技術の必要性を現場が分かってなきゃどうしようもないというか

切込隊長BLOG(ブログ) - 本当に技術が必要とされる現場にgeekがいない

へー。

普段読んでないんだけど、面白い。

まぁ geek とかそういう言葉を持ち出さなくても、技術の分かっている人がいないと不幸を生むというのは、今の世の中あちこちにあるわけで。でも利益を生むかどうか分からないから技術者を飼っている組織ってやっぱ多くはないわけで、必要になったときにレベルの低い(競争のない世界にレベルの高い業者がいるわけない)外注に丸投げしてダメダメなシステムが導入されてものすごく生産性が落ちたりするわけですな。

証券取引所とか空港関係みたいなシステムだと落ちると目立つけど、毎日何度も不調になったり、メンテナンスしてもちっとも性能が改善されないとか、あげくクライアント側が固まりまくってどうにもならなくなるようなシステムは田舎には実はゴロゴロしてたりしなくもないわけですよ。使いものにならないシステムで恐ろしく生産性の低い仕事をイライラしながらこなしている人は不幸だなと思いますが、実際には内部に技術の分かる人が少しでもいれば、これはおかしいとかもっと早い段階で気づけて、最悪の現状を回避することはできていたような話だったりします。言い方は悪いけど自業自得って言うかね。

なんか話の軸がずれちゃったけど、みんな多少は技術者飼っといた方がいいと思いますよ、という話、なのかな。普通の待遇でたまたまパソコン詳しいから兼務、とか、せめてそういうのはヤメロ。

アジャイルの話を Web で眺めているのは嬉しくて楽しくてとても気持ちがいいけれど、現場のひどさはアジャイルの三世代くらい前というか、なんだ、HDD やオンラインが当然の今の時代に tape read error 頻発みたいな、そんな悲惨な状態を想像してちょうどいいくらいの、それでもそれをおかしいと気づけない、あるいは気づいててもどうにもならないと諦めているような人たちがイライラと毎日を過ごしているような、そんな感じだったりします。おわり。あ、自分とこの話じゃないです、念のため。聞いた話ね、あくまでね。

More