FreeNAS News野良feedの配信をやめました

たぶん誰も購読してないので影響ゼロなのですが、一応公開していたものをやめるのでエントリとして起こしておきます。

Yapra で FreeNAS News の野良 feed を作った - あーありがち(2008-08-24)

Yapra デビューにもなった記念すべき野良 feed でしたが、

  • 本家サイトがリニューアルして全面的に DocuWiki に
  • 当然ながら scrape して feed を起こす処理は作り直す必要がある

ここで、今度こそ Pipes で作ろうかと思ったのですが、

  • ちらっと見たら News のページがあるんだかないんだか?
  • Wiki の feed は有象無象混ざるので面白くないけど blog を発見

なんかもう、blog の feed でいいんじゃないの?

ということで、FreeNAS については Yapra も Pipes も捨てて本家 blog を追うことにしました。

Acceptヘッダって大事なんだね

今日以下のような現象に出くわした。

ブラウザでアクセス200 OK
RestClientでアクセス406 Not Acceptable

サーバサイドのコードでは 406 なんて吐いてないので debug しようにもできなくてオロオロしていたんだけど、HTTP をよーく見比べていたら RestClient の方は Accept ヘッダが期待より少なかった。あーなるほどね。こういうことね。

今回の確認には以下のツールを利用した。

Firefox + LiveHTTPHeaders

ngrep

LiveHTTPHeaders は恐らくもう常識だし、IE などにもこういうツールはあるみたい。でも特定のブラウザに bind されているツールは当然ながらブラウザ以外の HTTP クライアントでテストしているときには利用できない。そして GUI じゃない HTTP クライアントを使った方がテストしやすいケースって案外ある。

ぜひあなたのポケットにも ngrep を。

何の話だっけ。

情報モラル教育のガイドラインを配布したそうだけど

文科省、小中高の教員向けに情報モラル指導の学年別カリキュラム:ニュース - CNET Japan

配布したそうですって言ったきりでリンクも何もなく、何が起きているのかさっぱり分からないニュースなんだけど、探したらこの辺が出て来た。

「情報モラル指導モデルカリキュラム」の策定について(学校全体での体系的な情報モラル教育の取組のために)−文部科学省

※ 6月分のニュースは現時点ではほとんどないので、とりあえず5月の分。

なんだ情報モラル教育って…。

と思ったら書いてあった。

やってみよう,情報モラル教育  情報モラル教育のねらい

けども。これって火曜の会のサイトだよね…。あれれ? 火曜の会は正確には今回の委託先じゃーないんだけどな。こういうのって、みんなあんまり問題にはしないものなのかしらん。せめて japet.or.jp ドメインでそのまま入手できるようにしておいた方がいいような気がするんだけど。

まぁそれはともかく、情報安全教育と言われたら少しは合点がいくな。交通安全みたいなものだというのは感覚的に分かりやすい。さらにモラルという言葉を使うと「情報」だの「コンピュータ」だのを毛嫌いしている人も巻き込みやすいかもね。

で。

個人的にこの手の話でいつも気になるのは

バーチャルなのは空間だけでコミュニティやコミュニケーションはリアルそのものなんだぜ1

って辺りかな。バーチャル(仮想)という言葉を使って、ネットワークだのオンラインは不健全だ的な方向に話を持って行きたがる人が居るのは分かるが、嘘は言っちゃいかん。逆にそういう意識をまず捨てちまえば情報だのネットワークだのコンピュータだのという言葉に惑わされずに済むと思うんだけど。

嘘や暴言が飛び交っているのはオンラインでもオフラインでも変わらない。ただ簡単に隠れ蓑を用意できるかどうかの違いだけじゃねーのかな。匿名性なんて疑わしいと自分は考えているけれど、匿名になった途端に人格が変わるようなら、それは非匿名の世界での人格がかなり不健全であることをただ裏返して見ているだけだと思うのよね。もちろん安全教育はあるに越したことはないと思うけど、ある人が主体的に加害者になってしまわないようにするっていう部分では何も今までと、えーとネットワークだのバーチャルだのという言葉が出てくる前と、変わらないような気がするんだよな。

基本的に特別な何かがあるわけじゃないよね、こういうのって。

  1. 伝わる情報量は減ってるし、そのおかげで非可逆な部分、えーと簡単に言うと仲直りできる部分が減ってくるとは思うけど。 

みんな実際の問題よりもメタ問題の方が興味あるのか?

