三たび ruby-list 話

ostuneさんとこ経由

Rubyについて Part12

にある今回の顛末のまとめは分かりやすい。

個人的には

  • そもそも RD ってものがあやふやすぎ(Working Draft なのか仕様が確定したのかもよく分からん)
  • RWiki とかで使ったり Ruby 界隈のドキュメントフォーマットとして標準的に使っているはずなのになぜか RDTool はいつまでも標準配布されない
    • Perl の pod のツールのようにさっさと標準で入れるべきだった
    • そのくせ RDoc はさくっと標準配布になったのはどういうことだ

って段階でかなり間違っていると思うので、ぜひ標準添付していただきたいなぁ。ただこの話をうまく ML に投下する自信はないので、とりあえず忘れないようにここに書いておく。

RD に限らず、なんだかよく分からないふにゃふにゃな状態で不便な思いをしている Ruby User(Not Ruby Hacker) が実はたくさんいるんじゃないかということが、もう少し運営サイドにうまく伝わるといいんですがね。「じゃーお前やれ」だけじゃなくてね。例えば協力者の募集にしたって、何を協力してほしいのか分からなければ集まらないと思うわけですよ。

www.ruby-lang.org のメンテナの話もそうだけど、どれくらいのスキルがあれば手伝えるのかも分からないんじゃ、怖くて手挙げられないもん。スキルだけの問題じゃなくて調整とか必要ってんならそれこそ手伝える人は限られちゃう。例えば別に Ruby に深く commit してるわけじゃないけど、便利に使わせてもらってるし、サイトの保守・運営のノウハウはあるから手伝うよ、って人もいるかもしれない。でもメンテナンスの中に内容の精査が必要なものが入ってきちゃうともうそういうお手伝いは不可能になる。というかそもそも公式サイトのメンテナ不足なんて少しもアナウンスされてないっつーところが問題ですな。人が集まるわけがない。

言語そのものは 10年経ってるけどまだまだ Ruby に commit して publish するコミュニティは成熟できていない。そういうことの一端が今回表に、少し過激な形で出て来しまったってことのような気もする。

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