LDAP の管理者ガイドを読みながら調べものをしていたら ldapdns つーものの存在を知る。どうせ LDAP はそのうちマスターする気なので、この djbdns をベースにしているらしい ldapdns は管理しやすさやパフォーマンスを考えるとかなりいい選択肢のような気がしてきた。
家庭内 LAN 用 DNS としてはちょっと大げさかもしんないけど、数百台クラスの社内 LAN 用なら悪くなかんべ。
openldap の portinstall の間にメシを食ったらすっかりやる気がなくなり、とりあえず手元のアプリを上げてみることにしてみた。(openldap 用に cvsup したのでついでってことで。)
まずは pukiwiki を cvs update. (すでに checkout 済みなので。)そっからちまちまと自分の環境用にファイルをコピーして設定ファイルの書き換え。途中まともに PukiWiki を見れない時間帯も数十分あったんだけど、構うことなしに作業継続。説教講座本番サーバじゃないし、気楽にエラーメッセージ垂れ流しまくり。
openssh は確認したら最新になってたのでなんとなく不満。(なんでだ。)
screen が 4.0 のβになっててこれがずっと起動時にエラーを出してたので 4.00.02 にする。起動時のエラーが出なくなった。
Apache 1.3.27 → 1.3.29 は 1.3.27 を portinstall じゃなくて pkg_add で入れたので予想通り失敗。例によって /var/db/pkg 以下の pkg_info を強制的に削除してから portinstall. apachectl restart は失敗したので改めて apachectl start で。オーケーオーケー。Windows と違って動いてるアプリをガリッと上書きインストールできるって分かってるとストレスなくていいな。システムの再起動も当然不要だしね。
つーかシステムを上げるって話はどこ行った。(実は 5.2.1 待ちだったりするんだな、これが。)
- デスクトップPCとノートPC、本当に必要なのはどっち? @ITmedia アンカーデスク
- Linuxか、Windowsか @ただのにっき
近いと感じているのでメモ。自分は基本的にモバイラーでノート歴はすでに、、、えーと、そろそろ10年くらいになるはず。基本的にはメインマシンは B5 12" な状態がもう何年も続いている。
1台よりも2台の構成の方が有利な点は多いと思う。冗長性もあるし、長時間高負荷になるような処理でも2台あればもう1台で他の作業を継続できる。バックアップも HDD to HDD の方が楽だし、これを DVD なんかに焼くときも待ち時間を最小にできる。
このとき、1台はモバイルノートであるというのが、個人的な趣味で確定しているんだけど、その OS はと問われればプロプラな OS でいいと思っている。いや、デフォルトで入っている OS を消して Un*x に入れ直す手もあるんだけど、たいていモバイルノートの場合はプロプラな OS でないとダメな部分が残る。例えば TrackPoint のドライバだったり、省電力機能なんかがそうである。これが譲れる部分ならよいが、譲れない部分だったらお手上げである。また、Un*x の作業環境を整えるのは、伝統的な構成のマシンに比べて新しいマシンの方が難しいし、デスクトップよりノートの方が面倒なことが多い。技術が枯れていないという表現がよく使われるが、要するにモバイルノートは枯れていないのだ。
またサーバ寄りのスキルの方がより多くのマシンの作業環境に影響し、長くノウハウが通じる傾向がある。だから自分のマシンの設定に一生懸命になるよりも、同じ時間でできるならサーバ寄りの方が、少なくとも今の自分は楽しい。(クライアントサイドについてはとりあえずやりたいことはもうできているので。これがサーバ側も一通りやりたいことができるようになったらまたクライアント側に戻ってくるんだろうけど。)
まぁこう思えるようになったのも MacOS がまともな Un*x ベースの OS になったり、cygwin の完成度が上がったからなんだろうけど。実際、今は選択肢も多く、かなりいい状態にあると思う。