ちょっと時間が取れるようになったので環境を変えることにした。1
- PowerBook G4 12" 1GHz2 + 768MB -> MacBook 13" 2.4GHz + 2GB
- MacOSX 10.3.9 -> 10.5.2
今の機械は中古で買って4年、HDD交換1回、バッテリ交換2回。まぁ頑張ったんじゃないか。
AppleStore なんてない田舎なので量販店で。特にオプションはなし。以下、気づいたこととか。
本体
- でかい。15" じゃなければまぁいいかと思ったけどいざ使い始めるとでかい。画面がでかいのはいいけどモノとしてでかい。
- 質感がよくない。やっぱ Pro の筐体の方が全体的に触っていて気持ちいい。特にキーボードとトラックパッドは確実に落ちる。15" なんて邪魔で使えないと思い込んで我慢しているが意外にストレス。全体的に入力の感度が悪いのかキーの戻りが悪い3のか、自分の思っている強さ、スピードで普通に入力すると漏れがいくつも出る。
- 上と関係して、細かいことだけど、打鍵時の音が少しうるさい。キーボードユニット自体へ伝わった振動であちこちのキートップから音が発生している。この安物め。
- もうちょっとだけ開いてくれないか。前から感じてるんだが、Mac のノートはもう少しだけ開くと扱いやすいんだよな。
- テカテカ液晶は思ったより悪くないかも。まぁ外で使う機会はほとんどないのでその辺は分からないんだけど、画面の明るさも上がってるし、全体的に見やすくなってるとは思う。
- 速い。さすがにこれだけ性能差があれば当たり前。feed消化がぐっと楽になった。4
- アダプタはほんの少し変わっている。今回買い替えたいちばんの理由は実は現行機の PowerBook のアダプタの断線なんだけど、断線した部分はほんの少し強度が上がっているようだった。でもやっぱ ThinkPad の方が断然よくできてるね、この辺は。MagSafe はいいんだけど、こういうところに気を配らないのはやはり Apple クオリティか。
- function キーの配置が変わって、頭を使わないと expose できない。慣れるまで時間が掛かりそう。
OSX 10.5
- 全体的にメタル縛りになったっぽくて、少しいかつい印象を覚える。
- Finder のサイドバーがちょっと邪魔くさくなった。検索フォルダ(スマートフォルダ?)は便利なのかなぁ。Thunderbird で使うことはあるけど。
- Ruby 1.8.6, Perl 5.8.8, zsh 4.3.4, screen 4.0.3, Emacs 22.1 ステキ
- と思ったけど Ruby も PHP も入ってるのに対応する elisp が入ってないのは相変わらずかよ。
- AirMac のインジケータが全然役に立ってない
全体的に Terminal とブラウザ中心の生活なのであんまり変化がよく分からない。Carbon アプリの文字の描画がよくなったって話を読んだ記憶があるんだけど、モニタそのものが違うのでうまく比較できません。
移行
今回は有線で rsync + ssh で今までのデータを転送しておいて5、一つずつ使うアプリを入れて、Library 以下を必要な分だけ上書きするという方法で。昔からアレコレ試したりして無駄が多いので、最終的にそれを削るため。Mozilla アプリの移行は手慣れたものであっという間。拡張まで一気に復元できるのは楽だよなぁ。
入れたのは Camino, Thunderbird, Firefox, CarbonEmacs, CotEditor, LimeChat, EIJIRO Viewer, Flip4Mac, OmniGraffle6, Gimp, MacPorts, MacPorts で shttpd7, lv, nkf, gauche8 くらいか。VLC とか ffmpeg とか NeoOffice とかはあとでいいや。あ、PixelCat はあった方がいいのか? Preview で複数の画像をまとめて閲覧できるね。じゃあ要らない。PowerBook バンドルアプリだった GraphicConverter をほぼ写真の回転のためだけに使っていたけど、Preview でできるようになったから問題なし。おっと忘れていた。ClamXav も。
簡単なもんだ。
実はランチャは sh の alias を使っていて Terminal は開きっぱなしなので QuickSilver とか必要なかったりする。新しく使い始めたのは今のところ SpotLight くらいかな? Panther -> Leopard で結構差のでかい upgrade だと思うんだけど、違和感なく使えるのは OSX のいいところだよなぁ。XP -> Vista でかなり悩んだのとはえらい違いだ。
ハマったのは無線のパスワードをいつの間にか変更していたのを忘れていたことと、X-Chat Aqua を捨てる9に当たって代わりになる irc client がやっぱりなく、LimeChat に行き着いたがまだ納得できていない辺り10か。
しかしアレだね。十分速いと思っていた Fastladder はさらに速くなってちょっとした感動。言うなれば時間を金で買ったって感じか。自分の処理能力はそう簡単に速くならないけど、まだまだ削れる時間があった。
27日は買った日付。 ↩
のつもりだったんだけど、どうやっても867MHzって出る ↩
戻りの悪さは実は MacBook Pro 以外のすべての現行 Apple 製キーボードで感じている。 ↩
リンクが大量にあって非常に長い雑記帖を開いても平気 :D ↩
30GB足らずで2時間くらいかな。ちなみに Windows で同じことをやる場合は IP messenger を使っている。共有の設定とかごちゃごちゃ考えなくていいし、こっちの方が速い。 ↩
act2 で買ったライセンスを使えないようだったので OmniStore で 5 を新規購入。誰か 3 Pro のライセンス要る? ↩
GeekMonkey用 ↩
かっこつけて入れてるだけ。 ↩
たぶん放置されてて本家 X-Chat との差がどんどんでかくなってる。 ↩
なぜか LimeChat はサスペンドから復帰したときとかやたらと nick を変えたがる。 ↩