • 汚いと感じたのは 700*600

要するに、epeg の縮小画像の生成はすごい速いけど、よく見るとアラが目につくレベルなわけだ。仕方がないので、700*600 の縮小画像を生成するときは epeg ではなく、従来通り ImageMagick を使うように設定した。

ちなみにリンク先の記事では ImageMagick に size オプションをつけるとかなり性能が向上するように書かれているが、手元の環境では size オプションをつけても思ったようには速くならなかった*2。少なくともその状態でも epeg とは圧倒的な差があった。

そうすっとあれだな。ユーザーのアクションに追随しなければいけないような速度を要求されるサムネイルの作成(例えばアップロード済み写真の確認とか)には epeg を、くり返して「観る」ための画像の作成には ImageMagick をバックグラウンドで、と使い分けると気持ちいいアプリになるのかもしんない。

*1 最初のうちは gd2 で画像の操作をしていたんだけど、gd では画像の操作が完了するまで PHP が何も返してこなくてブラウザがロックされたような状態になるので、外部コマンドを起動する方式になっていた ImageMagick に切り替えていた。

*2 速くなったかな?って感じはするんだけど。


2006-06-12 [長年日記]

_ Frenzy 結構使える

システム管理者にコレ! スーパーレスキューFreeBSD LiveCD Frenzy 1.0 (MYCOMジャーナル) で知ったんだけど、Project Frenzy - FreeBSD-based LiveCD はなかなか面白いってゆーか、こういうのが欲しかった。

LiveCD って、knoppix で初めて知ったせいか、やたらいろんなものがめいっぱい詰め込まれてて起動時に CD がぎゅっぎゅっうるさくて、何かするたびに CD を読みに行ってうるさくて重たい、という最悪な印象が植え付けられていたんだけど、これはまったく反対を向いていて実に気持ちがいい。というかいつも不思議に思うんだけど、FreeBSD 系の CD って起動がやたら静かなのはなんでだろ。Linux も OSX も結構うるさいのに。

目的が明確で硬派な感じも嬉しい。デフォルトではコンソール止まり*1で X が立ち上がらないのはもちろんのこと、DHCP がいきなり有効になったりもしない。入ってるツールは MYCOM の方を見てもらうとして、個人的に目に留まったのは

  • 常に root でログインしてる状態
  • 日本語のキーボードレイアウト は 106 も 106x も入ってる(この辺は手つかずか?)
  • lha(こんなものまで?)
  • putty(使わないけど)
  • 画像のツールやムービーのツールが意外と充実してる
  • リモートデスクトップまで使える
  • screen(嬉しい)
  • zebedee や stunnel が入ってたり、openvpn まで揃ってる
  • vim はあるのに Emacs はないのかよ。まぁ期待してなかったけどさ。
  • なにげに嬉しいのは samba. サーバじゃなくてクライアント側のツールがすぐ使えるのは嬉しい。

font が入ってないし、そのままだと日本語は読めないけど、lynx も wget も入っているのでその場で必要なツールを Web から取ってきて作業するってのもできなくはない。*2これと USBトラベルキーボード ウルトラナビ付 を持って現場(ってどこ?)に現れたらなかなかかっこよさげ。

*1 デバイスの認識の様子とかその場で見れるから terminal emulator じゃなくて生コンソールっつーのが用途から言っても大事。

*2 日本語サイトからドライバを入手、とかはちょっと難しいけど。


2006-06-13 [長年日記]

_ XP SP2 用の sysprep を SP2 で使うと互換性がないと言われるんですが

正確には factory モードと audit(監査)は可能、しかし reseal ができない。で、reseal しようとしていったん互換性がありませんと怒られると、他の仕事も一切できなくなる。ところが SP1 用の sysprep を使うとすべての作業がまったく問題なく行える。

※ 厳密には mini-setup 中に Administrator のパスワードを変更する辺りでエラーメッセージが出る。しかしメッセージが出るだけでこちらの意図したパスワードにちゃんと設定される。

SP2 用の sysprep ってまったく新しいものなんかじゃなく、2004年に公開されているものなんですが、誰も今まで困ってないんでしょうか? あるいはみんな Microsoft さんの言うことを無視してたまたま SP1 用のものを使っていたから平気だったんでしょうか?

[2006-06-19 追記]ぽつぽつと「sysprep 互換性がない」といったキーワードで検索してこの日記に辿りつく人が出てきてるようです。やっぱ自分だけの問題じゃないっぽい。


2006-06-14 [長年日記]

_ 調べ方が悪いのか何なのか Windows って難しくねすか

※ 「ねすか」の辺りは東北訛りを意識して読むこと。「く」を「ぐ」っぽく読むとなおよし。

sysprep の話WSH の話もそうなんだけど、Windows 管理系*1の、ボトムアップなノウハウって全然情報が表に出てこないのなんでなんだろ。解説記事は手に入るんですよ。Microsoft とか @IT とか MYCOM とかでね。でも Windows 管理系の生の試行錯誤の様子ってまず分からない*2。数少ない生の様子っぽいのは @IT の掲示板かな? こういうツールを使う人は「Windows の試行錯誤の様子の公開=守秘義務違反」とかになってる立場の人が多いんでしょうか? それともみんなバリバリ英語でやりとりしてんの? (英語圏の様子はそんなに追いかけてないのでよく分かってません。)

スラドや 2ch にはどうもすごい使い手がいるっぽい雰囲気はあるのね。sysprep で自動化するのが当然、みたいなことをにおわせる書き込みをする人はいるの。でもノウハウというか、おれはこうやってみました的な話って全然見ないよね。*3なんで? ねぇなんで?(って誰に聞いてんだ。)みんなどうやってるの? 本いっぱい買えば分かるの? リソースキットとかいっぱい買い込めばいいの?

