Wedata のお勉強
以前から名前だけは知っていたけれどイマイチ実体のつかめないというか、イメージをつかめないでいた Wedata について調べてみた。
結論から言うと下のリンク先を読め。以上。
さすがにあんまりなので自分の言葉で簡単にまとめ直すと、
- データベースとアイテムという単位があり、これは一般的な RDBMS で言うところのテーブルとレコード(名前がついている)のようなものに相当する
- 読むのは自由、書くには OpenID での認証が必要
- アイテムに key と value の組み合わせからなるデータを保存できる。ここは DBM 風。
- ブラウザからも API からもこれらを CRUD できる
で、このアイテムの key と value の組み合わせに自分なりのルールを作って API から叩くと、Web 上にデータベースがあるように使えるというもの。それが Wedata、のはず。
ただデータベースと書くのは語弊があって、API からは内容で検索とかはできない。あくまでデータベースの一覧やアイテムの一覧が取得できるだけ。Web 上ではデータベースの description で検索したりアイテムの名前で検索とかできるけど、これも API ではできないんじゃないかなぁ。やってみてないけど。で、検索なんかは結局ローカルというかクライアント側で実装する必要がある。
Wedata はもともと AutoPagerize という Firefox extension で利用する情報を Web 上に保存する目的で Wiki の代わりに作られている。Wiki には基本的に Wiki 記法以外に構造を表す手段がなく、この構造も文書に特化している。自分も Wiki は好きで比較的なんでも Wiki にすればいいじゃんと思ってしまうが Wiki は Wiki で不便だよなぁとも思っていた。それがこの構造の部分。Wedata はそこをうまいこと DBM 風にして解決しようとする試みなのだな、きっと。
More
Recent Posts
- » Gemini Advancedでもうゲームが変わっていた
- » 今さらLLMのモデルの違いとプロンプトエンジニアリングについて
- » Bundler環境でIRBでもLSPでもドキュメントを利用する方法
- » Ruby 3.2と3.3のirb historyの扱いの違いと対処方法
- » Result型とRailway Oriented Programmingをめぐる旅
- » dry-operationのススメとエラー情報をViewまで持っていく方法の模索
- » aligach.netのRubyとViteをバージョンアップした
- » ViteRuby 3.7.0は起動方法のデフォルトがnpx経由になった
- » GmailからSpreadsheetとGoogle Driveへ書き出すGASライブラリを作った
- » 面倒くさがり屋のためのTypeScript環境