富山Ruby会議01に参加してきた
Ruby会議に参加するのは Final 以来なので、実に8年ぶりなのです。
The Final RubyKaigi は Kanazawa.rb をやろうと思った大きなきっかけの一つになった「アンチぼっちランチ」のあったイベントです1。
あの頃はずっと悩んでいた。あれから8年、懇親会で、進行から外れてゆっくりあちこちのテーブルを楽しむ @kakutani さんと「いつぶりでしたっけ?」「Finalです」「えー? いつ? 10年前?」みたいな話ができたのは富山Ruby会議01のおかげです。ありがとう。
今回はほとんど地元みたいな富山で、喋る側になって参加したので、前回と感じることはずいぶん変わっていました。
若い子が増えた
自分が歳をとったのだからある意味当たり前なのだけど、いや、それって Ruby コミュニティがまだ代謝してるってことだからね? これはやはり大きいですよ。金沢ではなかなか感じることができないんだけど、まだ Ruby コミュニティはちゃんと代謝していました。すごい。2
地域エンジニアコミュニティの「広がり」の難しさ
今回、01 ということで、Ruby はそんなにあぶなっかしくも怖くないし、Rubyist はあたたかく迎え入れてくれるよというメッセージが(特に前半は)多かったのですが、これは裏を返すとまだまだ地方ではそういうメッセージが必要なのかな? という風に受け取ることもできます。まーそらそうかもしんない。もう自分にとっては当たり前になって久しいことも丁寧に説明されている様子を見て、こういう基礎的な部分も定期的に必要なのかもしれないなーと思うことができました。
懇親会では 02 どうしよう、今後どうしていきたいか悩んでいるという話の流れの中で「実は Hokuriku.rb ってあったんだよ」という話もできました。「規模を追わずにコンパクトにしつつ、裾野を広げるために、何より自分たちが楽しむために内容は絞らない」という Kanazawa.rb の選択は、kanazawa.js や Hokuriku.rb という先輩がいたから導出できたものなのです。これを伝えることができて本当によかった。Hokuriku.rb も富山生まれなんだぜ。
ハードコア部隊はやはりよいね
Final RubyKaigi の時、理解できるか分からないけど飛び込んだセッションを思い出しました。
- RubyVM の話
- Ruby AST の話
- mruby parser/generator の話
こういう楽しみ方もいいよねー。
ライブコーディングは鬼門だけど(笑)