逆に自分の普段見てる情報がオープンソース系に偏ってて、なんでも手に入るのが当たり前だと思い込み過ぎてるのかなぁ。それはあるかもしれんな…。*4あと、GUI 前提の Windows の場合、情報を言語化するのに手間が掛かるってのはあるかも。オープンソース系というか Un*x 系はすべての情報は基本的にテキストなのでコピペするだけでオッケーだけど、Windows の場合はそうもいかない。で、スクリーンショット撮ったりなんだりするのは面倒だし、まーいっか、みたいな。

ところが、たまに人に聞くと「あ、それはこれ」って即答されたりしてさらにびっくりすることがある。「なんで? どこで知ったの?」って聞くと忘れたって言われる。あとなんかやってたらなった、とか。え、じゃあなんであんたその情報を書いてくれないのよと思うこともよくある。つか書き出して整理しとかないでよく頭の中に残せておけるなとも思う。

「言葉のセンスが合わない」と感じることもあるなぁ。例えば Microsoft 関係の技術用語って同じ意味なのに複数の違う言葉が当たってることがよくあるでしょ? あれがもう苦手。え、なんで?って思ってつまずいちゃう。あとなんだ。他の世界での使われ方に引きずられることもよくあるかなぁ。ドメインとか。ドメインと NT ドメインの違いって何とか、なんでそんなややこしい名前使うのとか。そういうのが気になって説明が頭に入ってこないで置いてけぼりをくらう。落ちこぼれていく子どもの気持ちをいい年して何度も何度も味わう。言葉のセンスが合わないから検索しても見つからないのかな。*5

てことで。

Windows って難しくねすか。

まーたぶん OSX も「使う」んじゃなくて「管理する」ようになったら結構難しい話がいっぱいあるんだろうけど。

[2006-06-15 追記]まったく同じことを Un*x に感じるというコメントが MM/メモに。個人的には Un*x の場合は管理系の話が「急に」出てくるって印象はあります。すべてがファイルとして表現されて、これはこれに依存してっていう階層構造がいきなり分かる*6ので、情報量の多さに圧倒されます。とりあえず、入門から中級くらいまでは昔の UNIX の本を頼りにするのがいいんじゃないでしょうか。Web をブラウズするとかオフィス系の作業をするとかの目的に向かってツールを揃えたり使い方を覚えるのではなく、UNIX そのものの解説をしてくれていると思います。shell とかファイルシステムとかプロセスとかテキスト処理とか。

あ、GUI は知らないっす。自分は使ってないし、管理系の話とは違うし。ただ、管理の話は置いといて、「普通に使えるようになるまで」は Un*x の方が時間が掛かったと思います。なんつーか苦行みたいな時期はありました。Emacs のキーバインドを紙に書き出したりしたもの。今思えばなんであんな苦労してまで使おうと思ったのか不思議なくらい。

参考までに自分は Un*x を Workstation としては使っていないのでその方面はまったく知りません。ウィンドウマネージャがどうとかさっぱりです。CLI がフツーに使えてちょっとサーバ立てたりできる程度。それも本格的に外部公開向けのサーバをセキュアに立てて管理するノウハウはまだ不十分です。

[2006-06-16 追記]もしかして。Windows のこの手の情報は SNS などの認証制のサイトの中にあったりするのかな? だとすると自分は本気で Windows の世界と仲良くなれないかもしれない。

[2006-06-19 追記]MCP の NDA中級以上の情報は金を払って買うという文化を育んでいるのかもしれないという話が。あーこれはありそう。あと TechNet ってむずい。よくよく探せばかなりの情報が出てくるんだけど、なかなか欲しい情報は手に入らない。それなんて宝探しサイト?

*1 いわゆるヘビーユーザーやマニア向けじゃなくて管理向け

*2 サーバ向けの情報は WSH のところにリンクを用意できたけど、クライアント管理の話ってほんとに分からん。ActiveDirectory でファイナルアンサーっつーことですか? それともアウトソースして終了?

*3 代わりにこのソフトがすげー便利っていう情報はもうほんとに腐るほどある。まぁそれも必要なんだけどもね。それもやっぱりヘビー「ユーザー」向けのものが多いかなぁ。

*4 それはそれで tips だらけで役に立たんとか思ってるくせにね:P

*5 VB きらい、とかも Microsoft とセンスが合わないってことなのかも。

*6 調べても調べても新しい言葉が出てきて辞書を投げつけたくなる感じ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ Bar [それはUnix系OSのコミュニティが、もともとインターネットコミュニティとイコールだったから。JUNETが「Japa..]

_ wtnabe [んー。経緯としては分かるんですよ。ただ現在進行形でそうなんかなぁというのが正直不思議で。 今まさに Windows..]


2006-06-15 [長年日記]

_ システムファイルを避けるために別のシステムからデフラグ掛けたらダメなの?

