しかも古い方は放置だったんで変化に気づかなかった。おいおい。
SimpleTest - Unit Testing for PHP
1.0.1 が出ました。PHP 4.2 から 5.3 までカバーするテストツールですよ、とでかでか書かれているんだけど、左の方にこっそりこのリリースが PHP 4 互換で最後だよと書かれている。つまり、
PHP 4 から 5 の移行に活かせるのは SimpleTest 1.0.1 までだよ
ということ。
※ サンプルを見ると SimpleTest の方にも BDD の影響が出ている気がする。ただ PHP な世界のテストツールでは新しく出てきた PHPSpec なんかも同じなんだけど関数名を Behavior にするアプローチが多い。でもこれ絶対ダメだと思うんだよな。関数名に使える文字には制限が多すぎる。ただでさえ Ruby と違って ? とか使えないんだから。お前ら RSpec の上っ面だけ真似して喜んでるんじゃねえ。
手前味噌な話だけど、自分が預かっている環境で PHP 4 のものはもうない。これは 1年前散々苦労した成果だ。その際、
- SimpleTest によるユニットテスト
- お手製のチェッカ(要は片っ端からスクリプトを起こしまくって致命的なエラーを吐き出させるもの)
が大活躍してくれた。
実は SimpleTest の前に PHPUnit をちょっとだけ使っていたこともあったんだけど、その後すぐ SimpleTest に乗り換えた。理由は
- PHPUnit は PHP 4, 5 の両対応ではなかった
- SimpleTest の方がテスト結果の表示が標準で派手めで、ちょっと楽しそうだったので導入の心理的ハードルを下げてくれた
の二つが大きかった。自分一人だったら 1 だけで十分に移行理由になるんだけど、他の人にも使ってもらおうと思うと 2 の理由も同じくらいに大きなものになってくる。
インストールは今までずっと pearified.com の 1.0 を使っていたんだけど、なんか pearified もこのまま放置プレイな匂いがぷんぷんするので、自前で pear パッケージングしようかなと思い始めている。まぁ、開発環境だけならパッケージングする必要もないっちゃないし、最近流行りのフレームワークは pear 使わないのも多いんだけどね。でも pear パッケージにしないんならせめてリポジトリでちゃんとタグは打っといてほしいわ。svn co は実質 trunk のみとかいやすぎる。