2006-06-12

Frenzy 結構使える

システム管理者にコレ! スーパーレスキューFreeBSD LiveCD Frenzy 1.0 (MYCOMジャーナル) で知ったんだけど、Project Frenzy - FreeBSD-based LiveCD はなかなか面白いってゆーか、こういうのが欲しかった。

LiveCD って、knoppix で初めて知ったせいか、やたらいろんなものがめいっぱい詰め込まれてて起動時に CD がぎゅっぎゅっうるさくて、何かするたびに CD を読みに行ってうるさくて重たい、という最悪な印象が植え付けられていたんだけど、これはまったく反対を向いていて実に気持ちがいい。というかいつも不思議に思うんだけど、FreeBSD 系の CD って起動がやたら静かなのはなんでだろ。Linux も OSX も結構うるさいのに。

目的が明確で硬派な感じも嬉しい。デフォルトではコンソール止まり1で X が立ち上がらないのはもちろんのこと、DHCP がいきなり有効になったりもしない。入ってるツールは MYCOM の方を見てもらうとして、個人的に目に留まったのは

  • 常に root でログインしてる状態
  • 日本語のキーボードレイアウト は 106 も 106x も入ってる(この辺は手つかずか?)
  • lha(こんなものまで?)
  • putty(使わないけど)
  • 画像のツールやムービーのツールが意外と充実してる
  • リモートデスクトップまで使える
  • screen(嬉しい)
  • zebedee や stunnel が入ってたり、openvpn まで揃ってる
  • vim はあるのに Emacs はないのかよ。まぁ期待してなかったけどさ。
  • なにげに嬉しいのは samba. サーバじゃなくてクライアント側のツールがすぐ使えるのは嬉しい。

font が入ってないし、そのままだと日本語は読めないけど、lynx も wget も入っているのでその場で必要なツールを Web から取ってきて作業するってのもできなくはない。2これと USBトラベルキーボード ウルトラナビ付 を持って現場(ってどこ?)に現れたらなかなかかっこよさげ。

  1. デバイスの認識の様子とかその場で見れるから terminal emulator じゃなくて生コンソールっつーのが用途から言っても大事。 

  2. 日本語サイトからドライバを入手、とかはちょっと難しいけど。 

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