先づ隗より始めよ。*1

つーことで昨日の失敗の話。

昨日、Windows のシステムの入ったドライブに対して、最大限の効果が発揮されるデフラグだぁということで別のシステムから立ち上げてデフラグを試みた。

結果、壊れた。

(ただし、未使用なので被害はゼロね。各種セットアップをしたあとでデフラグしたってだけ。もちろん丸ごとコピーも取ってある。2台のディスクで試してどっちもダメだったのでたまたまってことはないと思う。)

ファイルシステムに矛盾が見つかるらしく、起動もできない。調べてみると

のような情報は見つかるが、いずれも別なシステムから立ち上げてシステム入りのドライブをデフラグするという挑戦的な内容は触れられていない。触れられていないのでダメなのかどうかも分からないんだけど、やっぱダメなんですよね。Excel を方眼紙みたいに使うような変な裏技開発してないで売り物を使えということでしょうか。

えー現段階での自分の推測を書いておきます。

  • Windows のシステムには MFT, ページングファイルなどシステムのロックするファイルがあり、これは標準のデフラグでは最適化できない。
  • ロックしないように別のシステムからデフラグを掛けてみたわけだけど、これにはまず前提があって、ページングファイルは別に壊れても作り直せるだろうし、まったく起動しないってことはなかろうと思っていた。
  • MFT は本当に最初のセットアップ後なので断片化が見つかって最適化されて壊れるということはちょっと考えにくい。
  • ちゅーことは何かまだ自分の知らない謎の領域をデフラグでぶち壊してしまったんだろうか?

壊れた状況は

  • デフラグ終了直後からデフラグツールでディスクのレポートを正常に生成できない
  • chkdsk で不明なエラー
  • 何やらファイルシステムに矛盾があると言われる
  • 起動できない*2

です。

起動できないだけならまだ分かるんだけど、ファイルシステムに矛盾つーのが分からないんだよなぁ。データだけのドライブでは矛盾は起きないのにシステムの入ったドライブだと矛盾が起きるの? まぁ Windows の出すエラーメッセージを真に受けて悩みすぎるのもよくないんだけど。

以下、言い訳。なんでデフラグにこだわったかというと、sysprep の話にまた戻るんですが、sysprep で展開するシステムのマスタイメージを DVD に保存しようと思ったの。ディスク丸ごとでもセットアップ直後ならほとんどは空き領域だし、圧縮すれば焼けるだろう、と。*3ついでにデフラグも掛けておけば圧縮率も上がるし、そうだ、システムファイルなんかもデフラグできたらいいじゃーんと思ったと、こういうわけです。

さらに言い訳。実際には、これは自分のアイディアじゃないです。正直イヤな予感はしてたので。ただ実行に移したのは自分です。

今のところの結論。

システムの入ったドライブはそのシステムで起動してデフラグを掛けろ。最大限の効果が欲しければ売り物のデフラグソフトを使え。

Tags: MS Disk

*1 なんか意味が違うような。ただの言い出しっぺの法則だよな、これ。

*2 エラーメッセージはメモするの忘れました、ごめんなさい。

*3 遊んでる HDD がないというのが根本的な理由。


2006-06-16 [長年日記]

_ sysprep がらみの用語を自分なりに整理

ここでは sysprep を単純にシステムのコピーに利用するという話だけに限定する。sysprep では mini-setup 時に自動的に追加コマンドを実行するなどの機能があるが、それは利用したことがないので関係する用語には触れていない。

sysprep
Windows の deploy ツール。実際に行えるのは以下の操作。イメージファイルの作成やコピーなどは sysprep の守備範囲外なので、実際には sysprep だけでは大量のセットアップを行うことはできない。あくまで sysprep がやるのは Windows をコピー可能な状態にすることと、コピー後のセットアップを自動化すること。
  • SID の削除
  • SID の再生成
  • mini-setup などの最小限のセットアップの予約とその実行。その後、Sysprep の削除。
sysprep を使ってシステムのコピーが行える条件
  • ハードウェアが同一 HAL を保持していること
  • ACPI サポートの条件が同一であること
    • マスターとコピーの両方がサポートしていない、あるいは両方がサポートしている状態でないとダメ。
SID
コンピュータ名、ユーザー名、グループ名などを内部で管理するための ID. これらは完全にユニークでなければいけないため、SID を保持したまま Windows システムをコピーすることはできない。(正直、コピーしたことないからどうなるのかは知らない。)
イメージ
「イメージファイル」のことをつい連想してしまうが、単にその時点でのディスクの snapshot という程度の意味。あるいは snapshot としてコピーできるように sysprep を用いて SID を削除した状態。
Windowsへようこそ
reseal 後の起動で現れる画面の一つ。通常、買ってきた Windows で最初に現れる画面と基本的に同じ。アプリケーションのインストールウィザード画面より若干フレンドリーな雰囲気になっている。sysprep を用いた deployment では「mini-setup を使用しない」をチェックするとこの画面が現れる。これを利用した場合、Administrator のパスワードを保存しておくことができなかったり、追加でコマンドを自動実行させることができないなど、独自にカスタマイズした Windows の deployment には若干力不足な感じではある。また、この画面では Administrator 以外の管理者アカウントが存在しない場合、ユーザーの作成を要求される。Windows のログオン画面であるところの「ようこそ画面」とはまったく違うことに注意。
mini-setup
reseal 後の起動で現れる画面の一つ。「Windows へようこそ」ではなく通常のウィザードダイアログのような形で行われる deployment 時に必要な最小限のセットアップ。Administrator のパスワード保存や自動的に追加のコマンドを実行するなどの比較的高度なセットアップが可能。Administrator 以外の管理者アカウントがなくてもユーザーの作成は要求されない。
factoryモード
簡単に言うと SID の削除だけを行うモード*1。コンピュータ名の付け替えや所有者の設定、追加コマンドの実行などを一切しないが、他のコンピュータと SID がかぶらない状態を作り出すことができる。SID を再生成する以外は通常使う Windows の状態との違いは感覚的には分からない。ログオンなどの操作もフツー。何度この状態で起動しても Sysprep のバイナリは削除されない。作業マスタとしてこの状態のディスクを保存しておくとよい。
reseal(再シール)
SID を削除し、「Windows へようこそ」か mini-setup の実行を予約することで、箱から取り出したばかりの状態の Windows を作り出すこと。*2こうしてセットアップを行った後、Sysprep は自働的に再起動を行い、バイナリも設定ファイルも含めて削除される。*3また、Microsoft のドキュメントによると reseal は同一イメージ上で 3回までという制限がある。このため、作業マスタには factory モードで sysprep を実行したイメージを利用すればよい、という話に繋がる。*4

