安パーツで高可用性 PC サーバ

最近の USB メモリって安いんだなぁって思ったのがきっかけ。もう最近の USB メモリは特別にダイエットとかしなくても、デスクトップ環境さえ作らなければ普通の Unix がそのままインストールできるサイズなのね。すごいな。てことは、

  • USB knoppix みたいな感じで、コンパイルとかディスクアクセスがあまり必要のないディストリビューションを USB メモリに入れる1
  • IDE でも SATA でもいいからホットプラグできるリム−バブルケースでディスクを仕込んでそれを mount する
    • さらに NFS などを使ったディスクの冗長化を行う2
  • サーバは仮想化してマシンから独立させておく
  • 安物でいいので予備機、予備ディスクを準備しておく3

を組み合わせれば、安い PC ベースでもけっこう可用性の高いシステムが作れるんだな。最近のプロセッサは省電力にも気を使ってくれるし、仮想化支援もやってくれるし、なんか、ものすごくとてもいい時代になってきたんじゃなかろうか。

ただしリビングの自宅サーバの場合はこのうえにさらに静音と場所を取らないという要求が増える。特に場所を取らないという点については機械が冗長になったらほぼアウトなので難しいのだなぁ。

  1. Xen ホストにするなら Debian がいいか? Fedora を入れて GUI でグリグリするのはさすがにつらいだろう。 

  2. LVM とか ZFS とかまだよく分かってねっす。ほんとは iSCSI とか言えればかっこいいんだろうけど、まだ高いし、Xen 3 は NFS 上でも Live Migration できるらしいじゃないの。 

  3. 電源が二重化されているような機械は高いので、安いものを複数用意する作戦 

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