仮想マシンのディスクの構成で悩む
VMware での仮想化を決意したわけですが、実際にどういう構成で仮想マシンを作るかっつーのがまた悩むところなわけでして。というのも、migration 目的とは言えただの実験サーバとも違うので、あんまり遅くなってもらっちゃ困るのです。お手軽に同一ドライブで仮想ディスクなんてことをするとたぶんちょっとかなりつらいと思うので、ならば物理ディスクを仮想マシンのドライブとして割り当てたらどうか、というところまでは思いつきました。
cf. [ThinkIT] 第2回:ドメインUのI/Oパフォーマンスチェック (1/3)
しかし。
migration の前段階の実験環境は Celeron 850MHz + IDE 40GB という超しょぼい機械。これで物理ディスクをドライブとして割り当てると結構ややこしいことになってしまうのです。
- 同一ドライブの別パーティションから起動しようと思うと、ブートローダは同じものが立ち上がってしまう
- ということは VMware ホストもゲストも同じブートローダが起動する OS を選べと言ってくるので、起動の自動化が難しい(そもそも可能なの?)
というか、マニュアルに
仮想マシンの物理ディスクをホストOSと同じ物理ディスクにインストールすることは絶対に避けてください。
って書いてあるorz1 ということで、
- とりあえず仮想マシンのブートセクタは仮想ディスク上に置くようにする
- 起動時や通常 read, exec しかしないファイルはこっちに置く
- 書き換えるデータだけ追加した物理ドライブに置く
という構成にしました。まぁ実験段階ですし2。migration 先はもう少しまともにディスクの追加とかできる環境なので、パフォーマンス的にもそこそこ生サーバに近づけるんじゃなかろうかと思っています。