はてなの個人情報収集にまつわるぷち祭り
- はてなが正確な個人情報の収集を始めたようだ。
- 無作為で住所に葉書を出して、不逹の場合にアカウント停止と。
- これでプライベートモードに移行して公開されない日記が続出。
高木さんは虚偽の情報を登録していたので気持ちの整理がつくまでプライベートモードにするそうだ。あの高木さんがね。なんだか不思議な感じです。
プライベートモードに移行、あるいは引っ越しを模索する人たちってどういう気持ちでそういう行動に出るんだろう?
- はてなのポリシーの変更のやり方が気に入らない
- 住所なんて必要か?過剰な個人情報の収集じゃないのか
- これは気に入らないからではなく、自分の利用するサービスと提供する個人情報を冷静に秤にかけた結果、という意味
- なんか登録し直すの?面倒くさいよ、ちょうどいいから最近の blog サービスに移っちゃえ
くらい? 高木さんみたいな気持ちの整理ってのは少数派のような気がするけど、根拠なし。
なんだろうなぁ。説明の手順がへたくそなのは認めよう。はてなは会社組織としてそれほど成熟していないとか、法務関係は苦手そうというのは容易に想像がつく。でもしたり顔ではてなを批判する人が出てきたら、そりゃなんか違うんじゃないかという気がする。まぁはてながコミュニティベースのサービスのような、ちゃんとしたビジネスの一貫のような、微妙な、特に日記やアンテナは実に微妙な位置づけだったというのも大きいだろうな。営利組織のサービスでありながらそういう感じがあまりしないという、居心地のよさみたいなものがはてな利用の理由に入っていた人なら、心理的な反発が大きくなっちゃうのは納得できる。
有料の人の反応はどうなってんだろ。ちょっと興味あるな。でもはてなの有料会員て知らないし。
まぁちょいと生暖かく見守ってみましょう。
代替案
とかなんとか言いながら、もう少し反発の少なそうな案を考えてみた。
- メルマガ強制購読にして
- エラー続出のアドレスを登録してる人は利用停止
- 確認ののちアカウント廃棄
みたいな流れにしておけばいいんじゃないかな。メールアドレスより住所の方が抵抗感は大きいと思う。もちろん捨てアカでメールはまったく読んでない可能性を考慮してフリーメールは禁止って形にしないと本人確認として意味ないと思うけど。あ、そうなると抵抗感はどっこいくらいになっちゃうか?
ひょっとして
ある程度利用者が減っても有料会員や JWord との連携を考えればビジネスとして損しないし、いいやってことなのかな。その可能性はあるな。あえてはてなの利用者を少し削る作戦に出たというか。リソースは無限じゃないんだから、ランニングコストと照らし合わせてあれこれ考えるのは当たり前だものね。
素晴らしい洞察, 参考になる
- 黎明日記
- リンク集
- Bosso!
- 丁寧に丁寧に考えられています。見習わなければと思いました。(最初このエントリはかなり乱暴な感じに書き上がっていたもので。)
- 似非と現実とゴッゴルの日記
- 割と近い感覚。無料で使わせてもらってるクセに少しでも自分に不利益がありそうになるとすごく騒ぐやつっているよなーと思います。まぁそういう人も現実には声がでかいだけで悪いことするやつと同じように数は少ないのでしょうが。
そんな感じ。