namazu.org はやはりクラックされていた
もじら組は最近見てないから気づいてなかったけど。
ハタから見ていても namazu.org の管理体制がしっかりしているとは思えない。新版が出てもまともなリリースノートすらないし、そもそもが非常に古きよき牧歌的なグループに見える。もともと大学的なノリと言ったらいいか。。。namazu.org にアカウント持ってても現在は Namazu に参加してない人の方が多いんじゃないかと思うくらい。
オープンソースという単語がビジネスの世界でさかんに言われ出して以降のオープンソースグループは namazu.org とは違う。彼らは明らかに「ライセンス」と「組織」についてある程度の見聞がある。(見識があるとまでは言わない。)しかし namazu.org はだいぶそういう組織とは違うように見える。
もじら組についてはよく分からないけど、手を広げすぎてる感じがしないでもない。
開発プロジェクトでもドキュメンテーションプロジェクトでもいいが、すべてのプロジェクトにサーバ管理、ユーザー管理のスキルのある人間が居るとは限らない。というかむしろ居る方が稀だろう。sf.jp もアタックを受けた(正確にはあるプロジェクトの XOOPS 用のプラグイン)が、それでもなお、素人のグループの用意したサーバよりは信用できるような気がする。(ここ1年は過負荷のためかやたらとメンテ中のことが多いが。)可能なら、そういうリソースを利用するようにしておいて、バックアップを自分たちのサーバに持ってくるようにしておいた方がリスクヘッジになる。人数が増えて運用体制がしっかりしてきたとか、帯域やプロセッサパワーを食いすぎてどうしようもないとか、そうなってから自分たちのサーバを用意すればいいのではなかろうか。
もちろんこれはそうしたリソースが充実している今だからこそ言えるわけで、namazu.org 設立時にその選択肢があったわけじゃないけど。
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