思い立って simple delegator もどきを書き始める
PHP で、なんつーか、filter 構造のオブジェクトが欲しくなり、自分の持っていないメソッドがあったら委譲先に丸投げする1という潔いクラスを作って、Ruby のマニュアルで見かけたことのある simple delegator という名前をそのまま拝借して付けてみた。
その後、実際にメソッドが定義されているオブジェクトのリファレンスを返すメソッドと、定義されているメソッドを移譲先のオブジェクトごとに一覧してくれるメソッドを追加しておしまい。2
たったこれだけなんだけど自分が思っていた以上に便利だ。
こいつをさらに wrap して今度は手で通常の委譲をしてやると、中ではどこで定義されているかによらずにメソッドを自由に呼べて、外からは限られたメソッドしか呼べないというオブジェクトができあがる。
もしかして PHP 5 ではこんなの普通ですか? まぁいいや。
More
Recent Posts
- » Gemini Advancedでもうゲームが変わっていた
- » 今さらLLMのモデルの違いとプロンプトエンジニアリングについて
- » Bundler環境でIRBでもLSPでもドキュメントを利用する方法
- » Ruby 3.2と3.3のirb historyの扱いの違いと対処方法
- » Result型とRailway Oriented Programmingをめぐる旅
- » dry-operationのススメとエラー情報をViewまで持っていく方法の模索
- » aligach.netのRubyとViteをバージョンアップした
- » ViteRuby 3.7.0は起動方法のデフォルトがnpx経由になった
- » GmailからSpreadsheetとGoogle Driveへ書き出すGASライブラリを作った
- » 面倒くさがり屋のためのTypeScript環境