singapore を使う
singapore 0.9.11 のディレクトリ構造の一部を抜粋するとこんな風になっている。
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|-- data
| ここに cache/ を作る
|-- docs
| |-- Development.html
|-- galleries
| ここに画像の入ったディレクトリを放り込む
|-- includes
|-- install
|-- locale
|-- singapore.ini
|-- templates
| |-- admin_default
| `-- default
`-- tools
最低限必要なことは、galleries/ の中に画像の入ったディレクトリを放り込むだけ。
各種設定
- data/ の中に cache/ を作っておかないとサムネイルがキャッシュされないので激しく重い
- singapore.ini で全体の設定
- 0.9.11 では日本語リソースは最初から入っているので default_language = "ja" にするだけで日本語化完了
- 見た目は template で行う。tDiary と同じように templates/ 内に使いたい template のディレクトリを放り込み、singapore.ini で default_template を変えれば ok1
- template ごとに template.ini で細かい調整が可能。サムネイルのサイズや一覧するときの画像の数など
- メタデータは画像ディレクトリ内の `metadata.言語コード.csv' ファイルで行うか、ファイル名に埋め込む。
- csv でメタデータを記述するときのフォーマットはドキュメントの Development 参照。
singapore の足りないところ
singapore には当初の目的のはずだったコメントで検索するという機能がない。でもまぁ、csv にメタデータを書けることが分かったので、とりあえず自分の用途では grep すれば ok という状態に。Web のインターフェイスを付けるのもそんなに面倒じゃないと思う(検索結果が template にハマる調整するのが面倒か)ので、その辺はおいおい考えることにする。
もう一つ、画像を縮小して表示する設定にしておくと、元画像をダウンロードすることができないのは惜しい。今どきの元画像の大きさじゃページのバランスを崩すだけだし縮小表示は当然だと思うけど、そこから元画像へのリンクがほしかった。まぁ初期設定では galleries/ は Web に公開されてる場所にあるのでそのまま直打ちして取り出すことはできるし、自分用ならサーバから直接取り出せばいいって話ではあるいんだけど。
template_flipper を on にするとユーザが自分の好きなように select でテンプレートを変更できるようになる。 ↩