KUROIGAMEN恐怖症にrack-webconsoleはいかが

なんか debugger を調べていたら見つけたもの。

codegram/rack-webconsole @ GitHub

何をするものか

jQuery を使って rails console をブラウザ上で実行するもの

です。なかなか面白いでしょ。

使い方は簡単、jQuery をすでに使っていることが前提ですが、Gemfile に

gem 'rack-webconsole'

を追加して bundle install して、アプリケーションの設定ファイル(例えば Rails.root.join('config/environments/developmen.rb'))に

Rack::Webconsole.inject_jquery = true

と書くだけ。

適当なページを開いてキーボードの [ \` ] を押すと console が開きます。これは rails console そのものなので、

Model.find(1)

みたいな操作が普通に行えます。

誰に向いているか

terminal や screen などに慣れていないと rails console は場所をとって扱いにくいシロモノかもしれません。その点、エディタとブラウザで開発を進めるタイプの人にはこれはフィットしそうです。

ただし、IDE を使う人は IDE から console 開けそうなのであまり関係ないような気もします…。remote の console をどうしても terminal 使わずに開きたいとかいう要求があるなら分からんでもないですが。

イマイチなところ

  • 履歴は遡れるが補完はできない

そりゃ tab はとられちゃってますもんね…。

よく分からなかったところ

  • rake が使えるかのようなことが書いてあるんだけど、すでに console を開いてるので無理なのでは
  • Sinatra でも動くようだが思ったように動かせなかった

どなたか分かったら教えてください。

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