Vue CLI 3 の用意する設定は現時点では確かにベストの形に近く、かつカスタマイズもそこそこしやすいのでとても助かる。生で Webpack と戦う気はなく、かつ Vue.js に振るのは決定しているという状況なら間違いなく Vue CLI 3 から始めるのがよいと思う。以前 v2 を試してみた時とは比べものにならない。

  • Webpack 4 の zero config は「command line option で賄える、そこにある程度 default が用意された」程度の意味であって、信じてはいけない
  • Vue CLI 3 の言う Webpack 設定の抽象化は Nuxt.js v1 よりもスジがよい感じ
  • 大変なのは loader 設定であって、そこから解放されるだけでも十分価値がある
  • よく使われてる plugin や webpack-merge, webpack-chain の知識が手に入るのはありがたい
  • vue ui マジ神
  • vue-cli-service inspect マジ便利

特に最後の inspect は隠されていた情報がちゃんと見えるようになって、今の挙動に何の設定が関与しているのか、を追えるようになるのがとてもよい。Nuxt 1 を使っていた時はここに苦しめられた記憶があるので。

Webpack が 3 から 4 になって良くなったことは分かってないけど、Vue CLI が 2 から 3 になったのはマジライフチェンジング。

※ 個人的には CopyWebpackPlugin お前勝手に何しやがるという気持ちが芽生えました。そういうのは見えるように vue.config.js に置いておくべき。

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