Frenzy 結構使える
システム管理者にコレ! スーパーレスキューFreeBSD LiveCD Frenzy 1.0 (MYCOMジャーナル) で知ったんだけど、Project Frenzy - FreeBSD-based LiveCD はなかなか面白いってゆーか、こういうのが欲しかった。
LiveCD って、knoppix で初めて知ったせいか、やたらいろんなものがめいっぱい詰め込まれてて起動時に CD がぎゅっぎゅっうるさくて、何かするたびに CD を読みに行ってうるさくて重たい、という最悪な印象が植え付けられていたんだけど、これはまったく反対を向いていて実に気持ちがいい。というかいつも不思議に思うんだけど、FreeBSD 系の CD って起動がやたら静かなのはなんでだろ。Linux も OSX も結構うるさいのに。
目的が明確で硬派な感じも嬉しい。デフォルトではコンソール止まり1で X が立ち上がらないのはもちろんのこと、DHCP がいきなり有効になったりもしない。入ってるツールは MYCOM の方を見てもらうとして、個人的に目に留まったのは
- 常に root でログインしてる状態
- 日本語のキーボードレイアウト は 106 も 106x も入ってる(この辺は手つかずか?)
- lha(こんなものまで?)
- putty(使わないけど)
- 画像のツールやムービーのツールが意外と充実してる
- リモートデスクトップまで使える
- screen(嬉しい)
- zebedee や stunnel が入ってたり、openvpn まで揃ってる
- vim はあるのに Emacs はないのかよ。まぁ期待してなかったけどさ。
- なにげに嬉しいのは samba. サーバじゃなくてクライアント側のツールがすぐ使えるのは嬉しい。
font が入ってないし、そのままだと日本語は読めないけど、lynx も wget も入っているのでその場で必要なツールを Web から取ってきて作業するってのもできなくはない。2これと USBトラベルキーボード ウルトラナビ付 を持って現場(ってどこ?)に現れたらなかなかかっこよさげ。