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2013-05-26 [長年日記]

_ WindowsでVagrantパッケージを入れたときにできることとVagrantfileをrakeで生成するアイディア

Vagrantが環境変数をセットする

インストーラで Vagrant を入れると Vagrant パッケージのディレクトリの中の

bin/

に PATH が通る。

そして vagrant コマンドを起動している間だけ

embedded/bin/

に PATH が通る。

そこに ruby, gem, rake があるので実は Vagrant を入れてあれば Rake タスクを実行できる。

これで Vagrantfile を直接置くのではなく Vagrantfile.erb から生成するといったことができる。

「よく似ているけど微妙に違う開発環境」を用意するために Vagrant を使おうとしている場合、これは便利に使えるかも。

例えば

Railsアプリの環境1 192.168.0.xx
Railsアプリの環境2 192.168.0.yy
Railsアプリの環境3 192.168.0.zz

みたいなテーブルを Rakefile の中に持っておいて、微妙に違う設定を Vagrantfile に反映する、といったことができる。これで provisioning 用の Chef の cookbook はほとんど共通だけど、ちょっとだけパラメータを変えて実行したいという要求に応えやすい気がする。

vagrant_cmd plugin

nazoking/vagrant_cmd

Windows 環境で

vagrant plugin install vagrant_cmd
vagrant cmd

とすると上の環境変数をセットした状態の cmd ができあがる。

これで Vagrantfile 生成用に Rake を叩くことができる。

うむうむ。

少し注意が必要なのは、この追加される PATH の方が優先されるので、例えば

RubyInstaller for Windows

が入れてあってもこの環境では Vagrant で入れた Ruby が優先されるということ。分かっていればそうでもないが、慣れないとややこしい。

例えばこの plugin を入れていなくても vagrant コマンドの実行途中に ^C で break してしまうと環境変数を書き戻す処理が実行されずに PATH が書き変わったままになってしまう。これは分かっていないと混乱する。