先日、Windows のボトムアップのドキュメントがねーなぁという愚痴を書いた。これは少ないながらもブックマークされ、その後 otsune の日記で拾われた結果、そこそこのアクセスがきた。1

その後、間を空けずにデフラグの失敗、sysprep の用語作業について分かった点などを自分なりに結構丁寧に整理したつもりなのだが、これらはまったく無反応である。ブックマークされた形跡はない。

要するに自分のむかついていた問題は Windows 使いの人にとっては問題ですらなかったのか。あるいはすでにバッドであるか否かに関わらず自分なりのノウハウがあって、問題として認識していないか。あるいは、この可能性が高いと踏んでいるんだけれど、みんな現場の問題よりも Web 上のメタ問題の方が興味があって、メタ問題の方が食いつきがいいのか。

今回の件を通じて、現場の問題は、書こうと思う人あるいは実際に書く人がいないという問題もあるが、「読み手」がそれを求めていないということなのかなと感じた。それを感じたのは、ブックマークはされなかったが、自分が文章の中に散りばめたキーワードで「検索してくる人」はいるからである。sysprep の SP2 との互換性の問題やアクティベーションの問題などはやはり引っかかっている人がいるらしく、多くはないがそれらのキーワードで検索してくる人がいる。ということは基本的には需要はあるんだと思う。しかし「受けない」から「拾い上げられない」。

GIGAZINE などでのツールの紹介などは大受けだが、実際に泥臭く試した文章は受けない。まぁ、当たり前なのかもしれないけど、そういうものなんだなぁと改めて思った次第。だからと言って「受ける」ものを書きたいなんてことは思っちゃいないし、ブックマーカーの行動が云々なんていう批判めいたことを言うつもりも毛頭ないし、もっとブクマしてくれよ!なんてことを言う気はさらさらないんだけど、自分が自分の欲しい情報を探すときも多くブックマークされた記事や言及された記事の方が見つかりやすいわけで、なかなか難しいもんだなぁと感じたわけ。簡単に言えば、自分が本当にほしい情報は紹介記事じゃないから。いや紹介記事もなきゃ困るんだけどさ。そればっか見つかっても役に立たないじゃない。prototype.js がすごいですよ!なんて記事よりも、prototype.js のここはいいがここはダメ、これに気をつけろって書いてくれる記事の方が実際にそれを使う人間には有益だし、紹介も兼ねてくれると思うんだよね。

※ それとは別に prototype.js のおかげで prototype プロパティについて調べようと思うとかなり余計な情報が引っかかっちゃうようになって、それも困ったなと感じているところ。さらにタチの悪いことに prototype.js を prototype と省略しちゃう人も案外いるので、そのうち -prototype.js してもゴミだらけになるんじゃないかという危惧もあったりする。

ま、おれはおれのためにおれが検索しやすい言葉でアウトプットを続けていくさ。それはつまり自分で手を動かして納得していく過程だから、いちばん自分の血肉になるんだしね。つかもっとみんなそうしようよ。アルファブロガー、アルファクリッパー、Web2.0系開発者ばかりデカイ顔させていいのか?2

以上、負け犬3の遠吠え終了。

  1. いちばん多かったのは otsune の日記経由。とは言えここは弱小零細サイトなので referer は多くたって数十とかのレベルですが。あと、ブックマークにもコメントがないので結局どういう風に受け取られたのかは otsune の日記以外ではほぼまったく分からないままです。 

  2. 自分がそういう人たちのフォロワーだからその手の情報しか目に入ってこないんだけどねー。 

  3. 何に負けたのだろう? 

aliases を使わない作法へ

以前 Debian 3.1(Sarge) が testing だったときに exim4 でどうにか aliases から pipe でメールを流す方法を見つけたんだけど、リリースされたらまた設定ファイルが変わっていて、どうも設定ファイルとドキュメントが一致していない感じ。例外的な処理を手で書き加えるような使い方は想定されていないと解釈した方がよさげなので、以前

pipe_transport = address_pipe

として

/etc/aliases

ADDRESS "| /usr/local/bin/COMMAND"

みたいにやってたのをやめることにした。exim は filter が充実してるからこっちを使え、こっちを使えとドキュメントでも盛んに言ってきているし、確かに /etc/aliases は使わない方が root 権限に頼らずにフィルタが書けて便利だし安全だ。

で、filter を有効にするにはどうしたらいいのか分からない。最初から有効になってるし off にする必要はないんだけど、なんだか気持ち悪い1。まぁどうせできるだけデフォルトの設定で運用しようって方針2なので、その辺をとりあえず置いておき、

  • filter 用のアカウントを一つ作り
  • .forward で filter 書きまくり
    • (cron からのメールを処理するなら subject だけで判別してよさげ)

という形にスイッチした。気をつけなきゃいけないのは、

  • -bf でテストするフィルタファイルも最初に # exim filter って書いてなきゃいけない

って辺りか。

参考

  1. 自分の調査不足、勉強不足は置いておく 

  2. したがって exim を捨てるという選択肢はない 

モジラ、息を吹き返す——ノキアから開発資金を獲得

まぁほんとに吹き返しているかどうかは別として。一応画像を含めたズーミングの機能は現状でもなんとか実現はできるわな。個人的には CSS Mobile Profile のテストとかがしやすくなると嬉しいような気がする。携帯用のブラウザはデキの悪いものが大量に出回っている(うえにまともな開発環境が揃ってなくて金と時間をやたらと掛けて実機テストするしかなかったりする)ので、Mozilla, Opera のような完全な Web ブラウザ出身のものが 3G の時代を席巻するようになってほしいものだ。

