Frontrend in Kanazawa に参加してきた
tDiaryのWiki記法を忘れ始めた今日この頃。おげんこ?
Frontrend in Kanazawa 『10年先のため、今身につけたいこと』 - Frontrend in Kanazawa | Doorkeeper
Frontrendはみんな知ってると思うけど、とりあえずリンクを用意。
Frontrend powered by CyberAgent, Inc.
今回の内容はCyberAgent x DMM.comラボの2本立て。ちょっと異色で内容が多岐に渡っていてとても面白かったと思う。
- リアルタイムのトレンド
- 10年近く実際に生き残ってきた方法
- 緩いルールの中でどう設計を改善し、良くしていくべきか
- 画面の外を含めた改善の話
- ユーザーとは、デザインとは
これを2000円、学生に至っては無料で聞くことができるんだから、お得としか言いようがない。
というのは本当にそう思ってるんだけど、実際には全部真面目に聞いていたかというといろいろあって内職しながらで、まぁ顔なじみの人たちが喋るし、挨拶くらいしなきゃなーということで飲みに行ってきた部分が大きかったりする。
で、この飲み会がまた面白かった。
ツール的な話で言えば、結局のところ JS の流行りのフレームワークで解決できるのって問題のごく一部でしかなくて、例えば AngularJS はキモイうえに AngularJS 使ってても Fat Controller 問題は容易に起きちゃって、オブジェクト指向の原則1とか MVVM の理屈を勉強してない人に新しい道具を与えてもあんま意味ないよねーみたいな話をしていた。今のところ Backbone.js + 何かでいんじゃねーの感はやっぱみんな持ってて、でも規約で縛るのもアリだよね、という感覚を共有できたのは一人でモヤモヤしている地方のエンジニアにとって少しホッとする話だった。2
ブラウザが成長過程にあり、開発ツールもあちこちの概念を取り入れながら進化している最中なので、ぶっちゃけるとフロントエンドはカジュアルでもなんでもないガチな世界に入って行かざるを得ないよなーと思っている。
で、そのうえさらに「使われるもの」にするために画面の向こうのユーザーを理解することが大事なわけで、世界はどんどん広く深くなっていて、最近 Ingress をやっていて思った、「あー世界ってでかいな」という感覚にクロスしていくのを感じていた。
一方でみんなだんだん年齢を重ねてきているので、「人」とか「仕事」とか「居住地」とか「故郷」とか、「組織」とか、なんというか不思議な感覚なんだけど、実際に会って話したのはすごく短時間なのに、みんな昔なじみの友達だったんじゃないかと思うような居酒屋話がとてもステキだった。現場はそれぞれ違うけど、割とみんな同じようなことを思ってるんだなー。だからこそ人と会って話すということをくり返しているんだろうね。
おっさんはおっさんでいろいろなことを感じながら、一方で若い人に高速道路を用意してあげたいということを実にいろんなおっさんが思っている。そりゃもちろん自分たちのブランディングだって考えてはいるけど、今回の話は本当にもっとたくさんの若い人に聞いてほしかったなーということを思いながら、夜中の駅前で Hack しながら帰ってきたのだった。
あ、酔って Ingress やるとケータイ落とすので、基本はやらない方がいいよ。自分は 5s + ケースだったので被害が小さかったけど、裸の 6 が目の前で割れたの見ちゃったから(笑