塩漬けにしていたRTMアカウントを活用し始めてから2ヶ月あまり、タスクのタグを活用しようと思い立った。
いや、実はタスクのタグ付けはずっとずっと以前から考えていた。iCal1でスケジュール管理していた頃から、全部のタスクがフラットで、イベント名でしか区別がつかない状態はうまくないなと感じていた。分類をしたければカレンダーそのものを切り替えるしかないというのもちょっと窮屈。
ということで実際にやってみた。
Twitter / wtnabe: 今作ったRTMのタグ。building, buy, …
作ったタグは
- building
- buy
- codereading
- develop
- lecture
- meeting
- operation
- research
- study
- writing
- reading
- develop
- design
- tv
こんな感じ。
タグ付けを試してみた結果、とても具合がいい。
タスク管理としては Trac と RTM の二刀流になってしまっているのだが、Trac の Ticket はあくまでチームで共有すべき課題や情報であり、そこには「どういう性質のタスクなのか」、例えば「bug fix」なのか「問い合わせ対応」なのかといった情報はあるが、「日本語の書き物」なのか「開発」なのか「作業」なのかといった区別は記述しにくい{{fn '記述できなくはないのかもしれないが、たぶん分かりやすくはならないのではないか。' }}。しかしこの記述こそが時間の予測にとって重要な要素なのではないかと最近は感じている。例えば「作業」はかなり正確に予測できるが「開発」は不確定要素が増えるので予測時間には幅が必要、といった具合である。こうした判断の「手がかり」をタグとして表現することで、タスク全体の管理やリスケジューリングの可能性や実施を考えやすくできると思う。
最後に、話はそれるが iCal の感想なぞ。
iCalendar は vCalendar をもとにしており、vCalendar はもともと PIM 上でのスケジュール管理に活用されていたフォーマットなのだが、やはり古さは否めないなーという思いを新たにした。iCal は DAV アクセスを手に入れたおかげで情報の共有にはとても適したものになったけれど、アクションの管理とはやはり違うんじゃないかと今は思っている。
cf.
[追記]
携帯のアドレス帳に Inbox のアドレスを追加した。
記述する場所 | 反映される場所 |
Subject | タスク名(とメタデータ) |
本文 | ノート |
に対応しているらしい。
あとで知ったが、下記のフォーマットでメールからも直接タスクの詳細を記述できる。けど携帯で打っている場合は補完が効くわけでもないのでそこまで凝った使い方はしなくていいような気がする。
[追記]
Remember The Milkが「Smart Add」でさらにキーボードフレンドリーになった - ただのにっき(2009-09-10)
タスクを登録したあとにちまちまタグのところをクリックしてタグ付けしていたけど、そんなこと必要ないってことにこの記事を見て気がついた。
タスク名 #タグ ^期日
で一気に記入できるし、補完も効く。これはいい。
なるほど。ショートカットキーの活用はまだあまり意識していない(むしろまず esc を殺したい)けど、これはいい。
実際には Thunderbird + Lightning ↩