Ruby のエラー
基本的には今扱おうとしているオブジェクトが何のクラスに属しているのかを気にしないといけないという点は、変数に型があることに近い。それを、言語全体のレベルまで(原則的に)破綻なく適用できるから、考え方がシンプルでよいかも。
よく遭遇するエラーは今のところ「そんなメソッドは今扱おうとしているオブジェクトの○○クラスでは定義されてねーよ」だ。最初は戸惑ったが、エラーの出てるオブジェクトのクラスを追跡していけば原因が分かる。よくやるのは print obj.class ですな。長年見慣れた $ がなくてちょっと寂しいコードになるが、よい感じだ。
考え方に慣れるまで時間は掛かるけど、逆に初めから Ruby で OO しか学ばないなら習得は速そう。ただ今度は他の言語を触るときにけっこう苦労しそうだけど。いずれにしても特徴的な言語であることに変わりはない。いろんな言語に触っている人ならそれほど問題ではないと思うが。
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