PHP 5 への移行はどうしたものかと確かに悩むことはある

PHP is dead … long live PHP! | Dries Buytaert

5 へ完全に移行できるなら絶対に 5 の方が幸せになれるだろうなぁと思いつつ、現状 4 で動いているものを 5 に対応させるのがホネだなぁとか言うのがまずあるわけです。

両対応のフレームワークを使っているとか、ユニットテスト + Selenium で自動化してますということならかなり話は簡単になってくるんだけど、そうじゃない場合は人海戦術しかない。アップグレードでお金が取れる仕事ならともかく、そうでないものは頭痛の種でしかない。

が。

まぁここら辺まではどの言語でも同じような話だろうなぁと思うんだけど。

PHP 5 の数が増えてこないのはみんな単に様子見してるんだと思うんだな。Apache 1.3 がいつまで経っても蔓延っているのと状況が似ていると言うか。Apache は個人的にはもう 2.2 でいいよなと思うんだけど、PHP に関してはみんな 4 のマイナーバージョン間の互換性のなさ、矢継ぎ早のバージョンアップで疲れたんですよ。で、どうしても 5 が信用できない。これが絶対いちばんの理由だと思う。やっと落ち着いた 4 でしばらく安住したいと思ってるの。5 も出だしがよくなかったし。5.2 からは信用できるのかな?という雰囲気はあるんで、そろそろみんな重い腰を上げるかもなーってとこじゃないかな。ただまぁほら、PHP ってロードマップ分かんないから。やっぱ信用しきれないかな。

個人的にはこの間書いたように最近の Web アプリ開発の流れからすると PHP のメリットはかなり少ないんで、これを機に Rails に行っちゃったら幸せになれるんじゃないかとも思っているところ。Rails 風のフレームワークを使うなら Ruby で書けるホンモノの Rails の方が気持ちいいに決まっているもの。ポイントは既存のコードに使えるものがどんだけあるか、ですな。

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