Thunderbird 1.0.x の話。
参考 既存のプロファイルの移動とバックアップしたプロファイルの復元
今回、PowerBook のディスク交換に際して、ちょっと違う方法を採った。profile が一つだけの場合に、profiles.ini を編集せずに復元する方法。
- まず、今までの Profiles/ フォルダを丸ごとコピー
- 新しい環境で Thunderbird をインストールして起動
- 新しい Profiles フォルダが作成される
- アカウントの作成とかインポートとか一切せずに終了
- 保存してあった xxxxx.default/ の中身を新しい xxxxx.default/ の中にどかっとコピー
- profile の中の chrome/ フォルダにある chrome.rdf を削除
- Thunderbird を起動
profiles.ini ファイルの書き換えは行わない。
chrome.rdf にフルパスで以前の情報が保存されていることがあり(確実にそうなのかもしれないけど未検証)、これが新しい環境と食い違う(例えばユーザー名が違う)と Thunderbird は正しく起動できない。xxxxx.default のフォルダ名が食い違っても当然ダメなので、上のリンク先ではこれを profiles.ini ファイルの書き換えで対応しているが、自分は chrome.rdf を消しちゃう方が楽だったのでこの方法にした。
今まで Windows → MacOSX, Windows → Linux → MacOSX などのプラットフォームの移動を経験していて、実はそのたびにアカウントを作成してメールデータとアドレス帳のデータだけコピーしていた。これは profile の中身を丸ごとコピーすると正常に起動できなくなったり UI が乱れるから。しかし上の方法ならたぶんプラットフォームを移行する際にも有効なんじゃないかと思った。ただもうプラットフォームの移行そのものがめったに起きないと思うので、そのときはまた忘れてるような気がするけど。