例によってまだ実験段階ですが、背景から整理しておきます。
- サーバの仮想化が、新しいサーバを新しい OS でいくつもホストすることではなく、migration をより少ない物理コストで実現するために必要
- 例えばゲストOS には RedHat 7.3 などの古いものがある
- 利用できる物理ホストは x86系
- 利用できる物理ホストのプロセッサは仮想化支援(IntelVT とか)を行ってくれない
ものとします。現段階で情報が十分揃っていてそれなりの速度で動き、手軽に始められそうなのは
- Xen
- VMware Server
なわけですが、今回は
- プロセッサの仮想化支援もなく、古い OS を利用する1関係上、Xen は手間が増える
- 内部向けのサーバなので VMware のライセンスで十分
ということで VMware を採用しようと考えています。
VMware のライセンスは日本語訳されたものを探して右往左往してしまいましたが、どうやらまったく存在しない模様。しょうがないので飛ばし読みかつ斜め読みしてみたところ
- 内部向けの利用なら ok
- 外部のネットワークを通じていても内部向けなら大丈夫そう
- プロセッサパワーやアプリケーションサービスを売ったりリースしたりしちゃダメ
- ベンチマークを公開したけりゃ VMware のレビューを受けてね、連絡待ってるわん
ということらしい。これなら今回の目的に利用するのは問題ない。
cf. リモートから利用可能なサーバー向け仮想化ソフトウエア:ITpro
幸いカスタマイズ不能なプロプラ OS はないが ↩