うん、これは自習にいいかも
週末必死に未読feedを消化しているうちに出会った本。
cf. 2008-09-03 - 思っているよりもずっとずっと人生は短い。
以前取り上げた本は、内容的にはいいんだけど、ちょっと硬派で人によっては拒絶反応が出てしまいかねないのと、学習の過程の設計がそれほど上手ではなく、学習曲線がいびつな感じがしていた。最終的にちゃんと全部目を通せば結構な量を網羅できるが、完全なわけでもないし、実際に手を動かす部分が弱かった。
つまり、これ渡して「はい、これで勉強して」と言えないわけではないんだけど、練習問題不足。こちらで「補助輪」として練習問題を用意した方がいいな、という印象。あと取っ掛かりとしてはちょっと情報量が多すぎる。取り上げておいてなんだけど、どっちかというと教材作りのための資料的な使い方やチョコチョコと断片的に知識を仕入れていた人がブラッシュアップするのに向いてそうな感じだった。
そこにこの これからはじめる HTML&スタイルシートの本 (自分で選べるパソコン到達点) を持ってくるとちょうどギャップが埋まりそうな気配。なんと言っても一冊丸ごと練習問題。
編集はスクリーンショット貼りまくりで個人的には目がチカチカしてきらいなタイプなんだけど、まぁこの方がキャッチーだし、自分がこれで勉強するわけではないので(笑。
何より、本の大きさ、情報の詰め込み具合、一通りのことを順に経験できる内容、といった辺りは非常にこなれていていい感じ。安心して渡せる。まず問題なく一人で最初から最後までやり遂げられて、かつ達成感を味わってもらえると信じられる。もちろん不足分は先日の本や自分で用意した資料などで補ってやる必要はあるけど、最後までやり遂げて成果が出そうっていう辺りが自習教材としてとてもよさげ。
やり始め用の資料を自分で整理とかしてたんだけど、とりあえず初期段階はこれに丸投げしてしまおう。