参考

*1 削除しないことも可能

*2 つまり、一度箱から取り出したものにもう一度「封をする=sealする」という意味。

*3 まっさらな状態としてユーザーに手渡すことを前提としているため。

*4 が、手元の環境では4回目の reseal も普通に行え、その状態のイメージで通常通り起動できた。コピーしたらダメだったのかもしれないけど、そこまでは確認していない。


2006-06-17 [長年日記]

_ 無断リンクは不正競争防止法違反?

北國銀行が無断リンクは「不正競争防止法違反になります」と警告 (/.-j)

あちゃー。

つかみんな妙に重たくて使いにくいサイトだとは思わなかったんですかね? そういう反応はなさげ。

Tags: Web

2006-06-18 [長年日記]

_ sysprep を利用した Windows deployment の一例

今回は自分のやった OEM 版 Windows XP Professional + open license 版 Office 2003 Standard をコピーして増やす手順を整理してみた。

※ お前ここおかしいぞってところがあったらツッコミお願いします。

実は Sysprep について必要な基本的な知識は Windows XP Professional と Office XP の効率的な展開と構成 にすべて書かれている。したがってこれを読み込めばこのエントリは必要ない。ただ1ページが長過ぎて読み手の気力を削いでしまう構成なのが惜しいところ。

そして、上の Microsoft の記事やこのエントリを読めば分かるが、sysprep はほんの一瞬しか出てこない。ほとんどは通常のセットアップと同じであり、ディスクイメージのコピーは sysprep を利用するしないに関わらず持っていると便利な知識であり道具である。あとはパーティションサイズの調整なんかもできた方がいい。これは最近よくブックマークされているGIGAZINE - パーティションを操作できるフリーソフト「GParted Live CD」 などを参考にすればよいだろう。

Sysprep 前の段階

システムをコピーすることでセットアップに掛かる手間と時間を最大限節約するためには、まったく同じ構成の機械を揃えることがいちばんである。まぁ、Windows をコピーしたいということは、普通は何十台とか何百台とかいっぺんに導入しようとしているわけだから、バラバラに注文するなんてことはあり得ないと思うけど。

sysprep にはまったく同じ構成の機械同士でなければコピーに利用できないといった制限はないが、ここでは最も単純な例を扱う。というかこれ以外経験がないんで書きようがないのが正直なところ。どなたか詳しい人がいれば補足していただければありがたい。

不要なユーザーを削除して Administrator で作業開始

購入直後の Windows XP SP2 はユーザー作成を要求されるはずである。というか自分はそういう動作をする XP SP2 しかセットアップしたことがないのでその前提で話を進める。

この最初に作らなきゃいけないユーザー、邪魔。

Windows システムをコピーして大量のセットアップを行うわけだが、使う人はみんな違う名前である。もちろん user などの当たり障りのないユーザー名でセットアップしておいて全員そのアカウントを使うようにするというポリシーもあると思うんだけど、自分がそれをやられるとたぶん頭にくるので、今回は別な方法を採った。

まず、ユーザーを作成しないと先へ進まないのでとりあえずユーザーは作る。その後ログオフして Administrator でログオンし直し、[ マイコンピュータ ] の [ 管理 ] から先ほど作ったユーザーを削除する。通常、XP では Administrator アカウントを表に出さないために Administrator 以外の管理者カウントが必要であり、[ コントロールパネル ] の [ アカウント ] からは先ほど作った管理者アカウントを削除することはできない。しかし [ 管理 ] からは削除できる。*1

Administrator アカウントの意味とかログオンの方法は @IT:Windows TIPS -- Knowledge : Administratorとは? が分かりやすい。まぁ一言で言えばログオフして [ ctrl ] + [ alt ] + [ delete ] を2回叩けということである。

くり返すが、作成したユーザーの削除は必須ではないし、先にやっておかなければいけないものでもない。どういうセットアップをするかは(自分が管理者なら)自分で決めればよい。

というかプロファイルのコピーを行う場合は管理者カウントが Administrator を含めて2つ以上必要なので、この作業はあとでやった方がいいかもしれない。

アプリ、ドライバのインストール、アンインストール

この辺の作業は通常通り。プリンタの設定とかは mini-setup の辺りで自動化することができるらしいが、予め利用するプリンタをみんなインストールしておくという方法が採れるなら、この段階でインストールしてしまってよいと思う。

ユーザー向けの設定を保存する

Default User という隠し属性になっているユーザープロファイルがある。これにカスタマイズした設定を上書きしてやることで、次回以降はそのプロファイルに従って、予め設定された状態でユーザーは作成される。フォルダオプションやデスクトップのカスタマイズなどを毎回やり直す必要はない。

なお、セットアップ作業を Administrator でやっていた場合、ユーザー向けの設定も Administrator で行っていると思うが、ログオン中のユーザープロファイルをコピーすることはできないので、一度 Administrator 以外の管理者アカウントが必要になる。

