Python-FIT 1回目。
会場
今回は
- 福井(自宅) x 2
- 石川(KIT) x 1
の変則的な形に。
目的
Python 初心者も少なくないということで Python チュートリアルの読み合わせを進める感じで、かつオンライン勉強会の方法を模索する。
結果
よかった
- Skypeのグループチャットは Twitter と違って長いコードを貼ることができて、かつみんなが同じコードを見れる。
本当は全部 Twitter でまかなえた方が個人的には楽なんだけど、いきすぎた Twitter 脳は何も考えていないのと同じだね。
イマイチ
- KIT で 3G回線の確保は易しくない
- 学外の人間は自由に学内のネットワークには参加できない。今どき当然。
- Skype のグループチャットはともかく、音声と特に Kogomi を使った画面共有はネットワーク品質に依存する
- オンライン勉強会の進行はネットワーク品質に引っ張られる
- 複数人参加する会場の音声もそれなりに気を使う
- マイク、スピーカーがちゃんとしてないと意味が分からない
個人的には
- チュートリアルは買って読んだ方が楽
ということに気づいた。
内容
あんま進展がなかったとは言え、いきなり脱線して
RubyからScalaに乗り換えた15くらいの理由 - ヽ( ・∀・)ノくまくまー(2010-04-26)
に Python を入れようとしていた。面白かったけど、ちょっと時間掛けすぎたかも。
interactive shell
python の interactive shell で補完する方法がしばらく分からず難儀した。あちこちさまよって見つけた
import readline
import rlcompleter
readline.parse_and_bind("tab: complete")
を実行してなんとかなった。でも毎回こんなもん実行したくないから irb で言う ~/.irbrc に相当するファイルに書いて自動実行すればいいんだよね、と思ったらそういうファイルは存在しないことが分かってがっかり。どうも
PYTHONSTARTUP
という環境変数で明示的にファイル名を与えないとダメなようだ。いやいやいや。指定して実現できるのは正しいと思うけど、より便利なデフォルトを考えようとは思わない文化なのかな?
その後
デスクトップ丸ごと共有できる必要はないし、ぶっちゃけ Python の interactive shell だけ共有できればいいよね、という話をしていた。サイト上で interactive shell が動くサイトあるよね、きっと。あるある。そんなんでいいんだよね。でも Web だと同じセッションを共有することはできないね。
で、帰ってきてあれこれ探していてやっと思い出したのが以下。
ttyだけ共有できればいいんじゃ?
これなら Terminal の様子だけ共有1できる。
これで必要な会場分セッションを作って、それをブラウザのタブで開いておいて、必要に応じて各自が切り替えながら参照するという形でいいんじゃなかろうか。これなら HTTP さえ開いていればいいはずだし、十分軽いような気がする。
まだ次回これでいくと決まったわけじゃないけど、有力な候補とは言える気がする。Skype チャットでコードや結果は共有できてもやっぱ(ほぼ)リアルタイムで動く様子を共有したいじゃない。
音声はやっぱ Skype ?
あとは音声で、これは個人的に感じている問題が二つ。
- 個人でカフェとかで勉強会に参加するのは周りに気を使う
- ネットワーク的に P2P を制限している会場からは勉強会に参加できない
ただ、音声なしでチャットベースだとこれはこれで進行的にはちょっとしんどい。進行用に Ust で音声だけ流すってのもアリなのかもしれないけど、何か大げさな感じがするし、帯域的な問題もあるような気がする。
ネットワークの問題は上の Partty! の作者の音声チャット用のツールもあるんだけど、1 の方はいかんともしがたい。一人の場合は PC 使わないで iPod touch に新しいコード繋いだらいいかな?
ちょっと今度実験してみよう。bluetooth ヘッドセットも1年前の半額くらいだな。安くなったもんだ。
実際には完全大公開。Ust の tty 版みたいなもの ↩