Miech → Sage 実験

Miech がやっぱ予想通り使いやすくないというか、IE コンポーネント系にありがちなゴテゴテ感がどうにも好きになれないので Mozilla の Extension で Sage を試すことに。まぁ Sage には blog クライアントの機能はなく、blogger 系に対応した mozBlog は Firefox には対応していないので Miech と同じ環境にはならないんだけど、なんか別にいいや、そんなの、って感じ。

Yahoo IM 企業向け開発終了

なるほどねぇ。確かに IBM 製の企業向け IM があるなら使ってみたい気はするなぁ。

何より知りたいことは IM を遮断する方法だったりするんだけど、とりあえずほんの少しでも有名な Messenger にミソがついただけで嬉しいよ :-)

さらっと書きすぎ > AirMac Express

from AppleStore Japan

AirMac 4.0ソフトウェアを使用してのベースステーションを管理、ワイヤレスインターネット接続、AirTunesを使用しての音楽再生には以下の条件が必要です。

  • Mac OS X v10.3以降
  • AirMacまたはAirMac Extreme対応コンピュータ
  • Windows XPまたはWindows 2000
  • WiFiに準拠した802.11bまたは802.11g対応Windowsコンピュータ

ということで、「Windows だけで完全に利用できる」ことが確定。逆に Jagaur 以下では設定不能ということも判明。

このエントリのために今日は tDiary スタイルで書く。tDiary の Wiki スタイルで表現力が足りないってー事態がやはり出てきてしまった。上の blockquote の中の ul を Wiki スタイルでは書けない。

FreeBSD 10周年

http://slashdot.jp/article.pl?sid=03/06/21/1752209

自分が初めて入れたのは、、、えーと…。6年前かな? Win3.1 とか DOS とか漢字TALK 7.x とかいじっていた時期かな。第一印象は速い!ってことでした。まともな 32bit OS、まともなマルチタスクに感動したものです。Nemacs と nifty4u+ がしばらくメイン環境でした。

それから MacOS や Windows に掛かりっきりで知識もスキルも伸びていないので今は自分サーバを FreeBSD で立てて勉強し直しているところです。足りないものだらけですわ。

(今年は NetBSD, Ruby も10周年だし、夏には Debian も10周年を迎えます。節目の年にオープンソースの定義を巡る議論があったり、新たなステージへ向けていろいろなものが動き始めているような感じがしますね。)

おいおい > RIETI and CNET

ただのにっき経由

http://japan.cnet.com/news/pers/story/0,2000047682,20055389,00.htm

エキスパートの視点て…。オープンソースって言葉の定義もものすごい大ざっぱに扱って(つーかほとんど切り捨て)分かってないうえに UNIX のソース配布文化の背景も間違ってるし、

どこがエキスパートやねん!

分かってない人間は黙ってましょう。それか分からないなら分からないと言うこと。つーか

研究者を名乗るならもっとちゃんと調べろ

名無しや AC で書くのとはわけ違うんだから。オープンソースって単語は確かに一般の言葉のように扱えてしまうけど、このタイミングで出す文書ならせめて関係する議論は押さえてから出せ。そんなものは基本中の基本でしょうよ。それが研究者の現実じゃないですか?

まぁでもこのネタは奥が深すぎてトーシロさんはおいそれと噛んでこれない部分があるのよね。その辺がこの問題の難しさでもあると思う。有名なプロジェクトだけでももっと真面目に歴史を紐解く必要がある。

一言で乱暴に言ってしまえば UNIX の歴史は権利、特許争いの歴史でもある。おかげで BSD ができ、GNU と FSF が生まれ、オープンソースが台頭してきている。今の SCO の話は流行りの Linux、オープンソースに限られる話ではなく、最も古い UNIX に関する権利闘争の一つでもあるのよ。形を変え、歴史を越えてこの問題が再浮上してきてるってわけ。

まずはこういう話をやさしく紐解くまともな歴史書が要るってことかもなー。

au の Cメール同報サービス廃止

http://au.kddi.com/news/information/au_info_20030616.html

もうほんまに我慢ならん! と思って au のサイトを眺め始めたところ上のような対策が発表されとりました。6月23日より C メールの同報送信機能が廃止になるそうです。

以前は eメール経由での C メール大量送信が禁止になりましたが、その後はセンターに直接ダイヤルアップしないと C メールの送信はできなかったはず。そんな、送信元モロバレでお金も掛かる方法で spam をバラまくのって、商売的にやっていけるのかと他人事ながら心配だった…てよりはもちろん頭にきていたのですが。ま、それも今後は難しくなったので利用者としては嬉しいんですけど。携帯は PC と違って自分にできる対策がほとんどないですから、業者に頑張っていただかないと。

あとは「未承諾広告※」って入れてこないバカたれどもを地道にチクっていくことになるんでしょか。携帯はまだ海外からのはほとんどないから「未承諾広告※」で対応していけんこともないけど、ほとんど海外からくる PC の方は完全に自衛ってことになるんですかねぇ。

ちと調べてみるか。

About

例によって個人のなんちゃらです