英辞郎を Linux デスクトップで

Windows では PDIC で、MacOSX では英辞郎ビューアでお世話になっている英辞郎。

伝統的には Un*x で辞書っつったら EPWING 形式なんじゃねーかなぁと思うんだけど、以前一度だけ FreeBSD 上で英辞郎を EPWING で利用できるように変換しようとして挫折した思い出があって、もしかしたらついに英辞郎を諦めなきゃダメかもなぁと考えていた。でも EPWING にこだわらなければ方法はあった。

の二つ。rdic は Ruby で書かれていて、おぉと思ったけど Ubuntu パッケージになっていなかったので今回は sdic の方を使うことにした。Emacs ユーザーじゃなきゃわざわざ辞書のために Emacs を立ち上げようとは思わないけどね。

インストールは他のアプリと同様 aptitude でできるんだけど、このときいきなり CD-ROM 上に英辞郎の辞書があることを前提に、sdic で利用する suffix array の構築に取りかかろうとする。辞書の取り込み用の UI はないのかな?と思ったけど、まぁ取り込もうとしているパスは分かるので、そのディレクトリを作ってご所望通りに辞書データを置いてから aptitude を叩いてインストールした。

機械が遅くて suffix array の構築にものすごく時間が掛かったけど、実際に辞書を引く動作自体は比較的軽い。これでかなり快適になった。やっぱインターネット越しにしか辞書がないなんて考えられない。もっと速く引けないと。

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