Subversion 1.4.2 と Apache 2 と Apache Runtime 1.2.7
これまで、Subversion を WebDAV で使う際に利用していた Apache Runtime(以下 apr と略す) が Apache 2.2 と合わない、Subversion を使うときは Apache 2.0 と合わせろという話をあちこちで聞いていたので家鯖の Apache も 2.0 にしていたんだけど、今回 Subversion を 1.4.2 に上げたら Apache が再起動するたびに core dump するようになった。1
結論から言うと Apache 2.2 に上げたら収まったので、組み合わせ的には以下のような感じになるっぽい。2
Subversion | Apache | apr |
1.3.2 | 2.0.59 | 1.2.7 |
1.4.2 | 2.2.3 | 1.2.7 |
apr 自体のバージョンは変わってないんだけど、組み合わせる Subversion のバージョンによってうまく動く Apache のバージョンが変わってくる。うーむむむ。ややこしいな。apr 自体に 2.0 系と 2.2 系みたいな区別があれば分かりやすいのに。3
※ 家鯖の Subversion はいやな予感がしたので 1.3.2 のままにしておいたんだけど、今回サーバそのものをリプレイスしたついでに上げてみた。
Apache 2.0 から 2.2 へ上げる際には特に注意したことはなかった。4FreeBSD ports だけなのか、conf が module ごとに分割されたので設定の記述位置が変わったくらいで大きな違和感はない。あ、mod_autoindex で出力されるファイルリストが pre から table になった。これも設定次第だけど、デフォルトの設定が table になったのかな? 少なくとも ports のデフォルトは table になったようだ。ファイルリストがプロポーショナルフォントになるので気持ち悪い。
proxy やらなんやらの部分も大きな違いはなさげ。少なくとも 1.3 -> 2.0 の移行に比べればはるかに楽ちんだと思う。うちでは記述位置以外は以前と同じ。cache を使いこなせれば面白いかなと思うけど、その辺はとりあえず放置。PCRE が使えるのでログとか rewrite の設定は今までよりも強力になりそうで嬉しい。つっても家ではそんな細かいことしないけど。