ユーザープロファイルのコピー方法は上の Microsoft の解説記事の中ほどにある。

Sysprep

  1. factory モードで reseal する前の作業マスタを作成
    • これをどこか別な場所に保存
  2. setup manager でユーザー名とかプロダクトキーとか必要なものを設定。あるいは展開後のセットアップ時に指定するものは空白に。
  3. reseal

Sysprep を実行したディスクイメージのコピー方法

この部分は Sysprep 独自でもなんでもない。ファイルシステムに依存せず、ディスク上のデータをそのまま読み書きするツールがあればそれでよい。Acronis True Imageのような市販アプリでもよいし、Windows でも動く dd でもよいし、これdo台のような製品でもよい。基本的には Disk to Disk のコピーを行う*2が、満足なスピードが出る構成ならネットワーク越しにコピーしてもいいかもしれない。

ちなみに手元で試した*3限りでは dd は ibs=512 obs=65536 などのように差をつけず、bs=65536 固定の方がかなり速かった*4。また USB2 のケースで繋いだディスクへの書き込みでは 10MB/s 弱、IDE 直結の場合は 40MB/s 弱という数字になった。調べたら USB 接続のケースは 10MB/s くらいで頭打ちになるというのはどうもよくある話らしい。

今回自分は USB CD でブートした Frenzy で dd を叩いた。NTFS も automount できるのでコピーするシステムの確認も一応できて便利。この辺は「得意な LiveCD を一つ確保しておく」といろいろ応用ができていいと思う。

シールしたシステムをセットアップ

これは設定にもよるしコピーしたシステムのバージョンにもよる。例えば OEM 版は

で、ほとんどやることはなくなる。(本来はプロダクトキーは機器固有なので入力が必要な気がするんだけど、OEM 版のためのアクティベーション情報の保存のために特殊なプロダクトキーを入れる必要があるので、本体のプロダクトキーを保存する場所ないよねぇ?)

Default User でユーザー設定をカスタマイズしてあれば、あとは使用するユーザーを作成するくらいで終わってしまう。*6

メモ

ネットワークの設定はやり直し

sysprep で seal したシステムはネットワークコンポーネントのインストールをやり直す。そうするとインターフェイスに対して保存する項目を忘れてしまう。具体的には

  • 共有サービスをアンインストールしておいても復活する
  • DNS update の送信を抑制しても復活する

などである。この辺はスクリプト書いて自動的に設定するか、手で作業を加えるかどちらか。今回自分は面倒なのでここは手作業で対応した。上手に自動化できた人は方法教えてください。

Windows Media Player ショートカット

他の項目はカスタマイズした結果が保存されるんだけど、なぜか reseal した Windows ではデスクトップに Windows Media Player のショートカットアイコンが復活する。これ邪魔だけど消す方法が分からない。

アプリのプロダクトキー、アクティベーションは?

参考

もしかして sysprep 以外にも似たようなツールはあるのかも。

dd の Windows 版には以下のようなものがある。使ったことはないので具体的な操作などは分からないが、恐らく Un*x の dd と同じような動作をするはずである。書き込み先のディスクは予めアンマウントしておかないといけないと思うんだけど、Windows でそういう操作をした記憶がないので具体的には知らない。

*1 なんかものすごいバッドノウハウのかほり。この他にも XP にはホスト名と同じ名前のユーザーを作成できないという変な制限があるが、これはユーザーを先に作ってホスト名を後からそれに合わせるという超バッドなノウハウで回避可能。

*2 つまりバラしの作業が必要なので、バラしやすい機械を導入することが大切。

*3 本体は Celeron 3GHz + UDMA 100

*4 ただし、問題のありそうなディスクを読み込むときは ibs=512 の方がよい。今回はレスキューの場合じゃないので bs=65536 で ok.

*5 実際にはアクティベーションそのものを回避しているのではなく、アクティベーション情報を保存しておくことで、アクティベーションの操作を回避している。

*6 逆に固定されたユーザー名で予めユーザーを作ってあれば、ぶっちゃけやることはもうない。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ nagaki [もう知っていると思いますが、全自動インストールを使えば管理者アカウントだけでインストールできます。その後でsyspr..]

_ wtnabe [これはいちばん最初のユーザー作成のことでしょうか? その部分については1回やれば済む作業なので(存在自体は邪魔だけ..]


2006-06-19 [長年日記]

_ Ajax でアサマシブログ支援

時代は RSS リーダーとアフィリエイトなのに、どうも書いているときはそういうことはあまり意識していないのでとりあえずそのまま書いちゃって、公開し終わってふーっと一息ついたあとに慌てて amazon のアフィリエイトを引っ張り出してきてるオレがいるorz

こんなんじゃうまいこと誘導できっこねーよなぁ。明らかにあとから amazon へのリンクが増えてるんだもの。 RSS の更新を監視してればすぐにどういう意図をもって記事を修正しているかバレる。もっとこう、書いてる最中から文章を解析してそれっぽい商品を検索しまくって教えてくれる機能とか tDiary にあればいいのに。あれですよ、Ajax ですよ。書いてる裏で検索して textarea の隣とかにバババっと商品が出てくるの。そんでよーしこれとこれ買わせちゃれ、ってポチポチしていくとそいつらが文章の中にうまいこと埋め込まれていくの。

もちろんこれらのリクエストは「よーしパパあさましエントリ書いちゃうぞー」って意思表示したときだけね。なんかそういう checkbox があるの。そこチェックするとバババって出てくるの。普段からそんなリクエスト飛ばしまくってるとうざいからね。意思表示したときだけね。

出ないかなぁ、そういうの。

「それ以前に影響力のあるblogじゃないじゃん」ていうツッコミはなしね。単に楽したいってだけの話だから。あと、サイドバーとかタイトルのすぐあととか、エントリの切れ目とかに自動的に入るやつにすれば?ってのも却下。あれは自分が読むときうざいだけだから。あくまでうまいことエントリに馴染んでないとダメなの。そういうのが美しいと思うから。


2006-06-21 [長年日記]

_ 半角スペースは入れても入れなくても機械の都合に合わせていれば BK

児童小銃 - 和欧混在テキストで和文と欧文の境目に半角スペース入れるのはバッドノウハウなの?

