Webby で静的サイト作成
Rake の練習課題として以前調べておいた
を試そうかと思っていたんだけど、ちょっと調べたら
を見つけた。こっちの方がいいかもしんない。
rote は
- Textile などで書かれたコンテンツファイル
- メタデータを記述する rb ファイル
が分離していたんだけど、webby ではこれが一つのファイルにまとまっている。フォーマットはこんな感じ。
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RFC822 風のメタデータ
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Textile などで書かれたコンテンツ
コンテンツの処理は filter で指定する。filter には Textile などの書式の他に erb も指定できるので、コンテンツの中に Ruby で扱える変数や処理を自由に埋め込むことができる。これは便利だ。
使い方
Rails のように webby-gen コマンドでサイトのひな形を作る。このとき指定できるのは 0.9.3 で
- blog
- presenation
- tumblog
- website
の4種類。それぞれ適した task が利用できるようになる。
blog
試しに blog を作ると task に
blog:post
ができて、これを呼ぶと呼んだ当日の年月のディレクトリを
YYYY/MM
で掘る。blog:post 時に path の入力を求められるが、これを入れて
YYYY/MM/path
なエントリになる。Type Pad 風というか海外の blog ツールで最もポピュラーな URL かな。
website
これが website になると
create:page
になる。
deploy
Capistrano ではないけれど rsync などを使った deploy も行える。ただし ftp では行えない。うーん、もったいない。ftp に対応すれば使えるシーンはたくさんありそうなのに。ま、output したものを sitecopy などで mirroring すればいいっちゃいいんだけど。
autobuild
面白い機能として最後に autobuild を紹介しておく。このタスクを実行するとファイルの更新を監視して自動的に HTML の出力を行ってくれ、なおかつ WEBrick で serve してくれる。
正直、このツールに興味を持つ人は自分で Web サーバくらい立てられる気もするが、そうでない人でもこの autobuild を利用すればサイトの検証を行いやすい。