クライアントサイドで dnsbl を使った URL フィルタリングを自由に選べたら便利かも
特に PHP の調べものをしていてたまらなく腹が立つことに、マニュアルを丸々そのまま公開しているサイトが意外に多いという事実があります。
これね。邪魔なだけ。
本家と同じかそれより古い情報が大量に存在しているだけでメリットがない。例えばある関数にどこかのバージョンでバグがあるか調べようとしても、とにかくこのマニュアルばかり引っかかって欲しい情報になかなかたどり着けない。本家の php.net にしかマニュアルがなければ検索のキーワードに
-php.net
と書き足すだけで除外できるのに、劣化コピーが大量にあるおかげでこの方法が通用しない。
そこで除外したい URL の情報をどこかのサーバに dnsbl で置いて、特定の内容の検索を行いたいときにユーザーがどの dnsbl を利用するか指定して利用できたら便利かなと。URLフィルタリングとしては有害情報なんかと同じ発想。(ある意味本当に有害だし。)
dnsbl と言っているのは、共同でフィルタリングしたい URL を管理しようと思ったら dnsbl の方法がいいのかなと思っただけで dnsbl でなきゃいけないという理由はないです。Greasemonkey とかだけでも似たようなことはたぶんできるんだけど、随時アップデートされる URL リストの反映が面倒になるので、やっぱ dnsbl がいいのかなと。例えば上のような場合は
phpman_copys
みたいなリストにコピーを公開している URL の情報があれば、それを指定して検索1したときに自動的に余計なマニュアルを除外してくれるようなイメージ。
あれか、ブラウザとは別にプロキシ立ててる人はそっちで dnsbl を利用できるようにすればいいのか。あーそうすれば Greasemonkey 依存にならないということで Camino 使いの自分はプロキシで解決した方がいいのかもしれない。dnsbl のメンテとプロキシの方でリストを指定する UI をどうやってまとめるのかが面倒くさそうだけど、とりあえず何か一つクライアントサイドで利用できるプロキシをマスターした方がいいのかな。
この辺の UI をどうやって実現するかは考えてません。 ↩