そうそう。どっちかが正しいとする姿勢こそがバッドノウハウじゃないかと。これがいちばん自分の感覚に近いな。

ただ、Terminal やエディタなどのレイアウトを調整しないソフトでは空白を入れた方が見やすいので、それを扱う時間の長い人間はそっちをベースにした方が幸せになれると思う。これはレイアウトソフトを通した出力に対するこだわりではなく、自分の見やすさのために入れるものだから、まぁ機械の都合に合わせているというバッドノウハウの基本原理には合致するけれどもバッドレベルは低いような気がする。

(ここではレイアウトソフトを通した出力という)結果を人間が想像して、プロセスに不自然な操作を加えるのがいちばんのバッドノウハウじゃなかろうか。Terminal やエディタの場合は想像する必要がなく*1、人間の側の負荷が少し低く、だからバッドレベルが低いと言えるように思う。*2

というか。すでに息を吐くようにスペースを入れている自分が居るしな。今さら何を言われようが、いや Quark で組版しろとか言われない限りは変わらないだろな。

以下思いっきり余談。

とりあえず HTML に限定して考える。JIS 準拠のレンダリングエンジンを積んだ WYSIWYG エディタを使って、ソースは空白なし、HTML 出力ではアキあり、という状態になっていればそれはバッドノウハウではない。ただし、等幅文化圏の人は今度はソースに手でスペースを足したりしそう。すると JIS 準拠レンダリングエンジンは相互運用性の低いソースを作るということになるんだろうか? レンダリングではアキだけを有効に、ソースにはスペースを1つという状態になればいいのかもしれないけど、それって HTML の仕様上無理なような? そしてそれは JIS には合致するの?

HTML の場合はスペースは1つに圧縮されるけれど無視はされないはず*3なので、そうなるとレンダリング結果ではアキだけを有効に、ソースにはスペースを1つ入れる、という技は無理なような気がするんだけど、どうだろう。

※ ここのところ日記の日付と実際に書いている日付がずれているのはわざとです。

Tags: Text

*1 だって見たままだから

*2 どっちにしろバッドノウハウであることには変わりないだろうけど。

*3 とりあえずタグの中身は。出典を当たるのは今は面倒なので省略。


2006-06-22 [長年日記]

_ みんな実際の問題よりもメタ問題の方が興味あるのか?

先日、Windows のボトムアップのドキュメントがねーなぁという愚痴を書いた。これは少ないながらもブックマークされ、その後 otsune の日記で拾われた結果、そこそこのアクセスがきた。*1

その後、間を空けずにデフラグの失敗、sysprep の用語作業について分かった点などを自分なりに結構丁寧に整理したつもりなのだが、これらはまったく無反応である。ブックマークされた形跡はない。

要するに自分のむかついていた問題は Windows 使いの人にとっては問題ですらなかったのか。あるいはすでにバッドであるか否かに関わらず自分なりのノウハウがあって、問題として認識していないか。あるいは、この可能性が高いと踏んでいるんだけれど、みんな現場の問題よりも Web 上のメタ問題の方が興味があって、メタ問題の方が食いつきがいいのか。

今回の件を通じて、現場の問題は、書こうと思う人あるいは実際に書く人がいないという問題もあるが、「読み手」がそれを求めていないということなのかなと感じた。それを感じたのは、ブックマークはされなかったが、自分が文章の中に散りばめたキーワードで「検索してくる人」はいるからである。sysprep の SP2 との互換性の問題やアクティベーションの問題などはやはり引っかかっている人がいるらしく、多くはないがそれらのキーワードで検索してくる人がいる。ということは基本的には需要はあるんだと思う。しかし「受けない」から「拾い上げられない」。

GIGAZINE などでのツールの紹介などは大受けだが、実際に泥臭く試した文章は受けない。まぁ、当たり前なのかもしれないけど、そういうものなんだなぁと改めて思った次第。だからと言って「受ける」ものを書きたいなんてことは思っちゃいないし、ブックマーカーの行動が云々なんていう批判めいたことを言うつもりも毛頭ないし、もっとブクマしてくれよ!なんてことを言う気はさらさらないんだけど、自分が自分の欲しい情報を探すときも多くブックマークされた記事や言及された記事の方が見つかりやすいわけで、なかなか難しいもんだなぁと感じたわけ。簡単に言えば、自分が本当にほしい情報は紹介記事じゃないから。いや紹介記事もなきゃ困るんだけどさ。そればっか見つかっても役に立たないじゃない。prototype.js がすごいですよ!なんて記事よりも、prototype.js のここはいいがここはダメ、これに気をつけろって書いてくれる記事の方が実際にそれを使う人間には有益だし、紹介も兼ねてくれると思うんだよね。

※ それとは別に prototype.js のおかげで prototype プロパティについて調べようと思うとかなり余計な情報が引っかかっちゃうようになって、それも困ったなと感じているところ。さらにタチの悪いことに prototype.js を prototype と省略しちゃう人も案外いるので、そのうち -prototype.js してもゴミだらけになるんじゃないかという危惧もあったりする。

ま、おれはおれのためにおれが検索しやすい言葉でアウトプットを続けていくさ。それはつまり自分で手を動かして納得していく過程だから、いちばん自分の血肉になるんだしね。つかもっとみんなそうしようよ。アルファブロガー、アルファクリッパー、Web2.0系開発者ばかりデカイ顔させていいのか?*2

以上、負け犬*3の遠吠え終了。

Tags: Text Web

*1 いちばん多かったのは otsune の日記経由。とは言えここは弱小零細サイトなので referer は多くたって数十とかのレベルですが。あと、ブックマークにもコメントがないので結局どういう風に受け取られたのかは otsune の日記以外ではほぼまったく分からないままです。

*2 自分がそういう人たちのフォロワーだからその手の情報しか目に入ってこないんだけどねー。

*3 何に負けたのだろう?


