2005-11-19

何かの拍子に文字が入らなくなる

OS X を使っていて、何かの拍子に通常の文字入力に利用するキーが入らなくなるという症状にハマることがある。そんなにしょっちゅう起きるわけじゃないから放置しているんだけど、なんだか気持ちよくない。2台使っていて2台ともで起きるので機械に固有の問題じゃないと思う。

通常の文字入力には使わないキーの組み合わせなので command + tab なんかは普通に使える。でも command + q はできない。いちばん困るのは emacs -nw で作業しているときで、こいつはどうすることもできずに terminal ごとお亡くなりになっていただくしかない。remote で screen 使ってれば auto detach の恩恵に預かれるが、local だとどうしようもない。emacs だから自動でどこかに保存されてるさーと思ったときに限って文字化けしていて復旧できなかったりする。1

なんだろ、これ。PowerBook + 10.3.x + ことえり固有の問題なのか、OS X では漏れなく発生しうるのか。ちなみに、アプリは問わず全体的に入力できない。NumLock の on/off とも関係ない。つかどうにかこの状態を脱出できないものか。今のところログオンし直せばいいってのは分かってるんだけど、前述のように emacs -nw のようにマウスで保存作業を行えないアプリのデータを殺したくない。短ければマウスでコピペできるかもしんないけど、そんな軟弱な方法やだ。

  1. w3m + Emacs という組み合わせで、ファイル名を明示的につけずに作業していたりするのがいけないんだろうけど。 

まこと先輩は高橋さんだ

第2回 誰でもWeb管理画面に入れる気前のいい会社 ("星野君のほのぼのWebアプリ改造計画", @IT)

このいつも不在の不良社員高橋さんこそがまこと先輩の正体なのだ! スパハカはこの中に居る!

……。

というかこの会社、それなりに Web アプリやセキュリティを知っているその同僚や先輩がシステム組めばいいのに、何やってんだとか思うのはダメですか。

まぁ Web の場合は見た目ばっか気にされるので中身ぐちゃぐちゃってのはよくある話ですが。しかし新人の星野君はローカルの実験環境で Perl + DBI + ほげほげな環境をよく再現できたな。慣れ親しんでいたのは PHP じゃなかったのか。@IT のこの手の連載に出てくる新人君は何も知らないくせにアプリのセットアップとか使い方への習熟とか尋常じゃないスピードでスキルアップしていく、すごくアンバランスな人材がいっぱい出てきてビビる。

サーバ上には、「Admin」以外にも「test」「old」などという名前のフォルダがたくさんあった。おそらく、バックアップなどの目的で置いているのだろう(※1)。

from 2ページ目

の辺りは懐かしすぎて涙が出ますねー(棒読み)

技術の必要性を現場が分かってなきゃどうしようもないというか

切込隊長BLOG(ブログ) - 本当に技術が必要とされる現場にgeekがいない

へー。

普段読んでないんだけど、面白い。

まぁ geek とかそういう言葉を持ち出さなくても、技術の分かっている人がいないと不幸を生むというのは、今の世の中あちこちにあるわけで。でも利益を生むかどうか分からないから技術者を飼っている組織ってやっぱ多くはないわけで、必要になったときにレベルの低い(競争のない世界にレベルの高い業者がいるわけない)外注に丸投げしてダメダメなシステムが導入されてものすごく生産性が落ちたりするわけですな。

証券取引所とか空港関係みたいなシステムだと落ちると目立つけど、毎日何度も不調になったり、メンテナンスしてもちっとも性能が改善されないとか、あげくクライアント側が固まりまくってどうにもならなくなるようなシステムは田舎には実はゴロゴロしてたりしなくもないわけですよ。使いものにならないシステムで恐ろしく生産性の低い仕事をイライラしながらこなしている人は不幸だなと思いますが、実際には内部に技術の分かる人が少しでもいれば、これはおかしいとかもっと早い段階で気づけて、最悪の現状を回避することはできていたような話だったりします。言い方は悪いけど自業自得って言うかね。

なんか話の軸がずれちゃったけど、みんな多少は技術者飼っといた方がいいと思いますよ、という話、なのかな。普通の待遇でたまたまパソコン詳しいから兼務、とか、せめてそういうのはヤメロ。

アジャイルの話を Web で眺めているのは嬉しくて楽しくてとても気持ちがいいけれど、現場のひどさはアジャイルの三世代くらい前というか、なんだ、HDD やオンラインが当然の今の時代に tape read error 頻発みたいな、そんな悲惨な状態を想像してちょうどいいくらいの、それでもそれをおかしいと気づけない、あるいは気づいててもどうにもならないと諦めているような人たちがイライラと毎日を過ごしているような、そんな感じだったりします。おわり。あ、自分とこの話じゃないです、念のため。聞いた話ね、あくまでね。

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