これはオレも感じていた

十代にオザキを聴かせる

ちょうどうちらの世代辺りに「マジなのはかっこ悪い」という感じがあった。個人的には渋谷系にはまったく興味ないが、なんだろう、トピックを無理矢理置き換えて話を進めると、ちょうど校内暴力がいじめになっちゃったそんな感じだ。つまり、ムキにならずにストレスを発散する方法を見つけちゃったってところか。

ところが最近の世代は意外と骨太なところがあると感じる。

世代的な共通項というべき存在がいないという印象を受けた

という言葉はまさに自分の感じていたところにドンピシャだ。

話はそれるけど、この共通項なき世代への過渡期に当たる世代が変な優しさを身にまとい、やたらと友達であることを確認し合うとか、そういう脆そうなコミュニケーションスキルを磨いていたのではないか。つまり、不安の現われの世代だったのかなぁと。コギャルとかパラパラとか、なんかそういう感じなんだよな。無機質で統率が取れているところが実に気持ち悪い。ジュリアナの人たちは自分の楽しさが前面に出ていたが、パラパラって「人」が見えないのよね。

で、今はそういう変な不安のない、すっきりと共通項のない世代ができあがってきているのではないかと。でも逆に面白いだろうなぁ、そういう世代。自分が今その年代でもそう思えたかどうかは疑問だけど、やはりギャップがあるから面白いのだし、いいからこれを聴け!というなんかバトルロイヤル的な状況って楽しそうじゃないか。

/* まぁ、シャベリ場とか見てるといつの時代も子どもは子どもなんだなと思うので、実際に「世代」がどれほど影響があるのかってのもちと微妙だけど。 */

で、オザキ好きですよ、私は。熱い歌と泣ける歌が好きです。

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