2006-06-24 [長年日記]

_ 酔っぱらった

最近外で飲んで帰ってくるとうちに着いてから記憶がない*1

あ、前からか。単にひどくなってきただけなんだな。

あー。

だめだなぁ。

そして起きてまずすることが酔っぱらったと日記を書くことだっつーのもどうだ。なんかかなり間違ってるな。他にやることあるだろう。

Tags: 日々

*1 医学的な根拠はないけど、外で飲むよりうちで飲む方があっという間に酔うし、気分というか気の張りようの問題ってあるよなぁ。


2006-06-26 [長年日記]

_ tDiary で vodcast ってできないかな?

まぁ MP3 とか AAC とか音声だけの通常の podcast であればサムネイル要らないからすぐできそうな気がするんだけど、ビデオも含めるとなると難しいよなぁ。

ていうかビデオをアップロードしたらまず適当なタイミングの静止画を抜き出してそれをサムネイルとして確保してほしいんだけど、それやらせようと思ったらサーバ側に仕掛けがいるんで、動くサーバがかなり限られる。つかまだそういうツールを自分が知らない。横着して iMovie とか動かしちゃうんで。まずはそれ調べるとこから始めないといかんな。

Tags: tDiary Ruby Web

2006-06-27 [長年日記]

_ 血液型を持ち出した方が話がややこしいような気がする

void GraphicWizardsLair( void ); // 「教育現場に蔓延しているゲーム脳理論に学会は反論しないのか」ってのは「世間に蔓延している血液型性格判断に学会は反論しないのか」と同じ構造なのかも

自分は血液型の性格「判断」や「診断」といったものは基本的に信じちゃいないが、全身くまなく流れている血液の型が違うっつってんのに、まったく無関係だとしたらその方が気持ち悪いと感じる人間なので、血液型話を頭から否定するのはかえってややこしいと思って特段否定的な発言をすることはない。もっとも、頭から信じ込んでいる人がいたら、それは圧倒的にパワーの差があってなおかつそれが直接自分に影響しない限りは否定させてもらうが。*1

ところで血液型の話を持ち出さない方がいいんじゃないかっていうのは、血液型の話はゲーム脳みたいに測定方法からおかしいといった分かりやすい間違いがないから。統計的な手法にミスがありますとかじゃなくて、その結果を逆方向に、つまり統計でこう出ているからこの型はこうと結びつけることができないという、素人には分かりにくい論理展開の無理が問題であって、ここら辺までくるとそういう面倒な話を真面目に理解しようなんて人はかなり少なくなってしまうんじゃないかと思うんで、着地点として血液型話と似たようなものということにしてしまうのはなんかあんまり嬉しくない気がする。(って自分が嬉しいかどうかはどうでもいい話ではあるんだけど。)あと、とりあえずゲーム脳理論を批判したい場合は、あれは測定方法間違ってるんですよ、と言ってしまうと分かりやすくていいじゃんと思っている。

※ だいたい学会が批判してないとか、学会の権威を借りようって考えはゲーム脳理論を信じ込んじゃう人とあまり変わらない気がすると言ったら暴言なんだろうなぁ〜。

ただそれとは別に、自分が教育者という立場であればゲームの「やり過ぎ」は基本的に禁止するだろう。経験てのは食事と同じでバランスが大事だと自分は考えている。少なくとも本人に主体的に選ばせて大丈夫と言えるくらいに経験を積んでいない間*2は、教育者の権利としてやり過ぎは禁止する。その際はゲーム脳理論が正しくても間違っていてもそんなことには影響されない。やり過ぎを禁止するのはゲームだけに限らないから。本の読み過ぎも外で遊び過ぎもネットし過ぎも勉強し過ぎも等しく禁止する :-P これはジョークじゃなくて本当に本気と書いてマジと読ませてマジで禁止する。するよ。

上は本気だけどゲームのやり過ぎを禁止する理由は実はもう一つある。自分が昔ゲームに熱中するあまり、イライラして言動が暴力的になってしまい、その結果友達を一人失った経験があるから*3。つまりゲームで遊ぶ行為そのものを問題にしているのではなく、やり過ぎによる興奮状態とそのコントロールを問題視している。子どものうちは*4自分でその辺を客観視できないので、そこは大人がブレーキを踏んでやるべきだろうということ。

教育という文脈において重視すべきは、何かを与えなきゃいけないとか何かを与えちゃいけないとかじゃなくて、どう与えるかどう与えないかということであり、当たり前だけど対象となる人をどれだけちゃんと見るかが問題なんだと、いま自分は考えている。

あと自分の行動が影響してネットジャンキーが育つということであれば、そりゃ当然自分の行動も顧みるし、対象となる人との距離の取り方も考えるさ。自分が教育者として責任を持つんであればね。

