FreeStyle Wiki 4 と PDF 関連の機能
[Fswiki-dev] FSWiki 4.0のコードベース
FreeStyle Wiki はあまり真面目に使い込んだことが実はないのだが、PDF の生成が最初っから組み込まれていることに感心したのはよく覚えている。これは自分が Wiki をコミュニケーションツールとしてではなく、コラボレーションツール、もっと言えばドキュメンテーションツールとして捉えているからである。(だから頑張って印刷用 CSS を作ったりする。)Wiki はとても便利だが、印刷資料を重んじる文化は残念ながら根強く、往々にしてパワーの強い側がその文化圏内に居ることが多い。だからきれいな印刷が得られる Wiki はとてもユニークで存在意義があると自分は思っている1。
しかしこの、今もって独特の実装の一つである FreeStyle Wiki の PDF 関連の機能が、オプショナルな扱いに変わるかもしれないくらいに足かせになってしまっているってのは知らなかった。まぁ最近はクライアントサイドで無料のツールを使って PDF が作れるようになってきているし、Wiki の機能としては需要はあまりないのかもしれない。自分としても Firefox 1.5 で OS X でもヘッダフッタを操作できるようになればそれでいいかも。2
FreeStyle Wiki は実は PukiWiki よりずっとページの管理も考えられているし、機能的にはあんまり不満はないんだよな。記法以外は。
More
Recent Posts
- » ものぐささんのためのTypeScriptを使いつつGASでも使えるライブラリ開発環境
- » quickjs.rbでRubyの環境からJavaScriptのロジック(I/Oのないコード)の動作結果を得る
- » kintoneからエクスポートしたCSVデータの変換ライブラリを作ってみた
- » MCPメモ
- » Mermaidの大きすぎる余白を調整する方法の一例
- » LLMアプリをLLMを使いながら作ってみた
- » Gemini Advancedでもうゲームが変わっていた
- » 今さらLLMのモデルの違いとプロンプトエンジニアリングについて
- » Bundler環境でIRBでもLSPでもドキュメントを利用する方法
- » Ruby 3.2と3.3のirb historyの扱いの違いと対処方法