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2010-07-11 [長年日記]

_ MetaCon - wtnabe編

MetaCon とは勉強会勉強会のことですが、

勉強会勉強会 MetaCon | Google グループ

直接は関係なくて、勉強会とかについて考えてみた、っていう意味でしかありません。

というわけで、以前からもやもやと考えていた勉強会というか、エンジニアコミュニティについて、モデルを2つ挙げて考え直してみました。目的は、自分の身近な範囲に継続的な、講師 vs お客様という構図ではない何らかの「活動」があったらいいな、です。

モデル1 - asakusa.rb

Asakusa.rbは、東京下町周辺のRuby技術者たちが集まって何かをハックする地域Rubyistコミュニティです。 また、Seattle.rbのように、活動を通して少しでもRubyコミュニティ全体に還元できるようなプロダクトやノウハウ等の成果を残していくことができたらいいなぁ、と考えています。じっさいに、Seattle.rbのdrbrainにどんなふうにやっているのか訊いてみました。

念のため補足しておきますと「下町周辺とか浅草界隈に在住・通勤している人でなければ参加できない」というわけではありません。どなたでも参加は歓迎です。

2008年7月に第1回が開催されて約1年後の第13回くらいから急にペースアップ。記録のない12回に何があったんでしょうか。現在はログや議事録といった名前は付けず、淡々とメールのやりとりが qwik 上に溜まっている感じになっています。実際の活動内容は個々人の日記、あるいはより適切な場所に還元されているようなのですが、まとめページなどがあるわけではないので、詳細はちょっとよく分からないです。

気になる点は以下。

  • テーマは最近はもう全体のものはなく参加表明とともに各自のテーマが挙げられている
  • 集まり方
    • 点呼とかとってるのかな?
  • 記録の残し方
  • 次回について練ったりしてる? 参加表明とテーマ設定が同時ならこれは不要か。
  • いつの時点でどういう経緯で現在の方法に落ち着いたのか?

テーマ設定がすごいです。例えば "RubyKaigi" でもいい。改めて読み直すと asakusa.rb は勉強会じゃないのです。

Asakusa.rbは、東京下町周辺のRuby技術者たちが集まって何かをハックする地域Rubyistコミュニティです。

実はここがものすごくうらやましいところ。というのも北陸には人間が少ないのである特定の言語や環境などにテーマを絞ると参加者の数がぐっと減るか、逆に何の勉強会に出ても「いつものメンツ」のような状態になってしまう。しかも北陸3県をまたいでこの状態。悪く言うつもりはないけど、やっぱ「ちょっとしんどい状態」なのは間違いないと思うんですよ。自分はあんまりあちこち出かけていない方だけど、出てる人は毎週北陸3県を走り回っているような、そんな感じになっています。

というのと、もう一つ、自分の興味はもともと特定の言語や環境ではないので、無理に分かりやすいテーマに絞らなくてもいいのではないかということを以前から感じていました。これに asakusa.rb の活動の流れがとてもよくマッチしているように見えるわけです。

  • 特定のネタに縛られる必要もなく
  • 何かをハックして
  • 成果をアウトプット/還元する

ことが大事なんじゃないか。それがごく自然に、淡々と回っているところが asakusa.rb のとてもステキなところだと思います。

モデル2 - toRuby

toRuby は Rubyist の第2の聖地と言っていいのではないかというくらい大切にされている印象があります。少なくとも有名な Rubyist たちが喜んで、あるいは緊張をもって登壇してくれる、とても特別な地域 Ruby 勉強会。目標とするのはおこがましいとさえ言えます。RegionalRubyKaigi も 2010-07 現在で2回開催されています。

ここで気になっているのは内容や熱さもさることながら、

  • 公民館ベースという運営方法

実は、特に金沢では勉強会に積極的である程度のスペースを提供してくれそうな会社がないので、会場の確保にいつもちょっと苦慮しています。(富山、福井の方が話は早かったりする。)

  • 北陸は基本的に車社会
  • 貸会議室などはやはり街が充実している
  • 街中になると駐車場が少なく駐車料金もバカにならない

小規模でもある程度キャッチーで集客が見込めそうなら ITビジネスプラザ武蔵を使うことが最近は増えてきている印象ですが、地味なものはちょっと躊躇があります。

中規模以上のセミナーなどになると高等教育機関の協力を得やすいので、その場合は会場、駐車場は問題なくなりますが、その規模のものを連続して開催するのはそうそうできるものではありません。

ということで目をつけたのがこの toRuby 方式。これに目をつけてからいろいろ下調べをしている最中です。今のところ近江町交流プラザが場所と値段でいちばんいいかなという印象ですね。

金沢市の中央公民館は利用料無料で借りられるんだけど、街中にあり、かつ駐車場がない。生涯学習センターも同様。近江町も本来は駐車場には苦労するのですが、いちば館の駐車場は最近 17:00 以降無料になったので平日やるなら狙い目かなと思っています。ネット予約ができないという弱点はあるものの、建物も新しくてきれいだし、いろいろ遊べるんじゃないかと期待はあります。感触を得たのは

くまでもわかる 文系のためのプロジェクト・マネージメント紹介セミナー – アートグミ-ギャラリー

これに参加したからというのもあります。

金沢の市街地に限定せずにエリアを広げるともう少し見つかるのかもしれませんが、まだそこまでは調べられてはいません。少なくとも鞍月エリアにはめぼしいものはなさげです。金沢外ということになると、自分は公共系のものは借りる資格がありません。

まとめ

最も短く書くと

  • 金沢近郊で
  • 公民館系、安い公共スペースを基本に*1
  • 何かをハックする

集まりが定期的にできたらいいな、と考えています。

何かやりたいことはあるんだけど既存の勉強会は今ひとつテーマがしっくりこなかったという方はいらっしゃいませんか。やり方はよく言われる勉強会だけじゃないはずです。なんかもっと手を動かしたい、もっと成果をアウトプットしていきたい、という思いがあるなら、それを形にしませんか。

とは言え、Asakusa.rb のように Ruby 縛りでは恐らく金沢近郊では回りませんし、漠然とエンジニアとしてしまうとテーマがバラバラすぎて集まる意味が薄れてしまいます。今悩んでいるのはこの「大きなテーマ」の部分です。

個人的には「管理」方面に惹かれています。システム管理、Issue Tracking, プロセスやプロジェクトのマネージメントなどです。ハードウェア方面は疎いです。しかし、これでもだいぶ広いですね。まぁ、もうずっと抱えているものなので焦ってもいないです。とりあえず自分のために整理し直してみたという感じです。一緒にやりたいという人はもちろん大歓迎です。まずは一緒に悩んでください。嘘です。悩むのはあまり生産的ではありません。一緒に考えてください。小さな成果でも、出し続けられればいいなと思っています。

これは、自分の個人の活動を支える最大のポイントでもあります。小さくても続いていることが大事。たぶんきっとね。自分の出せる最大サイズのかめはめ波がたいした大きさではないことは学習済みです。

Tags: Study

*1 人数が極端に少なければ別に場所はどこでもいいですが