Array#map {}.compact と Enumerable#select
なんかずっと混乱していた。
一文で言うと map は加工済みの結果を返せるけど、select のブロックの中身はあくまで一つ一つの要素そのものをふるいに掛けるためのものでしかなく、加工済みのデータを返すことはできない。
map の例
irb(main):001:0> (1..5).map { |e|
( e % 2 > 0 ) ? 'e' + e.to_s : nil
}.compact
=> ["e1", "e3", "e5"]
select の例
irb(main):002:0> (1..5).select { |e|
( e % 2 > 0 ) ? 'e' + e.to_s : nil
}
=> [1, 3, 5]
これは以下とまったく一緒
irb(main):003:0> (1..5).select { |e|
e % 2 > 0
}
=> [1, 3, 5]
分かってしまえば当たり前なんだけど、いざ書いてみると不慣れなときは何が起きているのかよく分からない。なんか久しぶりにこの感覚味わった。
More
Recent Posts
- » Gemini Advancedでもうゲームが変わっていた
- » 今さらLLMのモデルの違いとプロンプトエンジニアリングについて
- » Bundler環境でIRBでもLSPでもドキュメントを利用する方法
- » Ruby 3.2と3.3のirb historyの扱いの違いと対処方法
- » Result型とRailway Oriented Programmingをめぐる旅
- » dry-operationのススメとエラー情報をViewまで持っていく方法の模索
- » aligach.netのRubyとViteをバージョンアップした
- » ViteRuby 3.7.0は起動方法のデフォルトがnpx経由になった
- » GmailからSpreadsheetとGoogle Driveへ書き出すGASライブラリを作った
- » 面倒くさがり屋のためのTypeScript環境