Reminderfox + iCal も難しい
メールドリブンのイベント、タスクについては Reminderfox が便利そうという話は以前からしているんだけど、これのアラーム通知や iCal アプリとしての使い勝手はイマイチなので、これと iCal を組み合わせようと思ったのだけれど、結論から言うとこれは無理。1
iCal 1.5.5 ではカレンダーを PUT するか GET するか最初に決め打たないといけない。日本語に言い直すと公開用のカレンダーと表示用のカレンダーである。
今回は Reminderfox からスタートするので表示用のカレンダーになってしまうが、そうなると iCal 上で細かく時間の調整やアラームの設定をやり直すことはできなくなる。転記して別なカレンダー上でアラーム設定することはできるが、それって無駄くさくね?
逆に公開用のカレンダーにすると問答無用でローカルの情報をサーバ上に PUT してしまうので、別なアプリで書き換えた情報はあっけなく消えてしまう。
ぬー。iCal 2 + iSync なら問題ないのかもしれないけど、そういう選択肢はないしなぁ。
ちなみに Reminderfox 1.5 からカレンダーを WebDAV でエクスポートする際は認証がなくてもユーザー名が必要な様子。ただ、それが分かっててもなぜか予期せぬエラーが頻発するので、WebDAV での保存周りなどはまだ十分なテストが行われていないのでしょうな。
また、iCal 1.5.5 のアラーム機能はやはり予想通りなかなかよかった。iCal のアラームウィンドウは問答無用で最前面に出続けるが、他のアプリで普通に作業できるし、iCal は alarm 用の daemon を持っているので、iCal 自体を立ち上げておく必要はない。これなら Growl とかなくたって十分実用的だ。
惜しい!
あ。Sunbird は読み書きできるな。Sunbird で編集して iCal で通知? 違うな、Sunbird が Growl に対応してればいいのか。それか iCal データパースして自力で growlnotify に投げる? さすがにそこまでやる気はないなぁ。
Reminderfox 1.5 + iCal 1.5.5 だから? ↩