ハヤオキ生活

tdtds ではないが1週間ほど前からハヤオキ生活を始めている。と言っても別にニコ動を見るためではなくて、単に仕事に追いつめられていただけという残念なお話。

だいたい 5:30 から 8:00 くらいまでコーディングしていたんだけど、これがまぁ進む進む。パネェ。ハヤオキマジパネェ。やんごとなき生産性の高さ。

別にテレワークを会社として推進しているとかそういう環境ではないので、この時間に家でやっている仕事は何にもカウントされないんだけど、それでも夜遅く頑張るより絶対朝の方がいいね。まぁ年をとって朝の時間を活かしやすい身体になっただけなのかもしれないけど、夜の時間を引っ張っても生活時間が圧迫されるだけで実際にはたいして仕事は進んでないなと感じた。違いがはっきり分かるくらいに朝の方が仕事が速い。家でやるにしても夜は結局ご飯食べて飲んじゃうから気分だけが空回りして終わる。

朝起きてから使える時間は限られている。だから必ず時間計算しながらの作業になる。ライフハックなんかでもよく言われることだけど、仕事は締め切りを設けてやるのが大切。あと○○分でとりあえずここまでの動作を実現して commit する、という明確なゴールのもとに行う仕事だから生産性が上がるのかもしれない。

気持ちの問題もあるかもしれない。自分はもともとそんなに朝が得意な方ではないので、「起きるぞ」という強い気持ちのもとに「頑張って起きている」。そこで「何か成果が出ないと損」という気になっているのも事実。ダラダラするなんてオレの頑張りに対して失礼すぎる。

また別な効果として、仕事のコードは書いてから実際に活かされるまでの時間が意外に長いのだということを再認識させられた。

趣味で一人で書いているコードはともかく、仕事のコードの commit はやはり他者が読んで分からなければいけない。仕事コードは svn で管理しているんだけど、手元の git のログをそのまま突っ込むのはさすがに乱暴な状態だったので、一つ一つ吟味しながら commit 作業を行った。これが結構時間が掛かる。また commit は基本的に Trac の Ticket と結びついているので Ticket の整理も必要だし、第三者の目と手での検証もしてもらわないとだいたい抜けがあって(ダメじゃん)、それをフィードバックして再修正、全部終わったら deploy という流れになる。書いただけでも長いが実際に掛かる時間も結構なものになる。

で、コーディングの時間は短縮できてもこの部分の時間はあんまり短縮できないんだなということを感じた1し、この部分の時間の見積もりが自分は案外甘いということも確認できた。だからいざというとき Ticket 管理が甘くなるし、結果、ナァナァの部分が増える。たった今書いたことと矛盾するように聞こえるかもしれないが、この手の作業は乱暴にやれば簡単に時間短縮を図れるからだ。

でも管理作業が乱暴になったら意味がない。

コードに対してだけクオリティを求めても最終成果物の運用のクオリティは上がらない。

実に簡単なことなんだけど、朝の2時間がこの気づきを与えてくれた。

ちなみに、仕事が押してたのは一昨日までで、昨日からは 6:00 起きにしている。睡眠時間を削れないタイプなので、それまでのハヤオキは明らかにオーバーペース。6:00 なら持続できるんじゃないかなと今のところ予想している。

  1. どうしても自分以外の人が絡むためでもある 

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