映像と声
松本被告の判決が近づき、各局で特番を組んでいる。
圧巻は NHK だった。手紙を基本とした声と顔写真とほとんど静止画のような「場所」の映像を中心に構成されたものだが、他のどの局よりも事件の内実に迫っていたように思う。そこには局側の市民への煽動的な要素はほとんどなく、だからこそ恐ろしいほど自分の中に入り込んでくる。自分以外の人間がどう感じるかは分からないが、正直、これがテレビの力かと感服した。クオリティの高い映像と声の持つ力。表現がシンプルだからこそ内容が研ぎ澄まされ、受け手との距離を縮める。自分の中の思考の歯車がやたらとスムーズに回り、様々な思いが去来する。
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