[2006-06-28 追記]はてブコメントによると目的のためなら嘘ついてもいいじゃん派という解釈をされてしまっているようなんだけど、どこがそう思わせたんだろう? もしかしていちばん最初の血液型の話? それがいちばん印象に残ったの? そういう人もいるのか…。

Tags: Edu

*1 例えば雇用主に君はB型だからスタンドプレーに気をつけないとね、と言われれば「そうですね、気をつけます」と答えておく。というか答えておいた :-)

*2 この判断もまた難しいが、例えば高校生が自分でバイトして自分でゲームにのめりこんでいくのはアリ。もっとも、義務教育じゃないからそれなりの覚悟の上でやってもらうけど。

*3 これがゲームのやり過ぎと因果関係があるのは疑う余地はないのでツッコんでも無駄です。

*4 まぁオトナでもギャンブルとかそうだよね


2006-06-28 [長年日記]

_ Ubuntu ja を試してみている

と言っても自分のメイン環境をどうしようとかじゃなくて、古くなってサポートの切れ(る|た) Windows の動いていた機械をどうしようか、という話。

正直に言うと、Ubuntu を最初に知ったのは Ubuntuたん騒動のときだったので、まったくディストリビューションそのものには興味が涌かなかった。ただなんだか知らないが Debian ベースでよさげなものが出たよ、という程度には記憶に残っていた。しかし最近、RedHat系にいい印象を持っておらず、「フリーソフトウェア」好きかつ「Debianポリシーは固すぎて扱いにくいよ、リリース遅すぎるよ」と思っていた自分には実はぴったりなのではないかと思い始め、ちょいと試してみるかと気まぐれに思い立ったわけだ。

第一印象。ライブ CD の起動が死ぬほど遅い。こんなに遅いのは初めてだ。しかしようやく現れたデスクトップを見てかなりビビった。「きれいじゃん」。IPAフォント恐るべし。Linux デスクトップで何がいやってフォントが汚いのと派手なだけで一般人が喜びそうにないデスクトップの設定がいやだった*1んだけど、これはかなりまともに見える。というか Windows よりフツーにきれいじゃん。

ハードディスクにインストールしたが Celeron 500MHz + 256MB というロートルマシンで動かしているので、重たくて当然。しかし OOo もクイック起動を有効にすれば待てないほどではない。Firefox も Thundebird も一応動くので、「ちょっと変わった Windows なんです」と言って素人をだまくらかすのはひょっとしたら可能かもしれない。もちろんセットアップは彼らには無理だろうし、お膳立てはこちらでするが、余計なアプリを勝手に動かすことはできないし、性能から言って余計なことをしようとも思わないだろうから、とりあえずメールと Web が使えて Office が動けばいいよという機械であれば、Ubuntu を入れて渡しちゃうのはアリかもしれない。プリンタは試したところうまく接続できたプリンタとそうでないプリンタがあったのでちょっと注意が必要だが、その辺も機械が機械だけに割り切りができるかも。

現役バリバリマシンで Linux オフィスです、を目指すわけではないのでなんだか評価がかなり甘くなってしまっている感は否めないが、いわゆるフツーのお仕事のシーンで使う Windows なんてそんなにたいした機能も性能も必要ないから、こんなもんかなって思っちゃう。あとはあれだな、アップデートが山ほど出るのはちょっとうざいので使いっこないアプリはどんどん抜いていかないとダメだな。…と思ったけどそんなに余計なものはないなぁ。単に入れた直後だから? メジャーリリース後まだあんまり時間経ってないから?

*1 売り物をわざわざ買うなら別な OS を買う


2006-06-29 [長年日記]

_ Sunbird がよくなってきてる

The Sunbird Project - Standalone Calendar

Sunbird 0.3 alpha2 が alpha1 より明らかによくなってる。今までできなかった、時間の範囲を予めドラッグしておいてそこにイベントを書き込むという使い方ができるようになった。iCal みたいな使い方とか Google Calendar みたいな使い方と言えばいいだろうか。まぁとりあえず割と標準的な使い勝手に近づいたと。

イベントを作成するときのダイアログもだいぶうざさがなくなった。これくらいならあんまり違和感ないかな。サクサク感はイベント拾いまくってくれる Google Calendar の方が上だけど、iCal とはひょっとするといい勝負になってくるかもしれない。iCal はもとはたぶん遅くないんだろうけど、なんかアクションに効果がいろいろついてくるのでうざい感じが強い。

0.3 リリースに向けて着々と bug fix が進んでいるようなので、0.3 にはもう少し期待してみよう。

これでサーバ側で複数の iCal 形式のデータをうまいこと融合とかしてくれるシンプルな Web アプリと WebDAV があれば、スケジュール管理は手軽になってくれるかな? この辺は今までクライアントの選択肢がなさすぎて全然調べてないからなぁ。

Tags: Sunbird iCal

_ MeCab with Namazu 2.0.16

どうにも CahSen が落ちるので MeCab を試してみたら、Kakasi も ChaSen もモジュールを使っているのにこれだけモジュールではなく実行バイナリを exec しているのだった。超おせえorz

直しゃいいんだけど、放置して寝た。

Tags: Text MeCab

2006-06-30 [長年日記]

_ +DESIGNING 気合い入ってるなぁ

これは…面白いそうだ。ヘビーそうでもあるけど。

DTP 方面て実はいま元気?

Tags: Book DTP

_ 640MB MO を Mac で読む

Giga は知らないけど、OSX て Windows フォーマットの 640MB の MO も読めるのね。Classic は 230MB までしかいけないけど。

知らなかった。230MB の時代で自分の頭は止まってたよ。

Tags: OSX Disk