IPAフォントを OS X で試してみた
どうも12, 14ポイントで通常のアプリ(iText でテスト)で正しく表示できなくなる。具体的にはカーニングが狂って文字が重なって表示されてしまう。NeoOffice/J では問題なく使えたけど、ちょーっと難しいフォントだな。何が問題なんだろ?
ちなみにライセンスによると、
- このフォントだけでの再配布は不可。Grass とともに配布すること。
- このフォントを他のアプリと組み合わせて利用するのは問題ない。
そうです。
参考
テスト状況
アプリ | platform | 結果 |
NeoOffice/J 0.8.4 | Panther | OK |
iText 3.1.3 | Panther | NG(12,14ptでカーニングが狂う) |
mi 2.1.5 | Panther | NG(12,14ptでカーニングが狂う) |
ターミナル | Panther | OK |
Firefox 0.9.1 | Mac | OK |
mEdit 0.98 | Mac | OK |
Safari 1.2.3 | OK | |
iText 3.1.5 | Win2k | OK(11, 13 ptがアンチエイリアスなしでもきれい) |
Word 2002 | Win2k | OK |
Illustrator 10 | Win2k | OK |
メモ帳 | Win2k | OK |
サクラエディタ | Win2k | NG(等幅のはずのIPAフォントを認識せず) |
cko | cygwin | OK |
xyzzy | Win | NG(認識せず) |
12ポイント問題って特殊な事例なのかな? あ。ターミナルはフォントのパネルで文字幅が設定できるな。OS X 標準パネルを使うアプリはひょっとして大丈夫か?
cko で試したところ、Windows では 12, 14,16 でドットフォントでも「見れる」状態になる。アンチエイリアスで使うのが基本だとは思うが、そうならない環境でもこの辺のサイズを選べばイケる。iText だと(日本語)と書いてあるフォントにしないと表示できない。11, 13ptがきれい。この辺、なぜ食い違うのかはよく分からない。