携帯の絵文字を調べてみる。

結論から言うと、ドキュメントは分かりにくかったが動作上の揺れのなさという意味でデキがいいのは Vodafone live! だった。文字コード変換の影響をまったく受けないし、シミュレータでもほぼ完全に再現されているようだった。これは素晴らしい。(バージョンが上がったというか完全に作り直しているでしょ、これ、っていうシミュレータは実にデキがいい。)

i-mode は絵文字の種類に基本と拡張があり、拡張は i-mode HTML バージョン4以降対応ということだが、最近の FOMA への移行のスピードを考えると無視はできない。しかしこの拡張絵文字は Unicode の文字コード(ややこしい)を使った参照か、sjis のバイナリコード直埋めでしか表示できない。したがってちと扱いにくい。特に sjis 直埋めは文字コード変換の影響を受けまくりなのでやっかい。まぁ安全寄りってことで古い方に合わせればいいかーって感じ。

EZweb は proxy 側であれこれ手厚いサポートをしてくれるのだが、OpenwaveSDK が img タグを使った古い記法しかサポートしていない。逆に言えばこの方式を使えば、SDK の完成度を考えたときには検証がいちばん楽。ただし、絵文字と普通の文字をひとかたまりにしたリンクを生成することができないという弱点がある。これが問題にならないようにコンテンツを作るのであれば、いちばん記述しやすい方式と言える。

しかしいつものことだが EZweb の proxy のサポートの充実っぷりとそれをきちんと提示してくれる au には頭が下がる。世の中全部 EZweb になればいいのに。

さーてこいつらを wrap する emoji クラスはいつ作り始めることができるのかな?

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