無断リンクをきらう側は勝手に内容の改変、ページの移動などを行えばよい、これを無断リーブと呼ぼうという話。こうすればモヒカン族の blog にリンク切れを発生させることができると。
しかし内容は短期的には Google キャッシュに、長期的には archive.org に補足されてしまう。(ほかにもキャッシュするサービスはいっぱいあると思うけど。)キャッシュを消去することは可能だろうけど、少なくとも改変の事実はバレてしまう。それは気持ち悪くないんだろうか?
またページの移動を行った場合、ムラびとにはそれを通知する必要がある。1これはメールで行うのだろうか? メールで完結するなら問題ない。そうでない場合は Web 上のどこかに移転先を書く必要がある。しかし書いたが最後、これは機械的に補足可能。モヒカンは容易に追跡してしまう。しかもソーシャルブックマークのある今、URL をみんなで補正していき、登録情報を利用して自動的に permalink を設定することだってできる。対してリーブする側は一人の手で内容の改変や移動を行わなければいけない。
無断リーブをやろうとする側の方が圧倒的に不利ではないか。
あと、「無断」という言葉は礼節や共同社会のルールに反する不届きものの行いに対して冠すべき言葉だから、「無断リーブ」は無断リンクの対抗手段のネーミングとしてよろしくないのでは? それに無断に対して殺伐と無断で返すのは無言のどつき合いであり、モヒカン族の流儀ではなかろうか。
ページの更新を仲のいい人には教えたい心理が働いているだろうという予測がベースにあるので、これが外れている場合はこの推論は意味を成さない。しかし更新の通知なんかどうでもいいよという人は恐らく殺伐系に属するのでこの予測は大きくは間違っていないだろう。 ↩