※ CPU を食いつぶしてタスクマネージャが動かない場合のことじゃありません。タスクマネージャの表示する情報だけでは問題解決に役に立たない場合のことです。
タスクマネージャは Windows を管理するうえで最も基本的なツールの一つだと思うんだけど、これ、結構役に立たないことが多い。プロセスという考え方が Un*x と違うからなのか、結局誰が悪さしてるのかが分からないケースが以前より増えているような気がする。1
ということで困ったなと思っていたら以下のようなツールがあることを知った。いやはや、もう Windows のことは分からなくなってきたなぁ。まぁ一人でなんでもできるわけはなく、どこかに力を入れればどこかはもうついていけなくなって当然なんだけど。
話がそれた。
tasklist
Windows XP 以降、標準で使えるコマンドラインツール。
@IT:Windows TIPS – Knowledge:svchost.exeプロセスとは?
これはWindows XPおよびWindows Server 2003に用意されているtasklist.exe(タスクの一覧を表示させるコマンド)を使った例である。
Windows 2000の場合は、サポート・ツール(インストールCD-ROMの\SUPPORT\TOOLSフォルダに含まれるツール集)に含まれるtlist.exeを使えば同様の情報を知ることができる。
と書かれているので、2000 でも若干制限はあっても使えるらしい。
もう今どきクライアントマシンは Windows XP 以降と考えて差し支えないと思うので、どんどん使ったらいいんじゃないかと思った。
ちなみにこんな使い方をしてる人もいて、
バッチ(TASKLISTコマンド)でWindowsのプロセスを監視 - Windowsを使い倒せ
なるほど ps | grep と考え方は基本的に同じですな。
Process Explorer
XP 以降でインストール不要でいきなり動くツール。Sysinternals のシリーズなのでその筋の人にはとっくに有名だったんだと思う。コマンドラインアプリではないので組み合わせて使うのは難しいと思うけど、その分ビジュアルで分かりやすそう。
本気の Windows 管理者ならこいつを持ち運ぶくらいのことはした方がいいのかも。
特にアンチウィルスとぶつかっている場合など。 ↩