dom0 と domU の時計が意図せず食い違うケース

以前書いた内容は間違ってたっぽいんですが、あまり見ないケースだと思うのでとりあえず現象をそのまま書いておきます。

えー結論から言うと

dom0 が正しく ntp サーバと同期できていない domU の時計は dom0 とも食い違う可能性がある

ということです。自分はそんなケースを考えていなかったので、あちこち調べた結果

  • domU では ntpd を立てない
  • dom0 で ntpd を立てる

状態にして、まさか ntp サーバが調子悪くなってると思わず放置してたのですが、しばらくして domU の時間がずれているなぁという話になりました。いやー dom0 に合ってるはずなんですけど?って返したら dom0 とも違うなぁということで色々調べた結果ホスティング先の用意している ntp がおかしなことになっている。(Stratum 16 とか言う。)

前回はこの現象を早合点して RH 系 Linux の domU は自分で時計合わせなきゃダメなんだ!と思い込んでしまったのですが、実際にはそうではなく、単に dom0 が時計をちゃんと合わせてくれないと domU は domU で dom0 とは独立して勝手にずれていく、ということだったようです。


で、今はデフォルトの状態のまま1 dom0 でも domU でも ntpd を動かしているのですが、これはこれで変というか。

時計はずれてないけど syslog に ntpd が時計を合わせた旨もエラーメッセージも記録されないのです。10日ほど。ntp の設定を見直したまさにその日にしか記録がない。これはおかしいなぁ。でも時計は正確なのです。

ntpd のエラーってなんか conf に書かないと記録されないんだっけか。LAN 内のものは特に設定しなくてもコマゴマ記録されてるんだよな。この状況はまずいんだろうかまずくないんだろうか。もう一回 domU の ntpd を止めて様子見ようかなぁ。RH 系 Linux はそういうもんなのかな。Debian 鯖と記録のされ方がなんか違うな。

  1. domU で独自に ntp を動かすための設定をしていないという意味です 

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