2005-10-28

FreeStyle Wiki 4 と PDF 関連の機能

[Fswiki-dev] FSWiki 4.0のコードベース

FreeStyle Wiki はあまり真面目に使い込んだことが実はないのだが、PDF の生成が最初っから組み込まれていることに感心したのはよく覚えている。これは自分が Wiki をコミュニケーションツールとしてではなく、コラボレーションツール、もっと言えばドキュメンテーションツールとして捉えているからである。(だから頑張って印刷用 CSS を作ったりする。)Wiki はとても便利だが、印刷資料を重んじる文化は残念ながら根強く、往々にしてパワーの強い側がその文化圏内に居ることが多い。だからきれいな印刷が得られる Wiki はとてもユニークで存在意義があると自分は思っている1

しかしこの、今もって独特の実装の一つである FreeStyle Wiki の PDF 関連の機能が、オプショナルな扱いに変わるかもしれないくらいに足かせになってしまっているってのは知らなかった。まぁ最近はクライアントサイドで無料のツールを使って PDF が作れるようになってきているし、Wiki の機能としては需要はあまりないのかもしれない。自分としても Firefox 1.5 で OS X でもヘッダフッタを操作できるようになればそれでいいかも。2

FreeStyle Wiki は実は PukiWiki よりずっとページの管理も考えられているし、機能的にはあんまり不満はないんだよな。記法以外は。

  1. 簡単に言うと多くの人にとっては 1000ページの Wiki よりも 100ページの印刷資料の方が説得力があるってこと。コの業界的には 1000ページの javadoc, phpdoc よりも 100ページの Excel 書きドキュメントが重んじられることだと言えば、いやな感情を抱ける人は多いはず。あれこそ印刷に応用できたら嬉しい人は多いだろう。 

  2. コマンド一発で全ページ PDF 化、とかはできなくなるけど、それこそ現状では需要なさげ。 

古川ブログの font size 指定が外れない

ただのにっきへの降臨から続く、古くて新しい本文のレイアウトに関する問題の件。

私の知っているビルゲイツ、その12

span style は外れたが、font size=3 は外れないまま。OS X + Firefox ではなぜか MS P ゴシックの指定が外れた方が文字が太くなって見にくくなってしまった。(Firefox でのフォント指定はヒラギノ角ゴW3)

しかし本人は無指定にしたつもりで size=3 が頑固に残るってことは、無指定だと size=3 になる仕様なんだろな、たぶん。これなら style で指定してくれた方がユーザースタイルシートで上書きできるからまだマシだなぁ。(現状でも文字サイズ的にはずいぶん見やすくなったけど。)

ともあれ、記事ごとにフォントサイズが指定できることがものすごく無駄に思えてしまう時点で、msn Spaces の中の人とは相当大きな文化のギャップがあるのは間違いないな。

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