Windows の全バージョンに欠陥
スラドでもちょいと話題になってますが、この欠陥という表現はいいですね。脆弱性という言葉は分かりにくいと常日頃感じていたので。ただ、http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200307110092.html によると
マイクロソフトは、同社が提供するウィンドウズ98以降のパソコンやサーバー向け基本ソフト(OS)の全種類に欠陥が見つかり、この影響でパソコン内の電子メールや写真の内容が漏れたり削除されたりするなどの恐れがあると、10日から警告の情報を流し始めた。
これだと Windows 95 は関係ないように読めますが、IE を統合しているバージョンは同じように危険だと考えないとダメですな。95 が入ってないのはメーカーに見捨てられててチェックされてないだけなので。要するに早く捨てなきゃダメよ、ということです。また、
同社によると、通常の電子メールの送受信やホームページの閲覧では問題はなく、実際の被害は今のところ報告されていないという。
これも誤解を生みやすいですな。善良な Web しか見ない、善良なメールしか受け取らないと断言できるなら安全、と解釈すべきでしょう。実際にはたいていの人は誰が出してるとも分からない HTML のスパムを受け取っているわけですから、通常の閲覧で問題がないという表現はちとまずくないですか。